なんか怖い話して

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なんか怖い話して
http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1438879304/

1: 名無しさん@おーぷん
リビングのクーラーが壊れて暑いんですよ






2: 名無しさん@おーぷん
おまえのフォルダの中家族に見られてたぞ


3: 名無しさん@おーぷん
エアコンない2階にいるおれよりまし
くだらない話も聞きたい


4: 名無しさん@おーぷん
てかお前ら後ろ大丈夫?


5: 名無しさん@おーぷん
くだらない話なら腐るほどあるわ


6: 名無しさん@おーぷん
俺が小学生の時ね

比較的仲良かった低学年の子と下校中ね、あるものを見つけたのよ


11: 名無しさん@おーぷん
そん時ツバメが空飛んでる季節でさ

そのツバメの巣の下にツバメの雛が落ちてて鳴いてたのね
羽毛もちゃんと生えててツバメらしい姿の小さい雛


17: 名無しさん@おーぷん
まだガキンチョだった俺とその低学年の子は
「危機に晒されてる命を助けなきゃ」という正義感もあったけど
それより「可愛い、飼いたい」っていう気持ちのほうが大きくてさ

当時被ってた愛用してた帽子にその雛を入れて持ち帰ることにしたのよ


28: 名無しさん@おーぷん
確か小学4年の頃だったかなぁ
まだなんの知識も無いからその雛を無許可で保護するのが犯罪だとは知らなかったわけだ

俺と低学年の子は帰り道ず~っとその雛を撫でてさ喜んでたわけだ


47: 名無しさん@おーぷん
で、俺とそいつはある問題に気付いたのね

俺の家もその子の家も産まれたばかりの赤ちゃんがいる
野鳥なんて拾ってきたって親に反対され飼えないだろうとお互い予想したのよ
散々そいつとの分かれ道でどっちが引き取るから議論した結果
とりあえず一日目は年上の俺が預かり明日クラスで飼ってくれる人がいないか聞き
見つからなかったら二日目はそいつの家で飼うってことに決定したんよ


64: 名無しさん@おーぷん
ちなみにその雛の名前は「ブラック」ね
低学年のネーミングセンスだから今思えばダサいけど

んで一日目、親に怒鳴られはしなかったけどまぁ、説教されたのね。
でも説教しながらも俺の動物愛を認めてくれて

捨てることもできないってことで親は靴箱用意したりミミズ拾ってきてくれたのよ


68: 名無しさん@おーぷん
その翌日

雛の鳴き声と共に朝起きて、学校行く前に餌やりしたりして朝も愛でたわけだ

そん時可愛さあまりに膝に乗っけたら俺の太ももにクソ垂れやがってさ
可愛いから許したけど


73: 名無しさん@おーぷん
学校行ったら大した存在でもないキョロ充みたいな俺が

可愛い雛連れて来たってんでクラス、隣クラス共に大騒ぎ
見物人がわさわさやってきて囲まれたりしたわけだ
先生も俺の動物愛を認めてくれて学校にも持ってきていいと許可出してくれた

俺はとりあえずクラスの連中に片っ端から聞いた「お前の家でこいつ飼えない?」
やっぱりみんなガキンチョだからさ、反応は「今日帰って親に聞いてみる!!」だったんだ。


77: 名無しさん@おーぷん
そしてその日は休み時間ずーっとその雛
ブラックを撫でて黄昏たりして過ごしたのよ

そして下校、今度は約束通り下級生の子の家で預けてもらうことになった
さみしかったけど
産まれたばかりの弟も大事だし
ペットじゃないんだからガキンチョなりには我慢した


82: 名無しさん@おーぷん
翌日、みんなの返答が来たけど当時の俺にとっちゃ予想外の返答ばかりだった

「ごめん、うちでは飼えない」
「母ちゃんがダメだって」
「俺の家でも無理だわ」
今となっちゃ当たり前の反応だし、もし俺に息子ができたとしてその息子が「◯◯くんがツバメの雛拾ってきて飼い主募集してるんだって!ウチで買おうよ!」なんて言ってきても普通に断るわな


83: 名無しさん@おーぷん
仕方が無いので俺はある女子に必死に頼んで見た

その女子ってのは、ブスでまぁ結構ウザいやつ
男子からすげェ嫌われてた女子なんだけど、以前遊び相手欲しがってた頃そいつに誘われ家に言ったら
鳥をめっちゃ飼ってたのよ


84: 名無しさん@おーぷん
鳥飼育経験あるお前の家なら安心できる!
こいつを引き取ってくれないか!?

って必死に頼んだわけだ
そしたらそいつ、引き取ってくれたのよ

そん時、普通鳥の飼育経験があるんだから俺が言わなくても良かったんだけど
餌のやり方を説明したのね、いっちょまえにペットショップの店員気取りたかったわけだ

「必ずミミズをあげてね~」「捕まえ方なんだけどミミズ触るのが嫌なら袋を手にはめてミミズを掴みそのまま袋を裏返すと袋の中にミミズが入るから~」


86: 名無しさん@おーぷん
そしてその日は下級生と一緒にその雛ブラックとお別れして家に帰ったの

親も「引き取り手が見つかって良かったじゃない」と慰めてくれた。


87: 名無しさん@おーぷん
それから数日経った
たま~に雛のこと気にかけながら

いつも通り学校生活を過ごしてたある日の下校中
悲しげな顔した下級生が俺に話しかけてきた


88: 名無しさん@おーぷん
下級生の話だと
預けた雛は死んだらしい


89: 名無しさん@おーぷん
「雛は僕の家の近くの公園の木の下に埋めた」

その下級生の家と俺の家は近かったし
その公園もちょうどその間にあるようなもんだから下校中寄り道してその公園に言ったら

ブラックって書かれたアイスの棒が土に刺さってた


91: 名無しさん@おーぷん
その日の夜は凄い泣き

翌朝預け先の女子に問い詰めたんだよ。
下級生の話では死因は餌付け中に窒息したのが原因だとか

その女子鳥を買ってるんだがその鳥の餌付けの仕方が
一度口に含んだバナナを細かく砕いたビスケットにつけ食べさせるやり方らしい


92: 名無しさん@おーぷん
でも、それは大人の鳥だし大型では無かったが子供の俺から見たら結構でかい鳥だったのよ
まぁ、多分中型かな

で、その中型の鳥の餌付け方法を
マヌケなことに雛のブラックにやったらしい

そんな事したら喉詰まらせるわな
ミミズをやれって言ったのにどう危機間違えればバナナビスケットになるんだか

でも当時の俺は結構カースト的には下の位置にいるキョロ充
その女子はクラスのガキ大将の側近みたいな奴だったブスのくせに

結局強くは言えずに適当にはぐらかされた


93: 名無しさん@おーぷん
立ち直るのには3日くらいかかったな
結構可愛がってた雛だし
俺は動物、特に鳥が凄い好きだったし

復讐も考えたけど結局妄想で終わり
週が変わって月曜日


94: 名無しさん@おーぷん
クラスのガキ大将が巣から落ちてたツバメの雛を拾ったらしく

学校に持ってきた
ガキ大将はクラスの女子とかに囲まれていい顔してたよ

そいつは俺が拾った雛殺したブスを含め仲良い側近を飼育係にして雛を飼い始めた

飼育経験のある俺は抜きでな


95: 名無しさん@おーぷん
案の定その雛はすぐに死亡

そん時、給食中だったんだがいきなり呼び出され雛を見せられた
「なぁ!!これ死んでるの!?」
聞くまでもねーよ
体の力は抜けてる目は閉じてる息はしてない
一目見れば死んでるのわかるだろうけど、それを信じたくなかったのか俺に尋ねて来たわけだ

俺は適当に触って「死んでる」って告げてやったよ


96: 名無しさん@おーぷん
ガキ大将の雛が死んだ日の翌日

今度はすこし険しい顔した下級生が俺に話しかけてきた
「(俺らが拾ってきた雛殺した)ブスが雛欲しさにツバメの巣を壊してまわってる」

そのブスとも近所でさ登下校の道同じなんだけど
ツバメがよく巣を作る家(ブラックもそこで拾った)を見渡したら本当に巣が壊されてやんの

話しによるとそいつが傘で巣を片っ端から壊して回ったらしい

壊された巣の下を見るとまだ毛も生えてない産まれたばかりであろうピンク色の雛の死体が落ちてた


97: 名無しさん@おーぷん
そんなことを先週、シャワー浴びてる最中に思い出してさ、てかこれまでもちょくちょく思い出してたんだけど
確かに雛は可愛いし、その雛を学校に持ってくればクラスでは目立つ存在になる。
その雛欲しさに巣を壊しまくるなんてあのブスマジでクソだな~って思ったんだけど

よくよく考えたら


98: 名無しさん@おーぷん
「あのガキ大将も巣を破壊して雛ゲットしてたのかも」

って考えが頭に浮かんで、あの二週間の間に殺された雛達のことを想像したら胸が凄く苦しくなった。


子供ってマジで残酷だよな。


99: 名無しさん@おーぷん
おしまい


7: 名無しさん@おーぷん
メリーさんだよっ☆


8: 名無しさん@おーぷん
ドアとかカーテンとかにわずかな隙間(1センチ~3センチ)があってそこを見ると
そこから覗く目とあってしまう事があるらしいね


9: 名無しさん@おーぷん
>>8
スキマ女?あれトラウマだったわー


10: 名無しさん@おーぷん
もうこの時間はさすがに涼しいだろ 寝ろ


12: 名無しさん@おーぷん
風呂で頭洗ってる時になんか後ろに人がいる気配することない?
で、後ろ見るとやっぱり何もいない
でもあれね、本当は後ろじゃなくて真上にいるんだって


14: 名無しさん@おーぷん
>>12
お前やめろよもうお風呂はいれないじゃん


18: 名無しさん@おーぷん
>>14
人間て本当に怖いものを認識すると脳がなんとか誤魔化そうとして上に感じてる意識を後ろにそらすんだって


20: 名無しさん@おーぷん
>>18
マジでやめてください
本当にお風呂は入れなくなっちゃううう


22: 名無しさん@おーぷん
>>20
だるまさんがコロンダ????


30: 名無しさん@おーぷん
>>22
うわああああああああああああああああああああああああああああ


27: 名無しさん@おーぷん
あと頭を洗ってる時に絶対にだるまさんが転んだ、と唱えてはいけないっていうのもあるな
目を開けると自分の後ろに人じゃないものが立ってるのが鏡に映るって


29: 名無しさん@おーぷん
風呂の上にいるのなんてゴキブリぐらいだなぁ


33: 名無しさん@おーぷん
もう無理一生川で体洗う


34: 名無しさん@おーぷん
>>33
川なら安全という誤解


38: 名無しさん@おーぷん
>>33
川なんて完全に心霊スポットじゃん


39: 名無しさん@おーぷん
>>33
水面も写るだろ
川は幽霊多いだろうな、いるとしたら


13: 名無しさん@おーぷん
幽霊会いたいんだけどねえ
なかなか会えないもんだ


25: 名無しさん@おーぷん
観測できない質量やエネルギーがあるんだから幽体とかあってもおかしくない
という希望


41: 名無しさん@おーぷん
なんでお前らはそんなに俺を追い詰めるんだよ
やめてください


49: 名無しさん@おーぷん
>>41
カッパにシリコダマ抜かれるか

川に引きずり込まれて溺死

今思い付いたのはこれだけだ


52: 名無しさん@おーぷん
>>41
怖がってるようなマイナスの雰囲気を持ってるやつに幽霊は寄ってくる


44: 名無しさん@おーぷん
お前の枕の横にほら、ゴキブリ


46: 弁当コンベアー勝丼◆3fhwlMvhs2
>>44
たのしそうだよお前が言うと


50: 名無しさん@おーぷん
ゴキブリは夜お前らが寝てる間に唾液から水分補給してるんやで


54: 名無しさん@おーぷん
元悪魔崇拝物語ジョンラミレス
youtubeでジョンラミレスと動画検索
前世占いやスピリチュアルを司る悪魔の巧妙さや怖さがわかる。


55: 名無しさん@おーぷん
お前ら本当に悪魔


57: 名無しさん@おーぷん
もう電気消してねれない


62: 名無しさん@おーぷん
>>57
ビビってると寄ってきやすいから気を付けるんやで


58: 名無しさん@おーぷん
明るければ幽霊の顔がはっきり見えていいよねえ


65: 名無しさん@おーぷん
とりあえず俺をビビらせるのはやめろ

このスレの趣旨は>>1をビビらせることだ

ていうかもうさっきから首に視線感じる気がする


66: 名無しさん@おーぷん
>>65
ビビッてると幽霊寄ってくるってのは本当
だから俺は会えない、君なら見える
視線を感じる時点でもういるんだよ、あとは見るだけだ


70: 名無しさん@おーぷん
>>65
1は隙間女にヤられてるよ


74: 名無しさん@おーぷん
幽霊なんて無理見えないありえない


78: 名無しさん@おーぷん
>>74
幽霊はいるよ
見える人と見えない人がいるだけ
君なら絶対に見える
見て、その感想を教えてくれ


79: 名無しさん@おーぷん
>>78
マジで無理勘弁してくれ母親が見える人だから余計やめてくれ


80: 名無しさん@おーぷん
>>79
二十歳越えてから見える感じか?
良かったねぇ


81: 名無しさん@おーぷん
君は母親を信じられないほど汚れてしまったのか?


85: 名無しさん@おーぷん
>>81
だって怖いんだもん仕方ないだろ


100: 名無しさん@おーぷん
中学1年の頃に臨海学校のキャンプバージョンがあった。
自分たちで飯盒炊爨してテント立ててその中で寝てっていうのを2泊3日した
そんで2日目の夜、レクリエーションで先生たち主催の肝試しをやることになった
二人一組のペアを作って決められたルートを
周ることになったんだけど

出発前に生活指導の先生が怖い話をする
「その昔ここでは戦争の避難場所とか隠れ場所に利用されてて、でも結局見つかったり空襲でほとんど人が死んでしまったんだ。だから肝試し中に死んだ人たちの霊が出るかもしれない。」みたいなことを話し終わった後に
斜め後ろの茂みのほうから「ギャアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」って叫び声が聞こえた。

それ聞いて泣き出す女の子とか行きたくないっていう子が続出した
でもそれでも、肝試しをやりたいっていう人たちもいて、やりたい人たちはやることになった。

肝試しのルールは
懐中電灯は持ち込みダメ
途中案内役の先生が立ってるからそれに従って周ってくれ
ペアの手を離さないこと
だった。

でもやっぱりズルするやつはいるんだよね。
懐中電灯の持ち込みね。俺もやったよ。
ペアの子は特別学級の女の子。ただ軽度だったから会話はできる。
ただ騒音とか人混みは苦手で時々うるさすぎると叫び声を上げるみたいな感じ。見た目は普通の子。

でもやっぱり不安だったからっていうのもあるし女の子を安心させるために、案内役の先生にばれないように懐中電灯を着けたり消したりを繰り返して周った。
途中茂みの中に帽子をかぶった子が体育座りで俯いてるのを見つけた。服装はのび太みたいな感じ。

暗闇にも目は慣れてきてて懐中電灯なしで見つけたんだけど、「こいつここでなにしてんだ?もしかして脅かそうとしてるのか?」なんて思いつつ、隠れてるのバレてることを知らせようと懐中電灯でその茂みを照らしたら
なにもなかった。
見つけて懐中電灯つけるまで体感時間で2秒くらい。隠れるにも茂みだからガサガサ言うはずだし、そんな早くに隠れられるかなーと思いつつ先を行こうとした。


101: 名無しさん@おーぷん
そうしたらペアの女の子がいきなり
「アアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!」って叫び出して地面に倒れてうずくまった。
俺怖すぎて、逃げちゃったんだ。
女の子暗闇に置いて逃げるなんて最低なのは分かってる。ごめん。

とりあえず逃げてその先のルードにいた案内役の先生見つけて「女の子が!ペアの、女の子が」しか伝えられなかった。人間パニックになると言葉がでてこないというのを実感したわ。
案内役の先生が「見に行くからお前もいっしょに来い」っていうから現場までついてった。
女の子はいなかった。探したけどいなかった。
誘拐とか行方不明事件に発展したかもしれないっていって先生といっしょにスタート地点まで戻って待機してる先生に報告した。
そしたら先生たちで大捜索みたいになった。
肝試しも中止。俺は自分が目を離して逃げたからだって自責にかられて震えてたわ。

30分くらいたっても肝試しのルートにいない
もんだから、こりゃやばいってことになった。とりあえず就寝時間だから生徒は先に寝ててくれってことになったんだけど、女子のテントの方から「いました!」っていう声が聞こえて、見に行ったらその子が体育座りでテント入り口の方向いて座ってた。


102: 名無しさん@おーぷん
どうやって戻ったのかとかは分かってない。
その女の子は俺と一緒に肝試し行った記憶すらないらしい。

>>100の叫び声は肝試し主催してた先生が
いたずらで出した声だったらしい。
なんでも怖がらせるためにやったって言ってた


103: 名無しさん@おーぷん
兄貴不在中に兄貴の部屋に行ったら、弟をレイプするホモDVDがあった
俺は実家を出た


104: 名無しさん@おーぷん
実話1
埼玉県深谷市を散策していた時のお話。
深谷駅を背に右斜め前方向、ヨーカドーまでの間に住宅街がある。
いかにも地方のベッドタウンと言った趣きで、夏場の日が暮れてからとなると人っけも少なく人とすれ違うことすら稀だ。
時間は19時を大きくまわった頃だったろうか、私は散策を終えて駅へと戻るため、人のいない住宅街を歩いた。
土地勘など無い、大まかに目標地点を決め、気まぐれに歩く。人も車も通らない、壁越しに聞こえるテレビの音や、漂ってくる料理の匂いだけが、かろうじて人のいる街であることを思い出させてくれる。
ある角を曲がる、その先は行き止まりになっていた。子供の頃の漫画で見たかのような、絵に描いたような袋小路。
少しの興奮と街灯の明かりを頼りに、無意味にも私は袋小路の奥に足を進めた。
袋小路の奥、目の前は壁。一つの落書きが目に留まった。
「ここは おばけがでるよ」
背後に感じるこの気配は、左右の家人のものだろうか、それとも、袋小路に立った時、背後に気配を感じるのは当たり前のことなのだろうか。
私は、振り返れなかった。


105: 名無しさん@おーぷん
実話2
別日、埼玉県の岡部駅周辺を散策した。深谷からは隣の駅だ。
一面に広がるネギ畑、その日は農家の人とお喋りをしたり、日本の田舎の原風景を肌で楽しんだ。
農家の人曰く、
「駅前の大学の施設の横の道、あそこを帰りに通っちゃあかんぞ、背後に何かが立つからな」
こんなの、通らざるを得ないじゃないか。
時刻は20時半過ぎ、


106: 名無しさん@おーぷん
途中送信。
期待を胸に、実際に歩いてみた。
5メートル、何もなし。ただの街灯の無い真っ暗な田舎の道だ。
10メートル、何もなし。月明かりでかろうじて足元が見える。
20メートル、違和感。気配…?存在感…?何かを感じる。
25メートル、強い視線。電車の中でふと顔を上げると向かいの人が自分を見ていた時のような強い視線を感じた。
50メートル、背後に、確実に何かがいた。
足音だ。足音が自分の真後ろから聞こえる。
振り返らず、カーブミラーを使って背後を確認する。異変は無い。なのに、足音だけが聞こえる。
ふと、水木しげる先生の妖怪の本が思い起こされた。
田舎道、夜、足音。もしかしてこれが、「べとべとさん」なのではないだろうか?
一気に興奮した。私は今、妖怪との接近遭遇を果たしているのかもしれない。
やるしかない、思うが早いかするが早いか、あの本にあったべとべとさんへの魔法の言葉を実践してみた。
頭を下げながら道の端へ移動、手で合図をしながら「べとべとさん、お先へどうぞ」だ。
静まり返る道、足音もしない。…失敗だったのだろうか、それとも…?
数分、そのままの格好で過ごし、再び駅に向かって歩いた。
足音は無くなっていた。
埼玉県深谷市駅前の道、あそこには今もべとべとさんが棲んでいるのかもしれない。


113: 名無しさん@おーぷん
>>106
訂正。文のラストは岡部駅前の道。
細かく説明すると、岡部駅の前にある大学施設の脇の道です。
あなたもレッツべとべとさん体験!(合える保証はしません)


107: 名無しさん@おーぷん
実話3
埼玉県北部での心温まる妖怪との触れ合いたはうって変わって、埼玉県東部は心霊のメッカだ。
和戸の駅から東に川を越えた場所、県道沿いに朽ちた鳥居がある。
銘は削られ、草に埋もれた鳥居。どうやら奥に道が続いているらしい。
こんなの入るしか無いでしょう、と現地で決意。入ろうと県道の鳥居からみて反対側に立って車が途切れるのを待っていたら、鳥居のある茂みから飛び出した狸が目の前で車に轢かれ、死んだ。
さすがに入らず、写真だけを撮り、帰宅した。
後から気付いたが、ストリートビューでもがっつり写っていた。わざわざ写真を撮った意味とは…


108: ◆YaKuLtooW2
なんか師匠シリーズっぽくてええね


109: 名無しさん@おーぷん
実話4
埼玉県春日部市、病院のそばにある公園だ。
散策を終え、さあ休憩だ、それが終わったら帰ろうか、と公園のベンチで一息をついた時。
ピュイ、と、口笛の音がした。
ちょうど私の背後、公園と病院の間の道からだろうか。あまりに自然な口笛に、振り返って確認をする。誰もいない。
気のせいか、と手元のスマートフォンに目を落とし、この公園についての噂を探す。
ピュイ、と、再びの口笛。
先ほどより近い?公園の道路に面した柵のあたり、少し音の大きな口笛だ。
振り返る、誰もいない。
スマートフォンに目を戻す。公園についての噂は特には無いようだ。
ピュイ、と、口笛。
私の背後5メートル、公園の中の通路だろうか、から音が聞こえた。
次は無いかもしれない、そう考えた私は、ベンチを立ち、一礼をして公園を去った。
あの公園、もしかしたら病院から何かが流れてくるような場所なのだろうか。


110: 名無しさん@おーぷん
実話5
東京都新宿区上落合でのお話。
ある日のバイト帰り。その日は開始の時間が遅かった影響で、終わりが長引いてしまった。気付けば辺りは日没、都心とは思えないような住宅街を歩いていた。
ところで、新宿の片田舎は坂道が多い。下手したら若者でもバランスを崩し転ぶであろうほどの傾斜のついた坂道がいくつもあるのだ。
私のバイト先から、帰路である中井駅までの最短距離はそのアップダウンを2回ほど通らなくてはならなかった。
最初の坂を登り、すぐに下る。一つ目はマンションの敷地内を通っている、多分管理人とかに見つかったら怒られるだろう。
二つ目は比較的大きな駅前の通りに面した坂道。細い道で、「知る人ぞ知る」と言う言葉がまさにふさわしい抜け道だ。
問題はその二つ目の道だった。
坂を下る、ゆるやかなカーブを描く急坂、その一番下が見えてくる頃に、坂の下に何かが見えたので、足を止めた。
女の子だろうか、薄暗くてほとんど何も確認することができない。かろうじてスカートのようなシルエットが確認できる。
この辺の子だろうか?でも何か、嫌な気配が…と考えていると、不意にその子が両手を坂に付き、ゆっくりとこちらに上がってきた。
(あっこれ多分アカンやつやんけ)
回れ右をして遠回りをして駅に向かった。
それ以降、バイトを辞めるまでその道を利用していない。


111: 名無しさん@おーぷん
実話6
幽霊、妖怪、野生の動物。どれよりも強いものは、おそらく正気では無い人間だ。
埼玉県の大宮駅駅前、ここに忘れ去られた地下街がある。
大宮地下街、今でも封鎖されておらず、薄暗い通路にすえた臭いの地下街が、ほぼ駅の真ん前まで伸びているのだ。ちなみに本当に誰でも入れる、なんで通路部分を閉鎖しないんだ。
私はその地下街に3回ほど訪れている。
最初の一回は学生の頃、興味本位で友達と来た。二回目は一人で、写真を撮りながら。
そして問題が3回目だ。
その日はデジタル一眼レフを手に、地下街としての記録を残すつもりで訪れた。
数枚の写真を撮りながら奥へ、特有のシャッター音だけが地下街に響く。
地下街の中程まで来た頃、奥でゴミが動いた。いや、ゴミじゃ無い、ボロボロの身なりの男だ。
ふらふらとした足取りで立ち上がり、そのままこっちに向かってくる。
手に持ってる物に気付き、背筋が凍った。
果物ナイフだ。
人に忘れられた地下街、誰もいない薄暗い地下街、男と二人、相手の足はふらふら、手には果物ナイフ。
腐っても相手は成人男性だ。私が振り返って階段を登り地上まで逃げられる保証は…無い。
賭けだ。
私は相手を刺激しないよう、その横を抜け、男性の背後の出口から逃げ出すことにした。
結果から言うと、私は賭けに勝った。
虚ろな目つきの男性は隣を歩く私の事を意に介さず、ふらふらと地下街を歩いて行ったのだ。
幽霊より怖い。もうあんなところには行かない。


112: 名無しさん@おーぷん
( ˘ω˘)スヤァ


114: 名無しさん@おーぷん
今度こそ ( ˘ω˘ )


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