土着信仰や風習に関する怖い話貼ってけ。
土着信仰や風習に関する怖い話貼ってけ。
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/occult/1333464457/
58 :本当にあった怖い名無し 2012/07/10(火) 15:31:14.84 ID:1dW4Fbfi0
「8月15日にスイカを食べると死ぬ」っていう言い伝えがある土地、誰か知らない?
子供の時に祖父から聞いた話なんだけど、祖父の大学時代の友人がその土地の出身で、
田舎では旧盆には絶対スイカを食べさせてもらえなかったんだって。
でも、彼はスイカが大好き。
上京してからは旧盆中でも気にせずスイカを食べ、全然何ともなかった。
ところが、30代の時に夏休み帰省した彼は、周囲が止めるのも聞かず
8月15日にスイカを食べ、急性ナントカ(忘れた)でその日の晩に亡くなってしまったそう。
その話を聞いて、子供心にも「迷信って効力範囲があるの?」と怪訝に思ったのを覚えている。
土地の名前も聞いたはずなんだけど、忘却のカナタ(祖父母はすでに逝去)。
その土地、今でも8月15日にはスイカを食べないのかなぁ? 気になる。
61 :本当にあった怖い名無し 2012/07/14(土) 23:41:48.78 ID:om9ug1yR0
>>58
土着信仰が効力を持つ境界線って興味深いね。
結界みたいなものがあるんだろうか。
結界上で8月15日にスイカ喰う実験してみたいw
62 :本当にあった怖い名無し 2012/07/15(日) 05:38:55.38 ID:ilpVwkjm0
毎年1月の決まった日に江戸時代に藩の移動で他所に移った本家の当主と
本家の菩提寺の坊さんが来て集落近くを回ってお供え物と読経する。
年末からその日までの10日間は集落は物忌みになり、小声で話し肉や魚も酒も禁止。
妊婦は集落の外に出る。
昔はお盆の時も物忌みだったけど今は廃れたが正月のこれは続いている。
正月が全然楽しくない。
理由は分からんがこの時期にこうしていないと死ぬと言われている。
俺が知らないだけかもしれんが聞いた限り誰も分からんと言っている。
戦後すぐの頃に物忌みをしなかった家で、家の一人が気が触れて家族を
包丁で切りつけて走り去り、近くの沼で死んでいたなんつう話がある。
こんなん言われて脅されてもホントかとは思うがさすがに破る気は起きない。
理由もわからんまま今も物忌みの風習は守られている。
63 :本当にあった怖い名無し 2012/07/15(日) 06:49:26.19 ID:VGHU3aGC0
>>62
1月の何日~何日?
場所聞いてもおK? せめて県だけでも。
64 :本当にあった怖い名無し 2012/07/16(月) 00:09:33.01 ID:v0FTQ5Jh0
>>63
富山
今は時期が正月前後だけど本来は旧暦の11月後半の行事
だから正月は今でも旧正月にやってるけど季節感無さすぎ
65 :本当にあった怖い名無し 2012/07/16(月) 17:09:53.97 ID:Egy8aXeg0
怖い話ではないからスレチかもしれんが、盆の物忌み、うちでは今も続いてるよ。
13日の迎え火から、16日の送り火までの間は生臭は食べちゃいけないって言う。
それを破ったからと言って何かあるわけではないが、そういう風習が残ってるとこ、
他にもあったんだね。
因みにこちらは、昔は同じ檀家集は皆やっていたそうだけど、
未だにやってるのはうちだけらしい。
他に元旦の朝食は前年の残り物を食べなきゃいけない。
おせち料理やお雑煮はお昼からで、小さい時はそれが嫌だったなあ。
でも、民俗学の専門書を読んでて、禁忌とされている食物は供物である、というのを最近知った。
捧げる物だから、現世の人は食べちゃいけないらしい。
それを読んで、今までただそういうものだと受け入れていただけだったのが、
何となく納得出来るようになったよ。
72 :本当にあった怖い名無し 2012/07/18(水) 05:15:45.49 ID:gY52XZC+O
>>65
ウチの住んでるところもそうだよ@長野
66 :本当にあった怖い名無し 2012/07/17(火) 00:09:57.90 ID:jUId2QuA0
>>65
ナルホド。
すると、>>58のスイカは、先祖霊(=死者)への捧げもの。
それを人間が食べると死者になってしまう、というような考え方なのかな。
67 :本当にあった怖い名無し 2012/07/17(火) 20:55:01.26 ID:C7+Ti7Rm0
イザナミが死者の国の食べ物を食べたから、
イザナギの国には戻れないっていっているのにスイカは似ているな
神話の世界の話みたいだ
古来からの風習って似ているね
68 :本当にあった怖い名無し 2012/07/17(火) 21:41:38.03 ID:2U11a9meO
俺もスイカが好きでつい食べ過ぎるんだが下痢とかするもんな
69 :本当にあった怖い名無し 2012/07/17(火) 21:53:35.51 ID:13kCfTui0
うちの母が子供の頃、兄弟の一番末っ子(女の子)が幼稚園の時
近所でもらった桃を食べて、赤痢にかかってしまいその晩に亡くなったそうなんですよ。
なのでずっと母は桃は食べるなといい、私は普通の桃は食べた記憶がない
(缶詰の桃なら食べた)
しかし母の他の兄弟はまったくそんなこと気にしてないで
どの子供も桃を普通に食べてことを数年前に知った。
私はお腹がすごく弱いのでそのこともあって、
桃=恐怖という気持ちとあわさり食べたことがなかった。
それで今日食べたんです。昨日までお盆で備えてあった桃を半分だけ。
そしたら母が、桃ではないけどやはり備えてあったメロンを食べて「変な味がする」と騒ぎ
弟にも食べさせたらやはり変だったらしく、もう残りのお盆に備えた果物は食べるな!
となりました。
半分だけだけど食べてしまった私はなんだか怖いです。
それでなくても先週お腹にひどく来る夏風邪ひいていたのに・・・
このスレ読んだらなおさらこわくなっちゃった(長文、スレ違いすみません)
76 :本当にあった怖い名無し 2012/07/19(木) 05:21:18.07 ID:YXd7Oexu0
>>69
それは供え物に手を出したことと、最近の気候的に常温なんかで
何時間も放置してたから腐りかけたり品質劣化しただけだと思うが
70 :本当にあった怖い名無し 2012/07/17(火) 22:54:54.83 ID:2U11a9meO
冷やしすぎた桃はお腹ピーになるよ。正露丸オススメ
75 :本当にあった怖い名無し 2012/07/19(木) 05:09:41.24 ID:NNIw66Qy0
秋田県仙北某町
水難事故や自殺でご遺体が上がらない場合
小さなイカダに鶏を乗せ湖に放ちます。
沖で鶏が泣くと警察や消防が慌しくなりダイバーをボートに乗せ鶏のイカダまで
運びます。その下を捜索すると必ずご遺体が上がります。
79 :本当にあった怖い名無し 2012/07/19(木) 18:15:14.11 ID:FTfJFql50
>>75
科学的根拠があるの? それとも昔からの風習?
81 :本当にあった怖い名無し 2012/07/20(金) 06:48:15.84 ID:qtBMncJX0
>>75>>79
能「船橋」のまんまだね。
筋書きは能にする以前の田楽時代からあったらしいけど
当該の捜索法がいつ成立したのか興味深いね。
さらに古くからあった伝承を取り入れたのかもしれない。
迷信で警察や消防が動くのは如何なものかと思うが、的中率が高いのなら仕方ない。
ダウジングで地下の水道管を見つける水道局もあることだし。
84 :本当にあった怖い名無し 2012/07/20(金) 15:57:28.03 ID:0nlY0fM7O
>>80
ダウジングは全国どこでも普通にやってる。
ガス屋や水道屋には別に珍しくもない話。
87 :本当にあった怖い名無し 2012/07/20(金) 17:21:20.40 ID:O8hA8LQ10
>>84
普通かどうかは知らないが、あちこちでやってるのは知ってる。
その科学的根拠が知りたい。邪馬台国じゃないんだから。
88 :本当にあった怖い名無し 2012/07/20(金) 18:52:44.03 ID:jJa2dliCO
俺の地元茨城県北部なんだけど近くに神社(実際神社ではないみたい)があって
20年くらい前に近所のばぁさんが、その神社?の中に四隅に
盛塩に茶柱みたいなの立てたのおいて
豆腐の上にモミ付きの米をふりかけたようなのを真ん中に置いて
ぶつぶつ呪文みたいなのを言っているのを友達と遊んでるときに見かけて
不思議に思い母親に聞いたら、あそこは神社ではなくてカゲリっていうらしく、
ばぁさんがやってたことについては知らないって言ってた。
んであんまりあそこには行くなって言われた。
ずっと忘れてたけど、ちょっと前の母親の命日に当時の夢を見て思い出した。
ネットで調べてもカゲリなんて出てこないし。このスレッド見つけたから書きました。
今度地元帰ったら友達に聞いてみますがこんな話し聞いたことある方いませんか?
89 :本当にあった怖い名無し 2012/07/21(土) 19:07:02.85 ID:zhkgbOkgO
影(陰)表、
かげら
影(陰)裏
かげり
90 :本当にあった怖い名無し 2012/07/22(日) 11:03:55.80 ID:r/E/c1Yx0
>>88
ググったけど何も出ねえ。京都に影裏って地名があることぐらい。
面白そうな話だから、地元の図書館か郷土資料館で調べてみてよ。
呪詛系、陰陽師系のヤシロかも。
107 :本当にあった怖い名無し 2012/08/19(日) 10:24:35.75 ID:yTuvpxi0O
>>88
茨城北部でピンときたが、サンカと関係あるんじゃね
93 :本当にあった怖い名無し 2012/08/17(金) 01:52:54.80 ID:KAZVh3tz0
怖い話か分からないけど気になる、東北の父の実家で、
知り合いはみんな意味を知らない謎の風習があるんだけど…。
お盆の頃になると赤い布でぐるぐる巻きにされて布に風車をいっぱい刺した
ボロボロの小さめのお地蔵さん?を設置する文化がある。
お地蔵さんは本当年期入っててボロボロだけど、かろうじて表情はわかる。
優しそうな感じで笑ってる。多分女性。
94 :本当にあった怖い名無し 2012/08/17(金) 01:58:06.13 ID:KAZVh3tz0
お盆の頃になると道を挟んだ村の墓地の目の前にある、
ため池みたいな場所にでかい慰霊碑があるんだけど、お地蔵さんはその前に設置される。
お地蔵さんは道を挟んだ向こうのお墓の方を向いている。
慰霊碑にはとある戦没者の名前が書いてある。
石碑の前にはお地蔵さん以外にも小さな石碑?が5,6個ある。
小さな石碑は季節関係なくある。梵字みたいなのが読めるけど意味はわかんない。
これはお地蔵さん位古くて字が読めない。
95 :本当にあった怖い名無し 2012/08/17(金) 01:59:50.09 ID:KAZVh3tz0
ため池前の戦没者石碑の前にある梵字石碑の中に布ぐるぐる巻きのお地蔵さんを置く。
これがお盆の光景。で、このお地蔵さんはお盆が終わると山奥の川に流すらしい。
流したらどっかに保管するらしい。どこに、誰が保管してるかは知らない。
お地蔵さんは父の実家では”ミズコ”と呼ばれてる。他の家ではなんと呼ばれてるか知らない。
96 :本当にあった怖い名無し 2012/08/17(金) 02:02:31.03 ID:KAZVh3tz0
なんで布を巻いて風車を刺して慰霊碑と梵字の中に置いて、
どうして川に流してどこに誰が保管するのか、この風習に何の意味があるのか、
こういう風習は他の所でもやってるのか。誰か心当たりがあったら情報おねがいします。
97 :本当にあった怖い名無し 2012/08/17(金) 02:20:52.11 ID:BNdhvcKO0
>>93-96
一般に「水子」と言えば、死産・流産などでこの世に生れなかった子供のこと。
赤い布は産着、風車は子供の玩具だから(恐山の賽の河原でも見る光景)、
普通に考えると水子を供養する儀式なのかなと思うけど……。
「地蔵を川に流す」というのがちょっと引っかかる。
土地の由来を知らずにうっかりしたことは言えないけど、
明治ぐらいまで、貧しい地域にはいろんな風習があったからね。
98 :本当にあった怖い名無し 2012/08/17(金) 11:08:13.64 ID:Zn97AIuu0
石の地蔵様が川に流れるというのはよほど地蔵が小さいのか
川が急流なのか
ドボンと沈むイメージから離れられんな
99 :本当にあった怖い名無し 2012/08/17(金) 14:29:01.63 ID:TpDgFTby0
古事記でもなり損ないの子は(葦舟にのせてだけど)、流し去られたよね。
101 :本当にあった怖い名無し 2012/08/18(土) 13:59:59.32 ID:kel8ZOeO0
「日本書紀」に弟橘姫の入水という話があって、弟橘姫は日本武尊の后で
海神の怒りにあって波が荒れ船が進めないときに海に身を投げてその怒りを鎮めた
場所は走水の海で現在の浦賀水道
面白いことに三浦半島の大浦山洞窟遺跡で弥生時代中期の人骨が発見されたが
骨には刃物で肉をそいだ跡があり、人肉食の風習があったことが疑われている
もしかしたら荒波を鎮めるための儀式的なものである可能性もあるかも
102 :本当にあった怖い名無し 2012/08/18(土) 14:18:28.46 ID:Pzw4Mv+N0
ヒルコはイザナギとイザナミの国産みで最初に生まれた子で出来が悪いとして流された
これは女神であるイザナミが最初に声をかけて子をなしたためと「古事記」にはあるけど
この男尊女卑的な神話は後代の中国の影響を受けているという説もある
ヒルコが流れ着いた場合はエビス神に変質したりする
祝福された漂着物といった意味合いか またエビス神は漁業の大漁を象徴したりもする
ただエビス神の性格は複雑で素性をたどるのは難しい
殺生を嫌う仏教の影響は少ないのではないかな
104 :本当にあった怖い名無し 2012/08/18(土) 15:27:39.14 ID:tLucQCE00
水子は民俗学のほうでだいぶ研究があるな
現在のような水子供養の概念というのは人工妊娠中絶が盛んになってからのもので
かなり新しい 特定宗教が新手の金集めのために始めたという話もあるくらい
昔の間引きや、石を抱いたりしての子堕ろしと現代の妊娠中絶が最も異なる点は、
間引きなどは集落において容認されていたという点かな
ある程度の年齢の子がある日を境にいなくなったとなれば、
集落内でははあやったか、とすぐにわかる
それに対して現代の妊娠中絶は人に知られぬ個人的な行為だから、
どうしても罪悪感を個人で引き受けるしかない
「現代日本の水子供養」
http://www.ne.jp/asahi/time/saman/index.htm
106 :本当にあった怖い名無し 2012/08/19(日) 02:38:49.08 ID:0vRsNi5hO
水子は宗教的な事も絡んでる場合もあるんですね…。
仏教信仰も多いけど神社も沢山ある村なので、これは農家が多いからだろうけど。
管理されてる風習は水子だけですが、鳥居はあるけど社までの道がない神社とか、
他にも色々あります。
どんな意味があるのか…
111 :本当にあった怖い名無し 2012/08/21(火) 22:15:22.40 ID:1AwEnXOY0
そういや沖縄の土葬ってこっちの土葬と違って
産めてから3年後にもう一度掘り出すんだってね
112 :本当にあった怖い名無し 2012/08/21(火) 23:07:15.88 ID:lOYeC1G90
>>111
石垣島だろ。
この島では、埋葬後3年目に遺体を掘り出して洗骨する風習があった。
洗骨しないと次の死者が埋葬できないしきたりだったので、
次の死者が出ると、埋めて数か月の生々しい遺体でも掘り起こし、
包丁や鎌で腐乱した肉をそぎ落として、薄めた酒で骨を洗ったそうだ。
これらは、すべて島の女たちの役目。
女には、呪術的で神聖な力が宿っていると信じられていたんだね。
昭和の初め、この光景を目撃したことのある島の老翁が学者の聞きとり調査に応え、
「その残忍さと死臭は目をおおわんばかりに凄惨を極めた」と語っている。
が、遺体を分断する風習は琉球に限らず、古くは日本各地にあったようだ。
目的は、主に悪霊祓い。
地方名を出すのは控えるが、妊婦が分娩中に死亡すると、
村の老婆が死亡した妊婦の腹を鎌で裂いて胎児を取り出し、
妊婦と胎児をバラバラに裁断して葬る(地域によっては野山に撒く)ところもあった。
古代の日本では、物を斬り裂くことも、人間を葬ることも、同じく「ハフリ」と呼ばれた。
悪霊封じのために遺体を分断して埋めることは、
一種の宗教的儀式、あるいは呪術として広く行われていたらしい。
>>101のバラバラ死体も、人肉食よりハフリの可能性のほうが高いように思う。
113 :本当にあった怖い名無し 2012/08/22(水) 00:17:47.02 ID:V4OBIq7S0
かまいたちの風ハフリ波ハフリ(漢字失念)神社思い出した。
114 :本当にあった怖い名無し 2012/08/22(水) 01:50:22.49 ID:8JWI3E9O0
>>113
神社の漢字は知らないが、「祟神記」に出てくる漢字は「波布理」。
その他、古文書には「屠り」「葬り」「散り」「祓り」などの文字が見られる。
これは、斬ること=葬ること(場合によっては撒き散らす)=悪霊を祓うこと、
という概念の表れなのかもしれない。
125 :本当にあった怖い名無し 2012/08/28(火) 00:16:04.08 ID:XNF6Y/d70
>>114
「風はふり」は「風祝」じゃないかな。諏訪大社に存在した神職名。
126 :本当にあった怖い名無し 2012/08/28(火) 00:33:01.73 ID:Lw4aWXsh0
そう、祝(神官の総称)もハフリと言うね。
辞書で調べると「祝(ハフリ)」「葬り(ハフリ)」が並んでる。
仏教が普及する前、神職が葬儀に当たっていた時代の名残だと思う。
127 :本当にあった怖い名無し 2012/08/28(火) 01:07:51.86 ID:XNF6Y/d70
守屋神社ではミシャグジ様に巫女や神主を捧げていた、
これを諏訪大社が取り込んで大祝(おおはふり)を交代時に生贄にするようになったとも
言われてるので「屠る」という意味ではこの事もかな。
128 :本当にあった怖い名無し 2012/08/28(火) 06:13:46.58 ID:VQa8hkQj0
諏訪大社には御神体はなく、大祝を神=現人神として扱って、
大社の神の代理としていたらしいね。
だから大祝の代替わりの時は、神長官というのが秘術を施して、大祝に神を降ろしたとか。
115 :本当にあった怖い名無し 2012/08/22(水) 13:01:07.48 ID:h87uH8+M0
>>111-112
本島北部ですが、戦後数年はあったとのこと。
私が聞いた話では、三回忌や七回忌の年が重なる故人を、まとめて数名洗骨したそうです。
あと、墓の骨壷密度からも、頻繁にはしなかったようです。三十三回忌が済んだお骨を、
一つの壺にまとめるか何かして、洗骨、墓に納骨の流れだったような。
洗骨(風葬)を止める時には、三回忌じゃなくても洗って納骨したんですかね?
117 :本当にあった怖い名無し 2012/08/23(木) 01:51:01.71 ID:HSwEtmRI0
>>115
三回忌や七回忌にまとめて洗骨するようになったのは、明治以降だと思う。
明治初年頃までは>>112の方法が取られていた、という地元民の証言がある。
116 :本当にあった怖い名無し 2012/08/22(水) 17:41:11.68 ID:JV2PMZFe0
洗骨は今もやってる島があるよ。
島民の子に聞いたら、火葬の方が可哀そうなんだって。
与論島 洗骨 NHK でググれ。
118 :本当にあった怖い名無し 2012/08/23(木) 19:39:55.01 ID:RmDA6Q7U0
>>116
そんじゃうちの会社の人って与論島の人だったのかな
実家で骨掘り起こさないといけないからっつって
有給とって実家(沖縄)に1週間ばっかり戻ってたから
掘り起こすってどんな土葬だよとビビッたw
ちなみにうちの地方も普通の土葬やってる地域だわ
自分は新興住宅地の引っ越し組だから
最初地元の人にその話を聞いたときはにわかには信じられんかった
つか法律違反じゃね?と思った
ちなみに死体を埋葬する場所は内緒だから各地区の人しかしらんので
夜とか迂闊に知らない道を通ると急に卒塔婆ばっかりの場所に行き当たって怖い目に遭うw
卒塔婆行列も各地域でいろいろあるけど
一番びっくりした風習は
「その親族で一番若い(幼い)女の子が行列の先頭を裸足で歩く」って奴かな
121 :本当にあった怖い名無し 2012/08/25(土) 00:46:35.51 ID:7FkH1FZJ0
>>118
与論島て鹿児島県じゃないの
122 :117 2012/08/25(土) 02:57:28.44 ID:MY633rkQ0
>>117は石垣島のことで、本島のケースは知らない。
まぎらわしい書き方してゴメン。
土葬って法律違反だけど、例外措置があったような…。
120 :本当にあった怖い名無し 2012/08/24(金) 23:43:59.60 ID:OP+VOGmU0
土葬は別に法律違反じゃないよ
ただし、法律上は火葬と等しく認められているものの、実情としては
条例で禁止、あるいは墓地の受け入れ規則として火葬が強制される
ことで国内の大半では行われなくなっている
逆に言うと、規制する条例がなくて、周囲の同意が得られる限りでは
合法的に土葬できるということになる
カキコする前に確認のためちょっとググってみたけど、私有地に墓がある人や、
遺体の焼却に習慣として抵抗がある地方で土葬している
とこは数こそ少なくなったけど、今でも普通にあるみたいね
124 :本当にあった怖い名無し 2012/08/27(月) 23:45:34.04 ID:zv5i4PnW0
土葬で何年か後に掘り起こして骨を纏めるとか普通じゃね?
129 :本当にあった怖い名無し 2012/09/02(日) 14:57:45.49 ID:J4xXlAG30
>>124
そうかな
うちの地元では土葬したところは埋めっぱなし
墓の方は遺髪と爪だけを納めてるよ
埋めるところが一杯になったら次の土地に移動するっていうやりかたを採用してる
132 :本当にあった怖い名無し 2012/09/04(火) 17:00:23.73 ID:TIfxA6Ug0
>>129
髪と爪を残すの?
埋めるところが一杯になったら別の場所に移動?
…遠い未来の人間たちが、掘り起こしてウヘェとなりそうだな。
それとも、考古学者の資料になるのかな。
130 :本当にあった怖い名無し 2012/09/03(月) 21:38:33.20 ID:wYjyefYT0
鳥葬って日本にもありょ
131 :本当にあった怖い名無し 2012/09/04(火) 02:16:46.53 ID:iNfFD7EE0
>>130
いつの時代の話だよw
現在の日本では鳥葬は死体損壊罪で違法(刑法190条)
今もやってるのはチベット、インドry)
133 :本当にあった怖い名無し 2012/09/16(日) 12:40:24.03 ID:9L99sal30
新宿区の土葬許可書
http://www1.g-reiki.net/shinjuku/reiki_honbun/g105RG00000939.html#e000000383
別に埋葬法に禁止の記載は無いので、土葬自体は"法律違反”じゃない。
ただ、東京都を例に取ると土葬で発生した「汚水」による地下水汚染を懸念して、
条例で地下浸透対策を施した墓地以外での土葬を禁止しているので、
強行した場合は条例違反になる。
他の自治体でも同様の理由で禁止している所は多いので、
同様に条例違反を問われる例が多くなる。
#上の許可書も、墓地の経営者が許可申請を出して
新宿区長から土葬にするに値する理由があると判断された場合に限り
特別に発行されるもの。
黙って土葬を強行したらどうなるかだけど、土葬の埋葬許可を取得出来ていないのだから
……埋葬法違反に問われて“法律違反”だね、やっぱりw
136 :本当にあった怖い名無し 2012/10/06(土) 16:44:51.52 ID:nfniyHyM0
>>133
大正生まれの祖父が
「昔は、衛生上の理由で墓の近くには井戸を掘らなかったものだ」
と言っていたのを思い出した。
「衛生上の理由」というのが、そこはかとなくキモい。
にしても、「土葬に値する理由」って、どんな理由よwww
137 :本当にあった怖い名無し 2012/10/07(日) 03:29:31.39 ID:TeU8cnG50
火葬場から遠い地域では土葬OKらしいよ
140 :本当にあった怖い名無し 2012/10/16(火) 13:56:54.70 ID:Py3cfaq90
アメリカが土葬が多いのはむろん宗教上の理由はあるが
ぶっちゃけ土地があるせいだな
キリスト教国でもせまいイギリスは火葬が多いだろ
425 :本当にあった怖い名無し 2013/09/03(火) 11:34:04.94 ID:XN3CZlO50
他の地域は知らんけど、本島南部のうちの地域では今は普通に火葬だけど昔は違ったらしい。
土葬っていうか風葬に近い。亀甲墓っていう内部が空洞になった墓があって、
そこに死体を入れる。
そんで3日後にまた見に来る。生き返ってないか確認する意味があったみたい。
そして3年間放置して骨ばかりになった後に洗骨してあらためて墓に収めたらしい。
次の死者がでたらまだ骨だけになってなくても洗骨したってのはあったらしい。
でも一応宗教事だし誰か殺すわけでもないのに残忍って事はないと思うんだけど。
それとも、親族の遺体をそうして処理しなきゃいけない女性達にとって残忍って事かな。
426 :本当にあった怖い名無し 2013/09/03(火) 11:40:42.08 ID:XN3CZlO50
同じく沖縄の昔の風習なんだけど、猫の死体を吊るすという風習があったらしい。
母から聞いた話なのだけど、50代の母がまだ子供だった頃には割りと見られたのだとか。
何でも猫は死んだら祟るから、祟り避けの意味があったとか。
それと、魔よけの意味もあったみたい。
場合によっては犬も吊るしたとか。
木に吊るすこともあるが、特定の場所に吊るす事もあったのだとか。
ちなみに、吊るすための場所はまだある。
衛生的にも問題あるし、現在はもうとっくに廃れた風習だ。
450 :本当にあった怖い名無し 2013/09/12(木) 02:06:34.65 ID:/kBfgIJF0
>>426
台湾でも猫つるすよ。
でも今は田舎だけだけど。
427 :本当にあった怖い名無し 2013/09/03(火) 16:32:17.44 ID:QN+xRA2LO
大陸の方では古代(秦漢より昔)には犬を殺して城門に晒して魔よけにする呪術があったという。
これは犬がある種の霊獣と信じられていて、その血の霊威で魔物を制圧するものだったとか。
それが伝わったか似た慣習かもしれない。
洗骨は日本では鹿児島から以南の諸島によく見られる慣習。
大陸でも江南のビン南地方(福建など)で風水墓制と並行される慣習で、
特に香港や台湾には洗った骨を針金で人体の形に括り直し
これを座禅をした形にして大きな甕に納めて再埋葬したり、それを更に数十年後掘り起こして
郊外の特定の荒れ地や山中に集めてそのまま放置するってのがある。
431 :本当にあった怖い名無し 2013/09/08(日) 00:01:37.97 ID:pJumF4Vi0
猫の死体が魔除けかぁ。
今の「シーサー」とか「石敢當」は、案外そういう風習が形を変えたものかもしれないね。
調べてないからわからないけど。
「石敢當」とか玄関に文字の入った石おくだけって、
そんな簡単な方法で厄を退けられるなら、そもそも民に畏れられてない証拠だし。
もっと沖縄にシャーマニズムが色濃く残る時代ならエグいもの
(霊威のあるもの)を飾ってたと考える方が自然。
やがて信仰が薄まり、畏れのない現代人が風習を変化させていった流れかなと推測。
ここ最近の創作っぽいやつと違って興味深い話だった。
446 :本当にあった怖い名無し 2013/09/11(水) 17:33:26.03 ID:Rw6FGdrO0
>>431
それは違うw
シーサーは狛犬と同じような起源だし、「石敢當」は、中国の昔の強い人の名前。
それに石を置くだけっていうが、盛り塩は塩を盛るだけだし、お札だって貼るだけだろ?
民間人がやるものなんだから、そんな手間隙かかるようなのじゃなくてもおかしくない。
Wikipedia 石敢當
石敢當(いしがんどう、いしがんとう、せっかんとう)は、石敢當などの文字が刻まれた
魔よけの石碑や石標。石敢当、泰山石敢當、石敢東、石散當、石散堂、石厳當と
書かれたものもある。中国で発祥したもので、日本では主に沖縄県や鹿児島県で見かける。
447 :本当にあった怖い名無し 2013/09/11(水) 17:39:37.37 ID:Rw6FGdrO0
ちなみに「石敢當」は、実は石である必要すらなくて、その文字自体に意味があるらしい。
だから木で作ってあるのもあるし、ブロックに石敢當と書いて置いてある家もある。
本気かどうかはわからないけど、壁にじかにスプレーで石敢當って書いてある家も見たことある・・・
だから、沖縄の石敢當の総数の調査は実質不可能って言われてる。
448 :本当にあった怖い名無し 2013/09/11(水) 22:45:52.60 ID:I2KvPUV30
>>446
調べたら違うみたいだなwwシーサー猫の死体起源説はさすがになかったか
シーサーも盛り塩もお札も今では民間信仰に変化したから
誰でも出来るってとこでは間違いないけど、
自分がしたのはそれよりも古い、沖縄でアニミズムが主流だった時代の話なので、
それについては軽く補足。
盛り塩やお札は元々神事・仏事(祭司のみが許される儀式)だし、
シーサーも本来は城門や寺社の前(それこそ狛犬)にしか建てられない特別なもの。
元々は決して民間人が手を出せる簡易な風習ではないし、
むしろ特殊な人間が手間隙をかけて行わなければ宗教としては意味がなかった。
それがムラやクニの生死を分けると信じられていたからね。
石敢當に関しては木や壁に書くというのも
最近の沖縄の人たち的に形式とかどうでも良くなってしまったというだけな気もww
現代の民間信仰ってのはそういうもん。
432 :本当にあった怖い名無し 2013/09/08(日) 00:09:27.04 ID:TcOxTgFk0
鰯の頭とはまた違うんだろうな
433 :本当にあった怖い名無し 2013/09/08(日) 00:09:55.13 ID:maZKnhj50
シーサーはエジプトのスフィンクスが東進したものじゃね?
エジプトではどういう扱いだったのかしらん。墓守かな
434 :本当にあった怖い名無し 2013/09/08(日) 00:27:13.05 ID:Vjxt1MDk0
>>433
オイオイ
旅人にクイズを仕掛けたのは誰でも知ってるだろ
ジャジャン!生まれた時は四足、その後成長して2本足、最終的に老いぼれて三本足、
これなーんだって言った下半身ライオンで上半身がセクシー美女のアレだよ!
437 :本当にあった怖い名無し 2013/09/08(日) 11:07:37.00 ID:5ydtxNYE0
>>434
上半身下半身で分かれてるのはギリシャ製の凶暴なのじゃなかったか
エジプトのは人面獣身
438 :本当にあった怖い名無し 2013/09/09(月) 21:43:46.69 ID:5SKtTdZ20
スフィンクスだけが、というわけではないけど獅子のイメージが東進した形が
シーサーというのはあながち間違いではないよ。
エジプト・メソポタミア域で獅子が「屈強な神の使い」として
王の建造物の傍に置かれていたのは周知で、
そのイメージは中央アジア、中国に広がっていった事がすでに証明されている。
ここまで来れば日本に伝播しない理由はないけど、岡山県にある熊山遺跡には、
獅子の顔をかたどった(ローマの真実の口みたいな正面顔)絵が描かれていて、
さらに獅子の冠を着けた人物坐像(エジプトやアッシリアでしか見られない様式)
まで描かれているらしい。
ちなみに熊山遺跡の墳墓は、タジキスタンにあるヴァン仏教遺跡と酷似している
(画像検索したら本当に似てるw)。
中国の生活技術や仏教などと一緒に、中東・中央アジアから
わずかな異文化が持ち込まれた時代が確かにあって、
日本は地理的・時代的に見ても、狛犬やシーサーといった獅子のイメージが伝播した
最後の地だったのかもしれない。
439 :本当にあった怖い名無し 2013/09/09(月) 21:54:25.38 ID:vA/Q4Iiy0
しかし、琉球の人はインディオ系の血を受け継いでいるってのが濃厚だしなぁ
文化が伝わったとしても大和止まりで琉球の方に行く事ってあるんだろうか
狛犬はルーツが同じ可能性あるな
441 :本当にあった怖い名無し 2013/09/09(月) 22:04:51.45 ID:5SKtTdZ20
>>439
シーサーは直接中国から渡ってきたみたいだね。
だから時代考証は必要だけど中国から先、日本列島と沖縄の
2ルートに分岐したと考えるのが妥当かも。
ちなみに琉球民族がシーサーごと沖縄に持ってきたわけではないので血筋は関係ない、と思。
ここは良スレだな・・・。
神社の巫女は本来初潮前の女性が務めるのが本来のあり方。
神社の氏子の子供から選ばれて、
「捧げられた」女性を指す。
これらの女性は、初潮が始まると神社から帰ってきて、代わりの女の子が巫女になるんだが、
中には「遅い」子もいて、それは神に気に入られたとされた。
生理的なもので、いつかは始まるんだろうけども、中には随分遅い巫女もいたようだ。
これは例えば、近代の有名な神憑りである「長南年恵」が生涯生理が無かった事を考えると、
神が懸かるには、それが必須な条件であるようにも思える。
今は巫女のいない神社も多いが・・・。
土着信仰には巫女=神代=シャーマンが必須なんだな。
172 :本当にあった怖い名無し 2012/11/10(土) 16:30:18.06 ID:5Edzmzdr0
女には、呪術的で神聖な力が宿っていると信じられていたんだね。
西洋の魔女狩りにも見られる、この「女性の神秘性」ってすごく興味深い
何故女性なんだろう?子供を産むから?その種を産むのは男性だが?
何故なんだろう、興味深い
これについての研究や論文を知ってる方がいたら是非教えて下さい
277 :本当にあった怖い名無し 2013/01/27(日) 21:50:04.51 ID:Q3pOV8op0
>>172
日本古代呪術 吉野裕子著が詳しいよ。
割愛するけど、要点は「入れて出す呪力」があるってこと。
招かれた客であろうと、招かざる客であろうと入ってしまったモノを押し出す
なぜか、っていうのは古代思想からっていうのはちゃんと本で説明してある
という呪力は最高の呪詛だった。
ニニギがアマノウズメをともなって地上に降りようとした時、
サルタビコが待ち構えていて、ウズメが陰部を丸出しにした、
というのも「押し出す力」の呪詛。
サルタビコを追っ払う呪詛だね。その後、素直に道案内するし。
アマテラスが岩戸に閉じこもった時も、ウズメは陰部をあらわにして裸踊りをした
というのもアマテラスを岩戸から押し出す呪詛。
民俗学者 吉野裕子
Wikipedia 吉野裕子
吉野裕子(よしの ひろこ、1916年 - 2008年4月18日)は、民俗学者。東京都出身。
1942年『風のさそひ』を上梓、専業主婦となるが、日本舞踊を習っていたことから民俗学に
関心をもち、1954年津田塾大学卒業、1970年著書『扇』を刊行、
1977年「陰陽五行思想から見た日本の祭り」により筑波大学(東京教育大学)文学博士号取得。
在野の学者として著書多数。全集全12巻がある。
173 :本当にあった怖い名無し 2012/11/10(土) 16:36:54.45 ID:Bb5N/Anh0
このあたりが参考になるかな
「妹の力」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A6%B9%E3%81%AE%E5%8A%9B
「ヒメ・ヒコ制」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%A1%E3%83%92%E3%82%B3%E5%88%B6
「聞得の大君」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%81%9E%E5%BE%97%E5%A4%A7%E5%90%9B
174 :本当にあった怖い名無し 2012/11/10(土) 16:39:52.03 ID:Bb5N/Anh0
ただし女性の持つ力といっても表面的には2種類ある
一つは巫女などに見られる純潔性としての力
もう一つは出産をなす豊穣の象徴としての力
これらは実は表裏一体の関係にある
もう一つ大事なことは「女性の持つ力」といった場合、
それは誰から見ての力であるのかということ
182 :本当にあった怖い名無し 2012/11/11(日) 00:32:34.57 ID:ilrHuQIuO
芸も神事というか、呪術に通じていなかったっけ
原始的な精霊信仰の民族間では、歌も踊りも神への祈りには欠かせないしね。
そう考えるとアメノウズメはまさにシャーマンの典型に思える。
玉依比売(霊依り姫)、市寸島比売(斎き島の姫)など、
神霊を依り憑かせ、神に仕える女性を象徴する名の姫神もあるわけだが
女性が特に依り代として強調されるのは、やっぱり自分以外の生命、
極端に言うと、いずれは一人の人間となる他者を納める穴が胎内にあるからかも。
勿論そこに宿すこと自体も神秘なんだけど、
別の生命、別の魂を受け入れられるキャパと言うか、
受け入れ可能な場が予め体に備わっているのだから、
某かの霊(タマ)も降ろし易い構造だってことかもしれない。
185 :本当にあった怖い名無し 2012/11/11(日) 09:01:05.17 ID:Evz4a+2t0
>>182
>芸も神事というか、呪術に通じていなかったっけ
舞踊は元々神様に捧げたものが大衆化してったんじゃなかったかな?
大本はアメノウズメじゃないけど、巫女の神がかり的状態かなとは思う
古代娼婦が神殿・神社の巫女だったってのはよく聞くけど
聖と俗は表裏一体だからわかるような気がするね
187 :本当にあった怖い名無し 2012/11/12(月) 08:07:14.97 ID:ubaDPT6c0
もっともっと原始的な信仰では女性(母性)を信仰しているものが多いと思うけど?
生命を産み出す事を神聖視されていて尊敬されていたでしょう。
神道的な方面では女性が毎月血を流す事が不浄観に繋がり、と読んだけど。
152 :本当にあった怖い名無し 2012/11/05(月) 00:15:58.13 ID:RsEYM3j20
そういや「みこ」って女性のイメージだけど、古代から須らく女性だったのかな?
てか巫女ってスレチかな
153 :本当にあった怖い名無し 2012/11/05(月) 01:41:34.72 ID:WPwJzZER0
>>152
シャーマニズムなら男性もいたはず。
国や地域、時代によってバラバラ。
154 :本当にあった怖い名無し 2012/11/08(木) 18:42:59.60 ID:oGOHYBji0
>>152
天皇陛下は新嘗祭で天照大御神と同衾するから男でシャーマンだね。
155 :本当にあった怖い名無し 2012/11/08(木) 21:55:48.82 ID:z/rub1HU0
>>152,153
ありがとう。
何か日本のカテゴリーで考えて女性のイメージだったけど、色々なんだね
天皇陛下は人と神を繋ぐ存在って感じだけど、それがシャーマンなのかなー
157 :本当にあった怖い名無し 2012/11/08(木) 22:16:55.33 ID:nr/cc53eO
陛下がシャーマンねえ。
どちらか言えば「神官」といった方が。
なんせ記紀ですら天皇が神懸った話が無い
(皇后や皇女が神懸ったり巫女になる話はあるが)。
また記録上明らかなのでは、平安時代から鎌倉時代まで宮中に御巫という巫女を
わざわざ数名抱えて宮中祭祀をさせていた。
本人がシャーマンの役を果たせるならその必要は無いけど、そういう訳で無かったからこそ。
ただ宮中関係者のいう「神懸り」とは神信仰に熱心だったり拝み屋の事を指すらしく、
戦前の宮中関係者の日記に出てくる時は拝み屋や祈祷師を指してるというし
非常に信仰熱心だった幕末の孝明天皇はその熱心さ故に
「神懸った事を好まれる」と言われていたとも。
162 :本当にあった怖い名無し 2012/11/09(金) 21:30:42.74 ID:umKyCQG70
>>157
他人に憑依させるのは"精霊統御者型"のシャーマンらしい。
191 :本当にあった怖い名無し 2012/11/13(火) 19:32:09.74 ID:wSfM433H0
>>157
>記紀ですら天皇が神懸った話が無い
崇神天皇は夢で大物主命とコミュニケーションしてる。
夢見はシャーマンの技術だよ。
192 :本当にあった怖い名無し 2012/11/13(火) 23:13:04.01 ID:lkwEBg+t0
うだ記紀・万葉/神武天皇と宇陀
神武天皇は、…眠りにつきました。…夢に天神が出てきました。
天神は「天香山(天香久山)の神社の土で平らな皿八十枚を造り、
あわせて新酒を入れる聖なる瓶を造って、天神地祇(あまつやしろくにつやしろ)を敬って祀れ。
また、身を浄めて、相手に災いが及ぶようにと祈願せよ。
そうすれば、敵は自ら降伏し従うであろう。」というのです。
www.city.uda.nara.jp/udakikimanyou/yukari/jinmutennou/uda.html
193 :本当にあった怖い名無し 2012/11/13(火) 23:18:40.97 ID:lkwEBg+t0
【古代天皇誌】垂仁天皇(1)“予知夢”で継いだ皇位(1/2ページ) -
MSN産経west 2012.11.6 15:00
崇神天皇は、オオモノヌシの夢をみて、国の治めるべき方法について示唆を受けましたが、
皇太子を指名するにあたって、二人の皇子である、
豊城命(とよきのみこと)と活目尊(いくめのみこと)に夢を見させて、
その夢で占うことにしました。
158 :本当にあった怖い名無し 2012/11/08(木) 22:36:20.53 ID:+fCrh2630
奈良の纏向遺跡(3世紀)の土坑から出土する祭祀遺物は
後の新嘗祭で使われた祭器と共通するものが多いとはよく指摘されているな
Wikipedia 新嘗祭
新嘗祭(にいなめさい、にいなめのまつり、しんじょうさい)は宮中祭祀のひとつ。
大祭。また、祝祭日の一つ。収穫祭にあたるもので、11月23日に、
天皇が五穀の新穀を天神地祇(てんじんちぎ)に進め、また、自らもこれを食して、
その年の収穫に感謝する。宮中三殿の近くにある神嘉殿にて執り行われる。
159 :本当にあった怖い名無し 2012/11/09(金) 01:58:50.32 ID:bvvUtJVq0
>>158
マキムクって、渦巻いててフワフワした感じを連想していい。
土木工事や建築の怖い話ないかなー?
160 :本当にあった怖い名無し 2012/11/09(金) 12:22:39.00 ID:PycTj6nI0
>>159
穴守稲荷
Wikipedia 穴守稲荷神社
第二次世界大戦が終わった直後の1945年(昭和20年)9月21日、
羽田空港の拡張のため、米軍より強制退去を迫られることになった。
移転前の社殿や他の鳥居はGHQによって取り壊されたが、門前の赤鳥居だけは撤去できず、
羽田空港の駐車場にそのまま残され続けた。 それは赤鳥居にロープをかけて倒そうとしたところ、
そのロープが切れて作業員たちに死傷者が出てしまい、その後も何度か取り壊しや
移転案も出たのだが、その度に移転の工事関係者が事故にあったり
原因不明の病気になったりと、赤鳥居は“祟る”と言われてきたからである。
161 :本当にあった怖い名無し 2012/11/09(金) 14:31:56.77 ID:47RDYSR00
>>159
5年前ぐらいの話だけど、京都の天神系の神社で、
推定樹齢500年の大銀杏の枝をはらった職人4人が、
その日の晩に食中毒で病院に担ぎ込まれた。
うち2人は入院し、命は助かったもののかなり重症。
4人とも医者に「昼食に食べたものが原因」と言われたけど、
4人とも弁当持参で、同じものは何ひとつ口にしていなかったそう。
涼しい時期だったから、弁当が痛んでいたとも考えにくいし。
204 :本当にあった怖い名無し 2012/12/12(水) 00:36:54.81 ID:4/CjRexR0
むかし秩父の荒川上流ダム群のあたりに
イツザミという村八分にされた3戸ほどの集落があった。
その人達の間では法律によって禁止される昭和初期まで風葬が行われていた。
遺体を風葬する洞窟には鵺というのが棲みついており死体の肉をキレイに食べて
骨だけにしていると言い伝えがあるそうだ。
そしてその骨を洗骨し壷に入れて洞窟に納めるが風習だったらしい
日本が高度成長期に入る頃、父が住んでいる地元で戦時中に使われていた
近くの防空壕から気味の悪い奇声が聞こえてくると噂が広まった。
あるとき地元の若い男達3人が酒を飲んだ勢いで、その防空壕へ肝試しに入った。
男達が戻ってくると得体の知れない大きな獣の死骸を持ち帰り
これが化物の正体で退治してやったと地元民に勇ましく見せびらかしていた。
だが数日後その獣に直接トドメを刺して殺した男が突然死んだ。
そして葬儀が行われ火葬された男の遺骨が、何故かまったく残らず
全て灰になってしまい結局それで祟りだ呪いだの噂や騒ぎが大きくなり揉めに揉めていたら
それを見かねた土地の有力者が火葬炉の火の調整の不手際よって起きたのが原因で
祟りではないという事情を説明して遺族に弔慰金を渡して騒動を収拾させた。
だがその後・・・
土地の有力者は防空壕の傍にあの獣の魂を鎮める小さな塚をひっそりと祀っている。
地元民はそれを「鵺塚」と呼んだが、塚がダムに沈んだ後でも
公でその話をする人はいなかった。
この話を父が亡くなる直前に聞かされ、
私はよくある迷信の類と思い本気にはしていなかったが
父が他界し葬儀の最中にある事に気づいた。
父方の身内や親戚の葬儀で骨上げをした事が一度もない事を・・・。
220 :本当にあった怖い名無し 2012/12/17(月) 22:29:50.28 ID:yPseDOl30
蜘蛛とカラスが出てくる話知ってるやついないか?
真っ黒な人型が災いでカラスはその使い魔で蜘蛛が魔除けみたいに伝えられてたけど
実はその真逆だったみたいな話
221 :本当にあった怖い名無し 2012/12/20(木) 23:47:08.72 ID:0Azxbh6j0
>>220
人間を啄む烏はすぐ殺せ
ってタイトルの話じゃない?
http://nazolog.com/blog-entry-5837.html
223 :本当にあった怖い名無し 2012/12/22(土) 23:41:32.67 ID:54kjlaDY0
>>221
これだ、あんがと
穴だらけにする化け物も怖いが、
口伝できなかったがために途中から意味が捻じ曲がったこととか
親父さんの意見を聞き入れなかった年寄の盲信さとかにゾクっとした
こういう間違った伝承が自分の身近で起きてたら洒落にならんよな
222 :本当にあった怖い名無し 2012/12/21(金) 17:20:04.45 ID:vHd5ZJzJ0
うちらの地方では女の子が神隠しに遭ったら櫛を隠せという伝えがあるな
これは間引きとか、口減らしで里子に出したとか
遊女に売ったとかではなくて本物の神隠しの場合
その子が隠されたのは依り代にされるためで
それには櫛が必要だから
その女の子自身か、さらった妖物が櫛を取りにくる
ところが櫛が見つからないと女の子は役に立たなくなって
返されて見つかる場合が多いという
664 :本当にあった怖い名無し 2014/01/18(土) 01:29:34.49 ID:ocLt00QnO
>>222
男性を霊的なモノから守る最強の御守りは血の繋がった姉妹(特に姉)の櫛だと
聞いたことがあるよ。
これだけではアレなので自分も1つ。
自分が住む地域には「墓」のつく地名が多い。
何年か前に「不吉!!改名すべき!!」って話が持ち上がったんだけど
「いやあでも昔からあるし、ねえ?」みたいにナアナアになって自然と立ち消えに。
当時自分はまだ学生だったんだけど、立ち消えになる過程が子供から見ても
不自然なほどスムーズで違和感を感じるほどだったなあ。
今も何事も無かったようにその地名は使われている。
なんだろう、「不吉すぎて逆にめでたい」みたいな感覚なのかな?
667 :本当にあった怖い名無し 2014/01/18(土) 22:36:55.45 ID:LDKm1+u3P
>>664
沖縄のオナリ神だね。
兄、弟の神は姉・妹。霊力は女が勝っていて、男性兄弟を護る強大な力は
姉妹に敵わない。
名前というのは、漢字を変えたり異口同音の漢字に置き換えることで
力は失わない。墓ではなくて、別読みでハカと読める文字があると思うよ。
668 :本当にあった怖い名無し 2014/01/19(日) 06:32:42.96 ID:jQcntCD00
>>667
墓の語源について「ハフる+処」と覚えていたが
ググってみたらいろんな説があるんだね
http://gogen-allguide.com/ha/haka.html
669 :本当にあった怖い名無し 2014/01/19(日) 22:39:24.39 ID:t+dZ6gCZO
自分>>664だけど、地方は東北とだけ。
同じ地域に「はか」と読む地名もあれば「ぼ」と読む地名もあったりするよ。
しかし面白いことを教えて貰った、ありがとう。
670 :本当にあった怖い名無し 2014/01/19(日) 23:07:20.98 ID:4CkebSrdP
>>664
沖縄のオナリ神(沖縄の宗教は日本の原始的なものと思われる。)でもあり、
櫛=蛇。昔の櫛の形は、蛇の頭を模していた。
沖縄の神木とされるビロウは、男根を模している。そして男根は
蛇から連想されたもの。脱皮して再生し、毒で一撃する、最強の存在。
過去、斎宮として永久の別れをした皇女は、天皇から櫛を与えられた。
櫛を与えられることによって、蛇の霊性を宿すことになる。
古事記でも、スサノオは奇稲田姫(クシイナダヒメ。クシは、蛇の古語「カカ」から変化)。
蛇は田を荒らす小動物、保管した穀物をネズミから護る。
櫛は先祖の霊ともされるが、やはり蛇としての霊性(再生と発展)を
備えたものなんだろうね。
671 :本当にあった怖い名無し 2014/01/20(月) 00:01:14.70 ID:ENEqMmUrO
>>670
ほえー、おもしろー!
そういやしめ縄なんかは蛇の交尾を模してるとか聞いたことがある。
自分の実家にも昔「屋敷蛇」っていうのが居て家を守ってくれてたらしいし、蛇すげえな。
673 :本当にあった怖い名無し 2014/01/20(月) 22:33:15.34 ID:TetmIphwP
>>671
その蛇の化身とされてる神木、ビロウは今でも皇室の祭祀に使われているし
山伏の祭祀にも欠かせない。山伏の腰に葉っぱみたいなものが巻かれてるのもビロウ。
しかし、大昔は沖縄から、ビロウを輸送するのも大変。そこで模倣したものが扇。
ビロウの葉を、日本人の得意な見立ての術を使ったのが扇。
だから、今でも神事で使われている。
注連縄なんて、もろ蛇だよね。
674 :本当にあった怖い名無し 2014/01/23(木) 02:58:33.98 ID:xfCdlWU10
ビロウは九州ならどこにでも生えてるよ
海外だったらたくさんあるんだけどな。
インセント(近親交配)・タブー
中世のヨーロッパの貴族は近親相姦を多く行ったが血友病に悩まされていた。
ハプスブルク家など・・
パプアニューギニアの食人習慣は、たんぱく質不足を解消するために
1920年代から始まった新しい習慣で、けっかヤコブ病が蔓延したとか・・・
ここ誤情報もあると思うが
http://matome.naver.jp/odai/2133587727969979601
【閲覧注意】世界の民族の恐ろしい風習・儀式
225 :本当にあった怖い名無し 2012/12/29(土) 13:49:02.46 ID:rBvaP+aU0
どこも昔は血が濃くなりやすかったり、飢饉の時は食人があったさ
釣りだったらすまん
なかなか、土着ってなると今も続いてるなら隠蔽されてるし
どんな驚くことでも廃れたら語り部すらいなくなるもんなぁ
大好きな話題だけど盛り上がらないのは仕方ない
226 :本当にあった怖い名無し 2012/12/30(日) 10:49:52.23 ID:BqD/uOM50
鹿児島のひえもんとり最強伝説
http://matome.naver.jp/odai/2134500560108964301
死刑囚の遺体に数人でかぶりつき、皮膚や肉を噛み千切って、
一番早く胆嚢を取り出したものが勝ちとなる競技。
228 :本当にあった怖い名無し 2012/12/30(日) 18:13:55.40 ID:eyvNsHzd0
ひえもんとりが実際にあったのなら
それは鎌倉時代の元寇と関係がある可能性がある
島津氏は元々鎌倉幕府の有力御家人であったが
元寇を機会として九州入りし在地化した
元寇ではモンゴル兵が勇敢に戦った
日本軍の将の死体から腹を切り裂いて肝を取り
食べていたという記録が残っているな
これが伝わったのかもしれない
229 :本当にあった怖い名無し 2012/12/31(月) 17:48:40.06 ID:O3LD6OoX0
「勇敢あるいは強豪な敵を倒したら、その遺体の一部を
経口で体内に取り込む」っていう風習は内外問わずあるけど
ぱっと読んだ感じ、ひえもんとりはあくまで死刑囚、刑死者とか
罪人って点はかなり違うよね…
敵将云々みたいな思想に基づいた儀式的行為よか実利的な感じ。
230 :本当にあった怖い名無し 2012/12/31(月) 17:59:36.76 ID:efw3KxrS0
薩摩の場合はひえもんとりをやるほうも低い身分のものだからな
231 :本当にあった怖い名無し 2013/01/02(水) 10:33:51.89 ID:IbIH+CPT0
>>228
>それは鎌倉時代の元寇と関係がある可能性がある
>島津氏は元々鎌倉幕府の有力御家人であったが
>元寇を機会として九州入りし在地化した
違うだろ。
そういった習俗は、島津がもたらした訳ではない。
倒した相手を食べて力をを取り込むという呪術的発想は、
太平洋の島々やベトナム等で見られる。
薩摩にも、南方からそういう習俗が伝わっている可能性の方が高い。
232 :本当にあった怖い名無し 2013/01/02(水) 10:48:37.33 ID:B3K3fYUCT
>>231
中国の古い文献にも、そういう記述がけっこうあるね。
ただ、中国の場合は、力を取り込むというより
殺した相手に屈辱を与えるという刑罰的発想が濃いようだ。
233 :本当にあった怖い名無し 2013/01/02(水) 11:52:50.27 ID:IbIH+CPT0
だから、中国の食人は全く違う系統だと思うよ。
234 :本当にあった怖い名無し 2013/01/02(水) 12:34:48.24 ID:5ZxFAz7ZT
系統ね…
昔、日本人の切腹のルーツを調べたことがあるんだが
日本で切腹が始まるより早く、中国の文献に出てくるんだよ。
精神的背景と流れを追うと非常に興味深いものがあるんだが
正月にする話じゃないからやめとくw
236 :本当にあった怖い名無し 2013/01/02(水) 15:10:36.43 ID:ht77p7NeO
その昔、先祖が食人していた、その証らしい巻物を誰かスレしていましたなぁ
それでものすごい騒ぎになり、でも実は釣りだったと判明
釣り神様なんて言葉もあった
あれから10年くらい経ったんですねぇ
覚えている人いる?
俺の先祖は恐ろしい人物かも知れない・・・
http://chikatomo.doorblog.jp/archives/26948358.html
237 :本当にあった怖い名無し 2013/01/02(水) 15:18:16.21 ID:BgVzbDCX0
>>236
ノノノノノ
( ○○)
(||||)
238 :本当にあった怖い名無し 2013/01/02(水) 19:09:24.49 ID:U0N3M5t60
>>236
ノシ
もうそんなに前だっけ?
239 :本当にあった怖い名無し 2013/01/02(水) 20:16:10.42 ID:ht77p7NeO
確か私がそれを知ったのは24歳の時だったから6年前だったかな?
それより前から騒がれていたから7年くらいと考えれば10年前にはならない?
240 :本当にあった怖い名無し 2013/01/02(水) 20:46:37.76 ID:U0N3M5t60
そっか~
俺も歳くうはずだわw
241 :本当にあった怖い名無し 2013/01/02(水) 21:04:21.04 ID:BgVzbDCX0
2006年だって
今でも話題になるってすごいね
1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/06/25(日) 06:10:04.09 ID:WKtxtdPV0
昨日仏壇を掃除していたら何枚かの古い文書が出てきた。
その内の一枚に鬼?が人間食ってるように見える文書があったんだよ。
それをよく見たら鬼の一匹に俺の先祖の名前が書いてある。
なんだか物凄く怖い・・・
242 :本当にあった怖い名無し 2013/01/02(水) 21:21:22.13 ID:ht77p7NeO
忘れもしない
あのスレの最後
ただでさえ盛り上がったからなぁ
スレチでごめんなさい。でも忘れられない
釣り神さま
名付けた人最高!!
243 :本当にあった怖い名無し 2013/01/02(水) 21:35:41.88 ID:U0N3M5t60
結果釣りだったけど内容的にはココ向きかもね
懐かしいや
244 :本当にあった怖い名無し 2013/01/03(木) 03:24:16.53 ID:cL83lR1F0
高橋克彦の短編時代小説読んでると、やたら食人の話が出てくる。
彼の地元、東北の話ばっかりだけど。
245 :本当にあった怖い名無し 2013/01/03(木) 03:53:50.41 ID:P8/Pvjkw0
やっぱ天明の第飢饉の影響?
その人読んだことないけど
246 :本当にあった怖い名無し 2013/01/03(木) 03:55:59.97 ID:P8/Pvjkw0
・・・と思ったら龍の柩のひとか!
今度短編探してみよ
竜の柩(1) (講談社文庫) 高橋克彦
247 :本当にあった怖い名無し 2013/01/03(木) 04:49:02.04 ID:cL83lR1F0
今タイトル覚えている短編集では『悪魔のトリル』とか。
あまのじゃくと瓜子姫の話はかなりえぐい。
悪魔のトリル (祥伝社文庫) 高橋克彦
別の本だったかもしれないけど、
個人的に一番好きなのは旅の僧がいつの間にかいなくなる話。
後日、父親と一緒に釣りに行った子供が、魚から血が吹き出る様子を見て言った言葉が秀逸。
227 :本当にあった怖い名無し 2012/12/30(日) 16:56:06.33 ID:7HWFiEP40
友人にチラッと聞いた話で全く怖くないけど、同じ県内のある神社の氏子は、
鶏肉と卵を一切食べてはいけないという決まりがあるらしい
そういう地域では学校の給食も配慮されてるんだろうか?
由来が知りたくてググったけど、静岡県の『河津の鳥精進酒精進』しか出て来なかった
229 :本当にあった怖い名無し 2012/12/31(月) 17:48:40.06 ID:O3LD6OoX0
>>227
友人(が氏子やら、だけど県内の~って下りからして違うかな)や
実際の氏子は現在でもほぼ完璧に守ってるのかな。
鶏肉鶏卵アレルギーに置き換えて考えたら、鶏卵のほうは
加工食品だと回避しにくい…。
アレルギーと一緒で加熱したら、とか白身なら黄身なら~みたいな
違いは…ないか。鶏由来は口にしたらって風習っぽい。
鶏に恩があるか、恨まれてたり、
付け込まれる材料なのか、取り引きか。
その土地(一定区域)だけで作るとタブーな野菜とか
別スレのどっかで読んだけど、現在と現実はゆるゆるだったし、気になる。
ついつい鶏卵っていうとヒギョウ様というロマンを思い出す。
249 :本当にあった怖い名無し 2013/01/03(木) 10:58:16.08 ID:iqalhO8M0
>>229
神道ではニワトリを神様のお使いとする信仰がわりと全国的にある。
夜明けの鶏鳴が夜の闇を終わらせ、悪を追放するという意味で。
253 :本当にあった怖い名無し 2013/01/12(土) 15:36:24.36 ID:PZi6BDza0
自分九州に住んでいるのですが、父方の親族で身内からでた故人の骨(灰)を食べる
みたいな習慣があったって聞いた。
それも食人にあたるのかな?
254 :本当にあった怖い名無し 2013/01/12(土) 22:00:47.08 ID:Sb9atSK80
地域がパッと思い出せないんだが、直系の子や孫の近い親族で、
そういう話は割とあると思う。
儀式化して、舐めるフリだけとか骨に見たてた食物を食べたりとかあるから、
個人的には食人には当たらないと思うけど…意識の違いだから何とも言えない。
食人と共通するのは、偉人の一部を自分に取り入れることで、
自分のMP上限をレベルアップって思想じゃないかな?
まー、亡くなった方への弔意・敬意の表し方としては怯えることではないと思います
255 :本当にあった怖い名無し 2013/01/14(月) 00:26:26.52 ID:7rDpeid60
食人つうか食神(?)ぽい風習なら知ってる。
皆さんがお正月に食べるお雑煮。実はアレ、とある神が封印を破って復活しない
ように体や内臓をバラバラにして民草に食べさせる古代の封印呪術が発祥
という説がある。正しくは「臓煮」
その神の名前は「ウシトラの金神」または「国之常立神」という。
昔、若気の至りでそんな「お雑煮の話」を釣りネタに使ったことがあるw
多分知っている人は知っている釣りネタの一部だ。
ネタに雑煮話を使った箇所はここの60。
http://khmb.blog92.fc2.com/blog-entry-2120.html
あの後色んな地震が起きたもんだから一部の人々を
妙に怖がらせちゃったようだねw 偶然だよw
256 :本当にあった怖い名無し 2013/01/14(月) 10:04:56.29 ID:qj3tx1ZM0
釣りネタってことは、嘘?
258 :本当にあった怖い名無し 2013/01/14(月) 14:54:10.53 ID:7rDpeid60
>>256
雑煮伝説は前から実在する。それ以外はウソ。
261 :本当にあった怖い名無し 2013/01/16(水) 22:01:41.56 ID:dlxpF1Ty0
うちの地域では俺の母親が子供の頃あたりまで
男の子でも女の子でも3~4歳くらいになると必ずあやとりを覚えさせられた
技は一種類だけで「蛾」と呼ばれるもの
これはけっこう複雑な取りかたをするが
素早くできるようになるまで何度もくり返し練習させられたそうだ
今は産業としては成り立たなくなっているが、ここいらは昔は養蚕が盛んで
集落の裏の山(四百Mほど)のなかほどに「蚕霊塔」と呼ばれる供養塔がある
こういう供養塔は明治以降、製紙工場の近くに作られたのが多いが
裏山のはかなり古い時代のものらしい
この山一帯には「ヨシユキ様」という妖異が棲んでいて
それは大きなカイコガの姿をしているという
ただし普通の人間の目には見えない
この山に子どもが入るときには必ず一本の紐を持たせられる
母親の場合は白い毛糸の紐で、わざと切れやすいように傷がつけてある
262 :本当にあった怖い名無し 2013/01/16(水) 22:02:16.32 ID:dlxpF1Ty0
なぜそんなことをするかと言えば
山中では「ヨシユキ様」に祟られることがある
背中に重しがのったようになってかたわらの藪に突っ伏してしまうことがあったら
それは「ヨシユキ様」が後ろにのっているせいだという
こうなるともう声もたてられない
ばさばさというはばたきの音が聞こえてきてだんだんと気が遠くなっていく
そうなったら意識があるうちに素早くあやを取って蛾をつくる
その形のまま力を込めてプツンと紐を切ると「ヨシユキ様」は離れていくらしい
子どもだけの場合は、これ以外に逃れる方法はなく
寒い季節だと藪の中で発見されずに死んでしまう例もあったという
この「ヨシユキ様」というのは、郷土史などでは南北朝の頃の南朝の皇子で
戦乱の際に自害した悲運の皇族と書かれている
それが妖異となって山中をさまよっているということらしいが
その方がなぜカイコガの姿とされているのかはよくわかっていない
おそらく歴史の中で埋もれた話があるのだと思われる
264 :本当にあった怖い名無し 2013/01/19(土) 00:33:05.18 ID:8MLKBOwv0
「ヨシユキ様」って「ユキヨシ様」を変えたものなら
長野・岐阜・愛知のあたりの話だろう
265 :本当にあった怖い名無し 2013/01/19(土) 08:29:47.56 ID:9YYoovaZ0
伊那谷のほうかな
266 :本当にあった怖い名無し 2013/01/19(土) 15:33:57.13 ID:uaHkuPXBO
俺、岐阜県の美濃地方に住んでるが聞いた事ないな…
267 :本当にあった怖い名無し 2013/01/19(土) 15:44:48.44 ID:T4ialDAJ0
岐阜県と言えば両面宿儺の伝説があるね
すくなかぼちゃの名前の由来が両面宿儺だと最近知った
268 :本当にあった怖い名無し 2013/01/19(土) 23:33:01.82 ID:JUiZgEiM0
少なくとも下伊那では聞いた事が無い
阿智とか根羽とかかもしれない
269 :本当にあった怖い名無し 2013/01/20(日) 16:51:18.26 ID:7Y3o25ku0
ググってみたらWikiに
>伊那谷から北三河・北遠江にかけての国境地帯には
「ユキヨシ様」を祀る習俗が広く分布しており
とあるけど、上の話の「ヨシユキ様」が「ユキヨシ様」のこととは限らないんじゃないか
Wikipedia 尹良親王
尹良親王(ゆきよししんのう/これなが―/ただなが―、
正平19年/貞治3年(1364年)? - 応永31年8月15日(1424年9月7日)?)は、
『浪合記』『信濃宮伝』などの軍記に見える南朝の皇族。それらの記すところによれば、
後醍醐天皇の孫にして、中務卿宗良親王の王子であり、母は井伊道政の女とされる。
父親王の討幕の遺志を継いで東国各地を転戦したと伝えられるが、その内容の信憑性が
極めて乏しいため、歴史学の立場からは実在性を疑問視する意見が多い。源尹良とも。
272 :本当にあった怖い名無し 2013/01/24(木) 16:25:28.13 ID:2E929YRB0
漫画家の水木しげるが書いた「のんのんばあ」の話に「引っぱる」というのが出てくるが
数十年前まで俺の住んでいた地方でもこれに似たことがあったんで書いてみる
当時自分はまだ小学生だった
「引っぱる」というのは今まさに死んでいく人間は
その死のまぎわに生きた人を道づれにして冥土に旅立ってゆくことができるというような話
うちは四国の山奥の集落だったんだが、当時90過ぎのひいばあさんが肺炎になった
ひいばあさんくらいの年代は意地の強い人が多くて、前日まで腰を曲げて畑に出ていた年寄りが
明くる日ぱたっと倒れて亡くなってしまうなどということがよくあったらしい
長く寝たきりになって家族の世話を受けるという人は不思議と少なかったという
当時は自宅療養と往診が当たり前で、入院先で亡くなるということも年寄りでは珍しかった
273 :本当にあった怖い名無し 2013/01/24(木) 16:25:59.72 ID:2E929YRB0
ひいばあさんも肺炎と診断されてから1週間もたたずに死んでしまったが
寝ついたという話を聞いて、近隣のばあさん連中がわらわらと訪ねてくる
それも夜陰にまぎれるという感じで
ばあさんらは普段は夕飯を食うともうひっこんで寝てしまうんだが
夜の9時過ぎ頃に見舞いと称して野菜などを持ってきては病人の枕元で長いこと話し込んでいく
ひいばあさんは熱も咳もあって話ができるような容態ではないんだけど
それもかまわず病人に向かって「下の郷の○○婆を引っぱってくれ」のようなことを
くどくどと頼み込む
その○○婆にどんなひどい仕打ちをされたかなどのこともいっしょに
これらの声はひいばあさんが寝かされてる部屋から逐一聞こえてくるんだが
頼む方はそういうことも気にしてられないというくらい熱心だった
その頃はまだ一家を仕切っていた自分のじいさんはあまりいい顔はしてなかったが
ここらの集落の風習みたいなもんだから仕方がないという感じだった
ひいばあさんの葬式を出して3ヶ月以内に、集落の年寄りが2人亡くなった
そのうちの1人は間違いなく、ひいばあさんが引っぱってくれと頼まれていた対象だった
ただしその人は70過ぎだったんでたまたまなのかもしれず、引っぱりの効果かどうかは
何とも言えない
274 :本当にあった怖い名無し 2013/01/24(木) 17:55:26.67 ID:/HiBjcav0
>>273
リアルで不気味…!!(((;-_-(-_-;)))
ムラ社会では、昔からそういうことがあったんだろうね
「誰が何を頼みに来た」ということは漏らさない、という
暗黙のルールもあったの?
275 :本当にあった怖い名無し 2013/01/24(木) 18:56:03.72 ID:28Z5MEM90
引っ張り合い、か。すごくいいね。
281 :本当にあった怖い名無し 2013/02/23(土) 16:27:11.99 ID:zoSRsWsq0
子供の頃に住んでた地方に伝わる土用坊主の話
土用は年4回あって、この土用の入りから節分
(新暦2月の豆撒きが有名だがこれも年4回)までの約18日間は
草むしりや庭木の植え替えその他、土いじりをすることは忌まれていた
この風習は中国由来の陰陽五行説からきたようだが、この期間に禁を破って土いじりをすると
土用坊主という妖怪というか土精のようなものが出てきて災いを為すと言い伝えられてた
土用坊主の姿はあいまいで、土が固まって人型になったものという目撃談が多いようだ
ただ別伝承の中には土の人型がだんだんに崩れて
その人の一番嫌いなもの、見たくないものに姿を変えるという話もある
出身地の旧村はほとんどの家が農家だったので、
実際には土用の間すべて土いじりしないのは無理がある
だからそこいらでは立春前の土用は慎まれていたけれど、それ以外の期間は
土にさわっても問題なしとしていた
春の期間もおそらく田畑関係のことは除かれていたのかもしれない
このあたりは他の地域の伝えと少し違うかもしれないが
昔からの風習が廃れかかっていた頃のことなのだろう
282 :本当にあった怖い名無し 2013/02/23(土) 16:27:52.59 ID:zoSRsWsq0
ある中程度の自作が庭の木の下に金を入れた壷を埋めていた
この百姓はじつに吝嗇で、嫁をもらったものの婢のようにこき使って早くに死なせたし
実の両親に対しても年寄って弱ってくるとろくに飯も与えず一部屋に閉じ込めきりにして
やはりぱたぱたと死なせていたという
また小作や使用人への当たりもたいそう非道いものだったらしい
そうして溜め込んだ、百姓にはそれほど必要のない金銀を夜中にこっそり壷から取り出しては
暗い灯火の下で数えるのが唯一の生き甲斐だった
まだ冬のさなかのある夜、この百姓が夢を見た
どこか遠くのほうから土の中を掘り進んで百姓の家にやってくるものがある
人ほどの大きさもあるミミズで頭に人の顔がついているようだが
夢の中のせいか霧がかかったようにはっきりしない
その化け物が生け垣の下から庭に入り込んできて壷のある場所にいき
壷を割って中の大切な金銀をむさぼるように食べている
そしてすべて食べ終わると、ぐるんぐるんと土の中で輪をかいて踊るという夢だ
283 :本当にあった怖い名無し 2013/02/23(土) 16:28:26.98 ID:zoSRsWsq0
この百姓にとってこれほど怖ろしいことはない
たんなる夢とは片づけられないじつに気がかりな内容だった
そこで次の日の夜中に、土用にもかかわらず壷を掘り出してみることにした
龕灯と鍬を持って庭に下り掘り返すと
壷は割れた様子もなくもとのままで、口にした封にも変わった様子はない
やれうれしや、と壷を手に取ると壷の下に幼い女の子の顔があった
その顔は両目からたらたらと涙を流していて、一気に百姓の肩あたりにまでのびあがった
夢で見たとおりの土まみれのミミズの体をしていた
目の前で涙を流している顔を見て百姓はあっと思った
それはずいぶん昔に人買いに渡した自分の娘の顔だった
こういうのが土用坊主らしい
285 :本当にあった怖い名無し 2013/02/23(土) 19:52:24.88 ID:LAtUjCOD0
面白い話だねー
よかったら県名教えて(無理なら地域だけでも)
286 :本当にあった怖い名無し 2013/02/23(土) 22:08:00.75 ID:zoSRsWsq0
>>285
神奈川県だよ
287 :本当にあった怖い名無し 2013/02/24(日) 01:36:33.72 ID:iXWQfP2b0
おやまぁwikiがあったとは
Wikipedia 土用坊主
土用坊主(どようぼうず)は、神奈川県津久井郡青根村(現:相模原市緑区青根)に伝わる民間神。
土用(四季の終わりの18日間)になると邸地内に現れると言われている。この期間に
土をいじることは土用坊主の頭を引っかくことになるため、土いじりも草むしりも
行なってはならないとされる。陰陽道における土公神も同様に、所在時に土を動かすと
祟りがあるといわれることから、土用坊主とはこの土公神を指すものと見られている[3]。
288 :本当にあった怖い名無し 2013/02/24(日) 01:56:19.46 ID:8mQirIoY0
土用坊主って水木しげるが書いてるよな
299 :本当にあった怖い名無し 2013/02/27(水) 19:32:17.17 ID:boGWc0BY0
うちの母方の実家が檀家になってるお寺の話。
このお寺はそれほど大きくもないし有名でもないんだけど、
母が住んでた村の住民は三分の二以上がそのお寺の檀家になっていた。
残りの三分の一は被差別集落の人たちで、その人たちのための別の寺があったようだ。
ただ太平洋戦争後は過疎化が進んで、集落の人はほとんどちりじりにどこかに行ってしまい、
そっちのお寺はもうなくなっているらしい。
その実家のお寺には入ってはいけない場所、禁域がある。
子供の頃、母の里帰りについていったときに見て話を聞いた。
そこは寺の本堂の裏側を数百mほどいった、ちょっとした崖になっている下の方で、
上から見下ろすと何ということもなく熊笹の茂みが広がっており、大きな石を掘った祠があるだけ。
崖の上は木の柵で降りられないようになってて、柵の内側に四つ大きくて立派な墓がある。
この四つの墓はそのお寺の昔の歴代住職のもので、
崖下から忌みものが村に戻っていかないように守っているんだそうだ。
300 :本当にあった怖い名無し 2013/02/27(水) 19:32:49.48 ID:boGWc0BY0
江戸時代に村外から広まってきた流行り病でばたばたと人が亡くなり、
あまりに数が多いのと屍体から感染することを怖れたために、
疫病で亡くなった人は家族が大八車にのせてこの崖まで運んできて
そのまま下に転げ落としたという。
上から木っ端と松明を投げ落としたものの湿気のせいかあまり燃えず、
夏の時分でもあり半焼け半腐りの屍体が積み重なってひどい臭いだったようだ。
その後ある程度疫病がおさまってから残った村人で法要を開き、
高価な油を使って屍体を焼き、その上に祠を掘った丸石を転がし落とした跡なのだそうだ。
また、そのときにまだ健在だった実家の祖母から「疫馬」の話も聞いた。
これは祖母が子供の頃まで旧暦の8月25日に村で行われていた行事で、
回り当番の衆以外には、だれも見てはならないものだった。
ただし今にもそのやり方は伝わっていて、
村史などには書かれていないが、まだ覚えている年寄りが何人かいる。
夕方から夜にかけて村の大通りを男数人が担いだ皮をはいだ太い丸太が
村外れの山道のほうに向かってゆく。
祭りのようなにぎやかなかけ声もなく男たちは無言だ。
丸太には裸の男の子供をかたどった紙貼人形がまたがる形で乗せられている。
裸の体はところどころ斑点のように赤く塗られていて、
これは疫病にかかった人の姿を表している。
村の家々では固く戸を閉ざしてこれが通るのを見てはならない。
301 :本当にあった怖い名無し 2013/02/27(水) 19:33:21.08 ID:boGWc0BY0
そして村の境界まで来ると「疫神様出て行ってくれ、本物の馬に乗っていってくれ」
というような内容のことを皆で唱え、その人形を山道のほうに放り出す。
そのあと丸太を担いだ男たちは川に入って身を清め、丸太を氏神の神社に奉納する。
これは人形を用いているが、疫病が流行っていた当時はまだ息がある
子供の病人を丸太に乗せていったのだそうだ。
これは神社の神官の主導で行われたらしいが、お寺と神社の役割の
違いのようなものが伺えて興味深い。
302 :本当にあった怖い名無し 2013/03/06(水) 19:02:05.61 ID:bnZyDFfE0
笹の茂みってのがガチっぽい。
本当にやばいのには笹植えて
一般人が近づかないよう踏み入らないようにすると
実家が神社のものに聞いたことがある。
303 :本当にあった怖い名無し 2013/03/07(木) 13:11:13.00 ID:ywKJncmPO
海の近くに住む処の風習で、この日は海から何かが(←肝心なとこを忘れたスマン)
あがってくるから絶対に外に出てはいけないってのがあったな。
確か玄関に何か独特なものを出してたような‥
誰か知ってたら教えてください
304 :本当にあった怖い名無し 2013/03/07(木) 16:55:38.50 ID:+4cYSv2F0
海難法師様じゃないか
Wikipedia 海難法師
海難法師(かいなんほうし)とは、伊豆七島に伝わる幽霊の一種。
地元では“かんなんぼうし”と呼ばれる。
水難事故で死亡した者の霊とされる。盥にのって沖からやって来て、
その姿を見たものは同様の死に様を晒すと言われている。
305 :本当にあった怖い名無し 2013/03/08(金) 15:31:55.23 ID:T17yhLdL0
>>303
軒先に吊るすのは編んだ籠だった気がする。
来たら籠目(六芒星)で封じるぞ、って意味かな。
310 :本当にあった怖い名無し 2013/03/13(水) 21:28:12.57 ID:SUjaeBNr0
>>303
御事始めという2月8日と、12月8日に目籠を竿の
先にかぶせて、軒や戸に吊るしたり立てかけてたそうだよ。
この日は鬼、魔、邪が来るからそれを撃退するためだそうな。
目籠の目は、まさに「目」で、魔物は目を恐れるんだそうだ。
地方によっては、メザシを3つとか、目を模したものを3つとか。
3という数字は、呪術ではとても貴重な数字だからね。
江戸時代の喜田川の風俗史によると、目が五芒星としてのセーマン(清明九字)の
形をしているからで、茶漉しなどのドーマン(九字)型になっているものと
一緒に吊るしてたそうだ。
313 :本当にあった怖い名無し 2013/03/17(日) 07:07:13.92 ID:P6QBxHhfO
御事始め。初めて聞いたな。
風習についての元っておもしろいもんだなー
>>海難法師様の話小さい頃聞いてたら怖くて夜中トイレ行けない
312 :本当にあった怖い名無し 2013/03/17(日) 00:05:59.97 ID:+bdKpqp90
御事始め・御事納めは江戸ではやってたけど、全国的なものだったのかな?
東日本に多い習慣らしいけど
>>312
関東と東北地方だそうな。
ドーマン(茶漉しとか)は、御事始めの日に作られる粒赤大豆を使った汁物を
溶く時に使うためで(これも目だから)、さらに赤という色も強力な魔よけとされている
から赤の魔除けが移った茶漉しも目籠と一緒に吊るすんだそう。
地域によっては、墓に悪霊が入らないように、墓石の上に目籠を乗せてる所も
あるそうだ。目籠=セーマンで、茶漉し=ドーマンのダブル魔よけだね。
私も本読んで初めて知った。ここ西日本だけど御事始めってのは、
暦に書いてあるだけで、具体的に何のことか知らなかった。
315 :本当にあった怖い名無し 2013/03/19(火) 20:52:17.90 ID:NqaqVwP10
>>314
自分も西日本の出身なのでこの風習がなかったので、興味深いんだ
(もしかしたら大昔はあったかもしれないが)
初めて具体的に知ったのは、江戸時代の時代小説なんだ
>御事始めの日に作られる粒赤大豆を使った汁物
江戸時代、江戸では御事汁と言われ当時は具の入った味噌仕立ての汁だったそう
確か何時までに飲まないと縁起が悪いとか何とか
針供養も同時に行われ、女性は針仕事を休んで淡島神社に奉納する日で
女性にとって縁起のいいイベントだったそうだよ
江戸中期くらいから始まったらしいけど東京や各地で今も残っているね
まあ最低でも250年前位からあったと考えると、そんなに古い風習でもないかもしれんが
今でも続いてるというのがいいなあと思ったよ
317 : 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:3) 2013/03/22(金) 11:41:06.08 ID:JGu4tDKD0
ばあちゃんちが西日本の日本海側近くの山村集落にあるんだが、
15歳の時によくわからん儀式みたいなのをやらされたな。
田舎の山全体が墓っていう墓地の作りわかるかな。
うちの家が頂上だから本家なんだろうね、山の麓に地蔵が並んでて
うちの墓までの道の途中で分家の墓が枝分かれして点在してる。
ばあちゃんちのすぐ上に神社があって、雷で倒れたらしい巨木の残骸があるんだ。
残骸っていっても直径二メートルぐらいの切り株の外側だけ残っている感じ。
中は空洞で巨木の枠組みだけがあって普段は鎖で囲ってある。
318 : 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:3) 2013/03/22(金) 11:53:23.75 ID:JGu4tDKD0
15歳になって盆に帰省した時、夜中2時ぐらいに一人で行灯もって神社に行かされる。
ちなみに家の父が長男で俺がその長男な。
三人兄弟だがその年だけ弟は母方の祖父に預けて俺だけ帰省した。
神社にいくと、切り株の中に昼間用意されて縛られた赤ちゃんの猪と
馬形って呼ばれてる石の短剣が置いてある。
その短剣でウリボー刺し殺して神社の上にある墓まで引き摺っていく。
途中で全ての地蔵と分家の墓の前まで引き摺って歩きながら家の墓まで行く。
墓って行ってもたくさんずらっと並んでいて、ただの石だけの墓石もある。
その一番奥に猪置いて、墓の灯籠に火を灯して帰ってくる。
319 : 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:3) 2013/03/22(金) 12:01:07.82 ID:JGu4tDKD0
帰ってきた俺に対して、ばあちゃんじいちゃんと親は何もなかったように接する。
一切何も聞いてこないし、事前に帰ったら何も話すなと言われている。
俺、当時荒れてたDQNだったんだがこれは洒落にならんぐらい怖かったな。
泣きながらしし引き摺ってたと思う。
いまだに何の儀式かわからんが、俺に子供ができたらうちの親父がやらせるんだと思う。
余談だが俺は未婚。
結婚しないことにばあちゃん異常に拘るんだよな。
帰省する度に見合い話持ってくるから最近は憂鬱で仕方ない。
田舎って怖いとこだ。
337 :本当にあった怖い名無し 2013/04/06(土) 17:50:37.60 ID:OT6V4FFz0
海専門の民俗学教授から聞いた話なんだけど。
海難法師だとか海の向こうから流れてくるモノを忌み畏れる風習っていうのは
農耕民族的な考え方で、本来は漁民から発した価値観ではないらしい。
むしろ漁民は古来、漂流して来るモノはすべて海神からの授かり物として
歓迎するのが一般的だった。
たとえばそれが水死体であっても。
ナガレボトケといって、漁中に漂流死体を見つけると漁師は作法にしたがって
船に引き揚げて陸地へ持ち帰り、手厚く葬ると大漁をもたらしてくれるので、
これに出会うととても喜んだという。
338 :本当にあった怖い名無し 2013/04/06(土) 17:52:58.67 ID:OT6V4FFz0
中にはナガレボトケを拾った事を他の漁民に言わず秘密裏に弔って、
漁獲を独り占めにしようとする者もいた。
陸に流れ着いた死体をエビス様(漁業の神様で有名)と呼ぶ地域もある。
漂流死体はヒトとしての形状が崩れてて、死体の中でも特に醜い姿をしているので
御霊として強大な霊力を持っているんだそう。
他にも、死者の身に着けていた物を船に持ち込むと大漁になるとか、
船霊のご神体であるサイコロを人が首を吊った木から作ると良いだとか、
他人の死をお恵みだといって喜ぶ文化が各地の漁村に点々と残ってる。
339 :本当にあった怖い名無し 2013/04/06(土) 17:55:30.09 ID:OT6V4FFz0
農耕民族がもつ集団社会的な性格が根付いてる今の日本人からすると、
「他人の死を喜ぶって自分さえ良けりゃいいのかよ」ってちょっと利己的に映るけど、
稲作技術が入ってくる前の古代日本人(海人族とか)の間では、
こういう考え方のが主流だったんじゃないかって思ったり。
個人的に面白かったので書いてみたけど、これも一応怖い話?
340 :本当にあった怖い名無し 2013/04/06(土) 18:42:08.30 ID:djH6Vfxw0
>>337-339
興味深い話をありがとう。
参考文献等あったら教えろ下さい。
342 :本当にあった怖い名無し 2013/04/06(土) 20:29:55.24 ID:OT6V4FFz0
>>340
『民俗学を学ぶ人のために』鳥越晧之編
これがその講義のテキストで、その教授が書いた項が載ってる
341 :本当にあった怖い名無し 2013/04/06(土) 19:31:33.45 ID:IsOzPGUb0
へえぇぇぇ。おもしろい。死を穢れとする発想と真逆だね
陸上で死を恐れたのは疫病とかの流行もあったのかもしれないが、
モンゴル系とは言い難そうな海洋系の人たちは、バクテリアとかは恐れなかったのだろうか
海水がすべてを消毒してくれたのかな
344 :本当にあった怖い名無し 2013/04/06(土) 20:41:12.63 ID:OT6V4FFz0
>>341
黒不浄が不浄にもかかわらず好まれる文化って不思議だおね
日本列島の地理上、異国の船が泊まるような場所はごく限られてるけど、
疫病の恐怖以上に輸送船がもたらしてくれる恵みは大きかったからどうだろうね。
九州や日本海沿い特有の漁民文化、俺も興味ある
345 :本当にあった怖い名無し 2013/04/06(土) 20:57:27.47 ID:VyC9LYyH0
クジラが寄れば(漂着すれば)七浦うるおうというな
346 :本当にあった怖い名無し 2013/04/07(日) 00:49:49.94 ID:GYT2waDF0
>>345
陸地に乗り上げてしまったクジラのこともエビスというらしいね。
その海にクジラが寄るという事はエサになるプランクトンが豊富だという事も示していて、
近辺の海は決まって大漁になる。
更にはクジラ自身も漁民にとって貴重な栄養源になる。
つまりは、一石二鳥の願ってもない漁業の神様だったわけだね。
347 :本当にあった怖い名無し 2013/04/07(日) 10:51:30.80 ID:t+nRagJJ0
うちも漁村だが、死体が出ると漁師は縁起がいいって言うよ
不謹慎だが死体がエサに・・・という意味だと解釈してた
流れ仏という呼称も昔は普通に使ってたなあ
興味深い話だった、ありがとう
348 :本当にあった怖い名無し 2013/04/07(日) 11:25:15.26 ID:9xwvmhg+T
平成に入ってからの話だけど
漁の途中で網にドクロがかかって
驚いた漁師が反射的にドクロを海に投げ捨ててしまい
そのあといろんな災難に遭ったという話を聞いたことがある
漁師は酷く悔やんで何度もドクロを探しに行ったが
二度と網にかからなかったそうだ
350 :本当にあった怖い名無し 2013/04/08(月) 19:17:24.64 ID:L9p8Tk9s0
骨董品のサイトを見てると頭蓋骨を小さくしたものを数珠繋ぎにして売ってたり
するのだが、一体誰が買うのかな。そういう逆縁起かつぎみたいな感じだろうか
351 :本当にあった怖い名無し 2013/04/08(月) 19:40:41.08 ID:5bgvOul8O
沙悟浄
Wikipedia 沙悟浄
沙 悟浄(さ ごじょう、繁体字:沙悟淨、簡体字:沙悟净、拼音: Shā Wùjìng)は、
小説『西遊記』に主要登場する神仙。
元々は天界の役人で捲簾大将(けんれんたいしょう)。
天帝の御側役の一人で、霊霄殿(れいしょうでん)で謁見を求める者が罷り出た時に、
天帝の前の御簾の側にいて、天帝と謁見を受ける者の間に入り、天帝を守護する役目。
近衛の大将であり、「霊山の大将」と称される。
352 :本当にあった怖い名無し 2013/04/08(月) 21:25:28.50 ID:nS0zdArr0
沙悟浄のドクロって、沙悟浄が殺した
玄奘の前世達のドクロなんだっけか。
353 :本当にあった怖い名無し 2013/04/09(火) 00:50:38.26 ID:E8Cf/MTp0
本物の頭蓋骨((((;゚Д゚))))・・・じゃないよね?
スカルモチーフって結構世界中にあるような気がするけどな
昔から着物の柄とかにもあるし、歌川国芳の大髑髏はクールだよ
354 :本当にあった怖い名無し 2013/04/09(火) 14:12:40.69 ID:P6r/pAM4O
それは数珠の玉を髑髏の形に彫ったもの。
まー趣味で作られたものですが、現在でも新たに作られてますよ。
羅漢彫りとかそれに似たような加工は結構あります。
材質は大概木ですが、たまに象牙・珊瑚・石もありますな。
355 :本当にあった怖い名無し 2013/04/10(水) 19:32:55.25 ID:yg5HBi4w0
あー分かった、ブレスレットのようなやつね
友達がドクロの指輪とかクロムハーツ好きだったけど、
なんかその先駆けのようにも思えるね
359 :本当にあった怖い名無し 2013/04/21(日) 23:01:12.13 ID:aYYPcEszO
ドクロは魔除けの柄だそうだよ
384 :本当にあった怖い名無し 2013/06/03(月) 06:19:42.02 ID:1uPRsMVz0
うろ覚えだけど「くがたち」っていうのが古代にあったって聞いたことがある。
罪を犯した疑いのある者の手を煮えたぎった湯の中に入れて、
無実であれば火傷しない、罪があれば火傷をするっていう判定法だって。
昔を責めたり見下したりする気はないけど、
これ当時の人は無茶だと思わなかったのかな?
もしも当時の人が「そりゃ無茶だろ」っていう話を聞いたとして、
「言われてみれば変だな」とか「まあ、言いたいことはわかるけどね」
っていう感性はあったんだろうか?
現代人が持っている何かの感覚に置き換えられるんだろうか?
Wikipedia 盟神探湯
盟神探湯(くかたち、くかだち、くがたち)は、古代日本で行われていた神明裁判のこと。
ある人の是非・正邪を判断するための呪術的な裁判法(神判)である。探湯・誓湯とも書く。
対象となる者に、神に潔白などを誓わせた後、釜で沸かした熱湯の中に手を入れさせ、
正しい者は火傷せず、罪のある者は大火傷を負うとされる。毒蛇を入れた壷に手を入れさせ、
正しい者は無事である、という様式もある。あらかじめ結果を神に示した上で行為を行い、
その結果によって判断するということで、うけいの一種である。
類似の方法は日本に限らず、ヨーロッパなどの神明裁判でも行われた。
385 :384 2013/06/03(月) 06:24:13.61 ID:1uPRsMVz0
岡本太郎が本で書いてた話を思い出した。
岡本太郎が恐山のイタコを見に行った話。
イタコが死んだ子供を憑依させて「オラは狩りが得意だった」って言ったら、
親が「オラたちの子が死んだのは小さい頃だ」って言った。
そしたらイタコは「大人になったらそうなってたんだ」って応えたっていう。
さすがの岡本太郎も面食らったみたいだけど、イタコも親も平気な顔してたんだって。
今なら大抵の人が「インチキじゃん」って笑ったり怒ったりしそうけど、
当時の地元の人にとっては、そういうもんじゃなくて、
そういう反応はズレたものと映ったのかも。
386 :本当にあった怖い名無し 2013/06/03(月) 17:10:35.01 ID:l9mZPsiw0
盟神探湯(くがたち)ってのは高確率で火傷しない方法ってのが、
火渡りなんかと同じで、確立されてる
それを利用して、審判する側の望む判定を出したり、
神秘性を高める手段として用いられたのが主
もちろん、そういう事実はある程度、一般の民衆にも知られていて
どちらにとってもお約束的な「儀式」として行われていたので、
無茶とも変だとも思われていなかった
もちろん審判する側の都合で導かれた判定を押し付けられる側
からすると「ふざけんな」「理不尽だろ」っていう意識はあっただろうけど、
だからといって反抗する手段があるわけでもないので諦める場合が大半
387 :本当にあった怖い名無し 2013/06/07(金) 00:27:47.77 ID:i2RZ2bbv0
>>386
なっるほどー!ありがと!
火傷しにくい方法があるとはね。
しかもそのことはある程度知られてるとは。
388 :本当にあった怖い名無し 2013/06/07(金) 04:02:03.83 ID:eZy6jX660
覚悟を決めてゆっくり熱湯に手を入れると、
空気の層が手を覆ってかえってダメージが少ないんじゃなかったっけ
389 :本当にあった怖い名無し 2013/06/07(金) 22:57:43.56 ID:y4KMyKFe0
>>388
へえ!試しにやってみるか!
鍋に水入れて火をつけて…、よしよし沸騰したな。
それじゃ手をゆっくりゆっくr……ぎゃああああああああああああ!!!!!!
393 :本当にあった怖い名無し 2013/06/09(日) 12:58:38.70 ID:0K7tBNuH0
Wikipedia 甘樫坐神社
甘樫坐神社(あまかしにますじんじゃ)は、奈良県高市郡明日香村の甘樫丘にある神社である。
式内社で、旧社格は村社。甘樫丘は古代、盟神探湯が行われたという地であり、
中世の『五郡神社記』にも当社のことが「湯起請の神」と記されている。
これらのことに因んで、戦後、盟神探湯神事が行われるようになった。
戦後に復活させた意味がわからん。
395 :本当にあった怖い名無し 2013/06/09(日) 20:54:37.79 ID:oSzAw+/g0
>>393
怖ろしい由来のあるものでも、お祭り行事としてやるっていうのはよくあるし、
本気でやったらカルトだけど、ごっことしてやるからまあいいんじゃない?
http://www.bell.jp/pancho/kasihara_diary/2003_04_06.htm
>実際に釜に差し入れるのは、生身の手ではなく、熊笹を代用している。
>笹の葉の色が変わらなければ、嘘をついていないとされる。
401 :本当にあった怖い名無し 2013/07/15(月) NY:AN:NY.AN ID:0zPZzsmW0
俺の生まれて中2まで住んでいた土地の風習の話
そこは京都に比較的近い場所にある山あいの村(現在は市の一部)だけど
裏山には謀反の疑いをかけられて逃げてきた皇子が隠れ住んでいたという言い伝えがあり
実際に600mくらいの山の中腹には岩屋というか室のようなものが残っている
ひさしのような大きな岩が張りだしていて、中は頭をかがめないと入れないくらい
入り口がすぼまっていて奥行きは7~8mくらいかな
村では俺が小さい頃までは月当番を決めて
奥にある神棚に火を入れたりお供えをしたりすることをやっていた
この皇子というのが伝承ではかなり古い奈良時代以前の人らしい
その村はほとんど農家ばかりだけど、
昔からの風習として子供が生まれると名前を二つつけていた
子供が病魔なんかに取られないように、
捨とか棄丸とかつけて後に変えるという話は聞いたことがあるけど
そういうのとも違ってはじめから名前が二つあるんだ
子供は3歳くらいになると普段呼ばれている本名のほかのもう一つの名を教えられる
この名前のほうは烏名(からすな)と言われて、どうしてそういうのかは伝わっていないみたいだ
402 :本当にあった怖い名無し 2013/07/15(月) NY:AN:NY.AN ID:0zPZzsmW0
なぜこんなことをするかといえば、
親の手伝いとか山菜採りとかの用事で裏山近くに行ったときに
どこからともなく風に流れてくるような感じで不意に名前を聞かれることがある
「名のりなさい」のような言葉が聞こえてくるらしい
そのときに本名を答えると、
そのままどこかわからないところに連れ去られてしまい
神かくしになってしまう
またその呼びかけに答えないと弟や妹
あるいは爺さん婆さんなんかが日をおかずに亡くなってしまうらしい
それで呼びかけがあった場合は烏名を言いなさいというふうに躾けられるんだな
それで俺にも烏名があるんだけど、それはここでは書けない
家族以外の人にはあまり言ってはいけないことになってるんだ
それでこの呼びかけをするのが落人の皇子と侍従の迷った魂なのだそうだ
もちろん俺は何度も裏山近辺に行ったし、登ったこともあるけど名前を聞かれたことはない
そもそも子供の神隠しもなかったと思う
俺が住んでた時にはまだ100世帯以上あった村も
今では市の一地区になって60世帯くらいまで減っていると聞く
ちょっと思い出して懐かしいんで書いてみた
403 :本当にあった怖い名無し 2013/07/15(月) NY:AN:NY.AN ID:TVleSxK20
>>401-402
烏名というのは初耳で興味深い話だった
江戸時代まで武士や豪商の男子には幼名があったけど
女子にも名前を二つ持たせるというケースは聞いたことがない
ちなみに、自分の曾祖父は明治15年生まれで幼名を持っていた
文明開化が行き届かない?田舎では
明治の中頃まで幼名をつけてしまっていたようだね
戸籍はどうなってたんだろう……今度調べてみるかw
407 :本当にあった怖い名無し 2013/07/21(日) NY:AN:NY.AN ID:rtcFE4480
>>403
以前見た江戸末期生まれの曽々祖父の幼名は戸籍にも載ってたよ。
10年位前にとった、まだデータ化される前の手書きのやつのコピーだったけど。
今はどうなってるんだろう?
409 :本当にあった怖い名無し 2013/07/22(月) NY:AN:NY.AN ID:UnFnb7yZ0
戸籍は分からないけど、
家系図見ると大正生まれの先祖の男性達に幼名?みたいのがついてる
戸籍の名前は途中で変えるのかしら?
戦前までどういうシステムだったんだろう
405 :本当にあった怖い名無し 2013/07/20(土) NY:AN:NY.AN ID:LwnWxGOH0
落人の伝説って各地にあるんだろうな。
一番メジャーなのはやはり義経だろうと思うが、
現在住んでる四国の某地方にも落人伝説とそれにまつわる怖話がある。
落人は源平合戦のときに壇ノ浦に沈んだといわれる幼少の天皇なのだが、
実は生きていて自分らの地方を過ぎ、さらに海を渡って南方に向かっていったという伝説だ。
天皇と一行が集落の菩提寺に泊まったときに、礼として書き溜めておいた経文を
当時の住職に下した。
そのようないわれのあるものが、いまだに寺に残っているのだが、
経文はところどころ虫食いになって穴が開いている。
これは紙魚に食われたわけではなく、一字を小刀で切り取ったような
四角い穴があちこちに開いているものだ。
どういうことかというと、まともな薬も医師もなかった時代に、
病人が出た家の者が住職のところにやってくると、
うやうやしく経文から一字を切り取って与えたというのだ。
そして病人は念仏を唱えながらその字を飲み込むわけだ。
現代の医学で考えるとブラセボ以外の効果はないと思われるが、
それでも治る人もいたのだろう。
406 :本当にあった怖い名無し 2013/07/20(土) NY:AN:NY.AN ID:LwnWxGOH0
それで怖話だが、江戸初期頃ではないかと思われるが、ある漁民の家に病人が出た。
漁師の高齢の母親で、寺から経字を切ってもらって飲ませたものの
いっこうによくなる様子もない。
ところで経文には切ってはならない字というのがあり、
それは経を書いたとされる天皇の名である二文字だ。
この二字だけは、切り取るとたちどころによくないことが起きるという伝えが
長い年月のうちにできていたようなんだ。
ところが、母親が明日をもしれぬ容態となった漁師は万一にとの望みをかけ、
寺の庫裏に忍しのび込んで、わざとその二文字だけを切ってきたという。
そして母親に飲ませた。すると、にわかに具合が良くなってきたように思える。
漁師は喜んで、母親をむしろを下げてへだてた納戸に寝かせておいた。
その晩のこと、ばしゃん、ばしゃんという水音で漁師は目を覚ました。
音は母親のいる納戸のほうから聞こえるようだ。
そこで起き上がってむしろをまくりあっと驚いた。
せまい納戸の中は水びたしで母親の姿はなく、六尺をこす、
白いイカともタコとも判別のつかない生き物がのたうっていたのだそうだ。
その生き物は少し明かりがさしたのに気づいてか、呆然としていた漁師を押しのけると、
のたくりながら海へと向かっていったという。母親の姿はどこにも見つからなかった。
408 :本当にあった怖い名無し 2013/07/22(月) NY:AN:NY.AN ID:cRiUaW9rP
>>406
切っちゃいけなかったのは、「安徳」だなw
讃岐人か?
410 :本当にあった怖い名無し 2013/07/27(土) NY:AN:NY.AN ID:IG2w5PyX0
>>408
あんとく様、おゆるしを
413 :本当にあった怖い名無し 2013/08/13(火) NY:AN:NY.AN ID:hDMTuQ2e0
うちの爺さんとこでは、屋号で互いのことを呼び合う。「キイチ」「チョウシチ」
「サンザ」もはや暗号だ・・・うちは「トウザイモ・藤左衛門?」だったんだけど
小学生の時とか藤左の○○ちゃんとか呼ばれてた気がする。屋号の由来自体は、
7代前の名前らしいが詳細はわからない。
(祖父の祖父が慶応元年生まれだからペリー来航~大政奉還あたりの人か)
たまに帰るとスゲー違和感
414 :本当にあった怖い名無し 2013/08/14(水) NY:AN:NY.AN ID:MkiQ3uUqP
屋号で呼び合うのは普通だよ
歌舞伎だってそうだし……
416 :本当にあった怖い名無し 2013/08/14(水) NY:AN:NY.AN ID:MkiQ3uUqP
東北の話らしいけど気になるので知ってる人いない?
↓
私は東北在住なんですけど私の住んでいる地域で最近変な話があるんです。
『能面が起きた』と。
それは、今年の5月に私の住む部落(地域的な意味です)で
急きょ祭りが行われることになりました。
今まで無かった祭りが急にできたのです。
それで、知り合いの区長さんになんの祭りか聞いてみました。
17歳以上の者はほぼ強制参加。
祭りと言っても出店があるわけでもなく、お寺の境内で火を焚いて鎮魂すると。
教えてくれたのはそれくらい。
しつこく聞いたのですが『どうせ参加しなくちゃならないんだから、そうすれば分かるよ』と。
両親にも聞いたのですが『町の安全を祈って行う』とか『町おこしだ』とか、
なんとなくはぐらかされてるような内容の答え。
正直、面倒でした。
仕事を理由に不参加しようと考えました。
ですが……、私の職場はその部落にある小さな建設会社。
私はそこの事務をやっていました。祭りの当日、会社は全体休業。
行かなくてはならなくなりました。
夕方くらいに寺に行くと、部落の人達がいるわいるわ。
こんなに人住んでたの?と思うくらい集まってました。
みんなが、境内の真ん中にある火を焚く矢倉を囲む様に丸くなってます。
私も嫌々ながら混じりました。
夜7時、太鼓が鳴らされお寺の中から能面をかぶった人が4人出てきました。
寺の住職と区長さん、(服装は私服だったので服装や体格で分かりました)
後の二人は分かりません。
その4人が焚き火の周りを回り始めました。
417 :本当にあった怖い名無し 2013/08/14(水) NY:AN:NY.AN ID:MkiQ3uUqP
手には扇子と、棒の先に長い毛が付いたやつを持っています。
しばらく回ったあと、太鼓に合わせて踊り始めました。みんなバラバラでした。
区長さんは盆踊りみたいな踊り、住職はお世辞にも踊りとは言えないような不恰好な動き、
残り二人はジャンプしたり手を叩いたり。
見ている年配の人達は、ほとんど手を合わせていました。
30分ほど経ったとき、太鼓が一度ドン! と大きく鳴って、踊りが終わりました。
司会者から
『今日は忙しい中どうもありがとうございました。
これから〇〇(集会所)で打ち上げをいたしますので皆様どうぞ』
とアナウンスされた。
みんながぞろぞろと場を後にする。
その中に職場の同僚がいたので話しかけました。
私『なんなのこれ?』
同『分からん(笑)なんかみんな変だよな』
私『打ち上げに行って聞いてみる?』
同『そうだな』
418 :本当にあった怖い名無し 2013/08/14(水) NY:AN:NY.AN ID:MkiQ3uUqP
そして集会所に行きました。
祭りに参加した人の7割は帰ったらしく、人は少なくなっていました。
集会所の中にはテーブルがずらっと並んでいて、オードブルやジュース、酒が出ていました。
私と同僚で適当に座り、同僚はビール、私はジュースをいただきました。
特に誰かのスピーチがあるわけでもなく、みんな座るなり適当に飲んだり食べたりしてました。
しばらくすると、近くにいたおじさんが酔い始めたのでチャンスだと思い
『今日の祭りってなんなんですか?』と聞いてみました。
おじさんは
『んぁ? あぁ……能面が起きたんだ。だからなぁ……。鎮魂だ鎮魂!』
と言った後、知り合いらしい人と喋り始めたので聞けず。
私は思い切って区長さんに聞きに行きました。
『そうだなぁ。どこでもあるんだよ、こういうのは。でもな、このことは分からなくてもイイんだ。〇〇(私)は
こういう祭りがあった時に参加してくれればいい。もう少し歳をとったら全部話してやるから』
とだけ言われました。
これ以上は聞くことは出来ませんでした。
たぶん、昔飢饉があって…とかだとは思いますが隠すことあるのかな?と。
ただ、『能面が起きた』ってどういう意味なんだろ?
文才ないからうまく伝わらないかもしれませんが、実際にあったことです。
それと、個人特定できるかも知れませんがスルーでお願いします。
419 :本当にあった怖い名無し 2013/08/14(水) NY:AN:NY.AN ID:cwXBMSiaP
ちょっと前に,この板のどっかで、「能面の呪い」
だったかの話あったな。鬼が暴れて散々悪事働くので
追い詰めて首切って能面に閉じ込めた?だったか?の。
勿論うろ覚えだけど。神社かなんかに封印してるらしい。
421 :本当にあった怖い名無し 2013/08/16(金) NY:AN:NY.AN ID:u9jgUS0VP
>>419
ありがと 探してみる
能面をして踊ってるし、言葉が訛って「能面が起きた」になったわけでなく
封印が解けたって意味合いに近いのかな
440 :本当にあった怖い名無し 2013/09/09(月) 22:00:25.80 ID:5SKtTdZ20
スレタイ通り土着信仰の話に戻すけど、獅子とかキツネとかは渡来系の「神の使い」で、
どちらかというと守り神(民を災害から守るイメージ)の側面が強いからさほど怖くはない。
(うしおととらみたいに、中国からキツネの邪悪なイメージそのものが
海を渡ってくる説話もあるにはあるけど比較的新しい)
個人的には日本で最も深い怨念を背負っている動物神は蛇神だと思う。
渡来系の人々に駆逐され、キツネや龍に上書きされていった古来の神で
ミシャグジやソソウという名で微かに息を留めてる。
さぞ蛇の怨みと畏れは深かろうと。
限定するつもりはないけど、どなたか蛇にまつわる怖い話を知っていると嬉しい。
443 :本当にあった怖い名無し 2013/09/10(火) 15:52:40.98 ID:BNajaA6d0
ミシャグジさまのいる土地の者だけど
たぶん「蛇」って概念も新しいものだと思う
もともとはもっと自然信仰的なものじゃなかろうか
湖と川、もっと言えば水そのもの
それを例えたのがミシャグジさまかなあと思う
まあ鹿の頭を毎年75個もよこせとか、たしかにおっかないけどw
445 :本当にあった怖い名無し 2013/09/10(火) 22:57:38.69 ID:zPt6nORF0
>>443
日本の動物神の中で新旧をつけるなら龍・狐より蛇の方が古いという話。
でも、ミシャグジと水のある地形というのは確かに繋がりそうだね。
ヤマタノオロチ伝説は暴れる蛇=氾濫する川(しかも砂鉄の取れる川)やっぱり蛇=水が繋がる。
まぁ、水が先か蛇が先なんて誰にもわからないわけだけど、少なくとも蛇は水神だったと思う。
建御名方神はタケミカヅチに力比べで両腕を引き千切られ蛇の様な姿で諏訪まで逃げた。
445 :本当にあった怖い名無し 2013/09/10(火) 22:57:38.69 ID:zPt6nORF0
>>444 が言うように、
列島の外から来たタケミカヅチに出雲の神タケミナカタが敗れて
蛇となって諏訪に逃げる。
この日本書紀の話をそのまま信じるなら、
蛇信仰が出雲から諏訪に後退したという事を暗示してる・・・って言ってしまえるね。
シンプルに考えればだけれど。
451 :本当にあった怖い名無し 2013/09/13(金) 00:52:04.11 ID:DC34LWdR0
311の震災のあと、千葉で液状化が起こったときに、2ちゃんのどこかで読んだのは
地名にさんずいが付くのは元より、「龍」「蛇」もやはり水害のエリアらしい、ってこと?
で、知ってる場所に「竜王」という地名があり、今まで気にも留めなかったのだけれど、
雨が降ってる日など、そこの公園から川に向かって大量に水が流れ込んでて、
今の技術でこそなんとか治水できてるけど、昔の人にとっては
厄介なエリアだったのだろうな、と考えた
蛇神さまと関係ない話だけれど・・・
452 :本当にあった怖い名無し 2013/09/13(金) 00:58:47.61 ID:lLNCFwLs0
>>451
地質の知識が無い時代はそんなもんだろうな
今の建設業界は地質ってのは予算を大きく左右する案件だからないがしろにはしない
過去に泥炭地だったような場所は数万本の杭を地殻に到達するまで打ってから
道路を建設するような例は少なくない
杭打ち費用が10億円で道路建設費用が3億円のパターンとか普通にある
453 :本当にあった怖い名無し 2013/09/13(金) 01:30:41.18 ID:ISVLWjqy0
>>451
あら、山梨の方ですか?
454 :本当にあった怖い名無し 2013/09/13(金) 03:47:38.29 ID:3Wu6D7u/0
>>451-453
滋賀県かもな
455 :本当にあった怖い名無し 2013/09/13(金) 11:36:13.66 ID:T49J+LKs0
龍、蛇は水害エリアか…知らなかった
池、沼、川、田などは昔は湿地帯で地盤が弱いと聞いて
家を建てる時「森」のつく住所を選んだんだw
456 :本当にあった怖い名無し 2013/09/13(金) 12:07:40.53 ID:UfBJ3baeI
蛇神も龍神も川を見たてた水神様だからね
川が近くに有る地域が多いだろうから水害も多かったんだろうけど、
水に恵まれる地域でも有ったと思うよ
今は整備されて水害も水不足も命に関わる様な事は少ないだろうけど
458 :本当にあった怖い名無し 2013/09/13(金) 17:45:59.86 ID:d5MZyXjoP
「森」が付く場所は、土砂崩れするかも・・
まあ見える範囲500m内に山迫ってなければ無問題
普通に考えても、昔からの家がある平野で、近所に川なくて
海から1km以上離れてたら大抵おkだと思う。
新しい住宅地って、山崩したり大抵なんかヤヴァそうなところに
必ず有るよね、ま土地ないんで仕方ないんだろうけど。
昔の人が避けてたところは、何処でもそれなりに理由あるんだよな。
467 :本当にあった怖い名無し 2013/09/17(火) 17:47:07.56 ID:dShfeLoD0
>>458
「原」がつく地名はどうですか?どなたかご存知ありませんか?
468 :本当にあった怖い名無し 2013/09/18(水) 00:27:20.27 ID:uKgGd9vDP
>>467
「葦原」だったらアウツ
根釧原野とかもあるしねえ・・
「○○町原町」とかならおk
469 :本当にあった怖い名無し 2013/09/18(水) 21:51:49.37 ID:/QPyQPUIO
原宿、関ヶ原、
青木ヶ原樹海、
471 :本当にあった怖い名無し 2013/09/20(金) 15:29:57.34 ID:85LCI3Wa0
土着信仰っていうのかはわからないけど、
近所で一番高い山・・・と名は付いてるけど丘って言ってもいいぐらいの高さしかない山があり、
そこら近辺では一番の聖地とされている。
最近、土地改良で道をとおすためにその山にトンネル作る事になったんだけど、
事故が相次いで予定より凄く遅れたんだ。
一応開通したんだけど、まだ(仮)的な道でみんな注意しながら運転するから
まだ事故はないんだけど、その代わり近くの道で事故が多いんだよ。
車通りが多くてしかもくねって見通しの悪い道ではあるからそれも仕方ないんだが、
通るたびに事故の跡が見えるって、流石にどうなんだろうな。
490 :本当にあった怖い名無し 2013/09/24(火) 04:36:03.98 ID:v9Gdi/vU0
遅レスだけど、うちの近所にも水神様をお祀りした竜王の名を冠する神社がある。
確かに近くにデカイ川があるし、大雨の時に氾濫して被害がでた事もある。
ただ、ここの神社に伝わる伝説は二種類あって、一つは水田の堤が
何度も破壊される事件が相次ぎ
神職の方に相談した所、人智を超えた者の仕業だと言われ、
その荒振る存在を神様としてお祀りし
供物?を捧げ祈ったところ、災いがなくなったと言うお話。
491 :本当にあった怖い名無し 2013/09/24(火) 04:47:05.20 ID:v9Gdi/vU0
もう一つはちょっと不気味。
その集落の長の元に恐ろしい人喰いの刀があり、夜中になると刀は箱から飛び出し、
近隣の住民を次々と斬り殺してその命を喰らっていた。
長は刀が暴れぬよう箱に石を詰め石を喰わせて
被害を防ごうとしたが、やがてそれも限界に。
救いを求めて神に祈った長は、神に導かれ巨大な岩と沼のある場所へ辿り着く。
波立つ沼をよく見るとそれは大量の蛇がびっしり蠢く蛇の底無し沼だった。
恐る恐る沼に刀を沈めると、刀は呑み込まれ二度と出てくる事はなかった。
村長はその場所にお社を作り、神を崇めたと言う。
どっちが本当なのかな?
492 :本当にあった怖い名無し 2013/09/24(火) 05:09:27.28 ID:rApzwpWw0
どっちも同じ話なのかもしれないと、どうして考えないのか?
493 :本当にあった怖い名無し 2013/09/24(火) 12:27:19.59 ID:YAKUMntKI
前にも有る様に「蛇」=水神様
川が氾濫し困るので社を建てて祀り、その際に人身御供も捧げる、
人身御供は忌み事なので後世に言い伝えとして残す為「人喰刀」のせいにして
今も語り継がれてるのでは?
494 :本当にあった怖い名無し 2013/09/24(火) 19:18:42.99 ID:v9Gdi/vU0
同じ話ではあるんだろうけど、伝わり方に違いがあるんだよね。
一つはある部族?に伝わってる神話で、一つは近隣の農家に伝わる民間伝承なんだよね。
497 :本当にあった怖い名無し 2013/09/25(水) 00:43:35.58 ID:zgGbgW+Z0
刀は、武家社会が発展する以前(平安時代とか)は希少価値が高く
そうそう農村で持てるものではなかった。
古代の民間伝承に「刀」が出てくる事自体に馴染みがないという事なので、
仮にこの伝承があるとするなら、武士が台頭した中世以降に
つくられたものである可能性が高い。
一方で前者の話は堤が「何度も」破壊される程治水技術が
農村に行き渡っていなかったのだとすれば、
割かし古い時代であっても無理はない。ってか中世になっても
そんな「何度も」被害出るなら人は住まない。
「どっちが本当?」って質問が「どっちの方が由緒正しいのか?」って意味なら
やっぱ前者なんじゃないの?
あと「部族」ってなんだwwアフリカとかボルネオの森じゃないんだからww
498 :本当にあった怖い名無し 2013/09/25(水) 01:29:20.51 ID:CEM+i0BD0
>>497
わー、詳しい説明ありがとうです。
そう言う歴史的な事って全然分からないから助かったよ。
部族って言うか、刀の話がぶっちゃけア民族に伝わる民話で、
堤破壊が近隣の農家に伝わる伝説なんだよね。
一つの神社に二つの話が伝わってるのって面白いなーと思う。
水が豊かな場所で、昔その辺りは水田だったらしいんだけど、
堤破壊のせいで稲作から手を引いた農家が多く、
養豚場や養鶏場なんかに切り替わったんだけど、今度は火災が頻発して廃業続出。
一見平和で綺麗に見えるのに、今じゃ、何故か産廃業者のゴミ置き場ばかりになっている。
500 :本当にあった怖い名無し 2013/09/25(水) 21:18:10.91 ID:zgGbgW+Z0
>>498
ア民族?
やっぱりアフリカ民族か・・・
501 :本当にあった怖い名無し 2013/09/25(水) 21:21:50.13 ID:gZ4/tD//I
>>500
どうみても「◯イヌ民族」しか無いだろうがw
502 :本当にあった怖い名無し 2013/09/25(水) 22:41:05.82 ID:CEM+i0BD0
堤が破壊されたと伝えられてるのは、周辺に住んでいる一般の住人で、主に高齢者ですよ。
地元の有名な言い伝えと言うか、割とお年寄りは知ってる話かなー。
ヌ民族の話は、神話の本に載ってたりします。
503 :本当にあった怖い名無し 2013/09/26(木) 00:18:45.09 ID:NbG1HQZX0
アイ○はなぜ隠さなければならないん?
いちおう自分も上に倣ってそうするけどww
むしろ蝦夷の方が差別的な呼び名だと思ったけど。
504 :本当にあった怖い名無し 2013/09/26(木) 01:05:55.40 ID:NbG1HQZX0
>>491
の記述にはいくつか誤解を生みやすい個所があって
(特にお社という表現は致命的、正しくは祭壇)、
でも確かにアイヌの伝承に違いないみたいだね。
おかげでいろいろ合点がいったわ。
その刀はおそらく蕨手刀のような直刀で古来の蝦夷が使ってきたもので、
後に日本刀の原型になったと言われるものだと思う。
西のヤマト政権と蝦夷たち東北以北は奈良~平安時代をピークに
ずっと戦ってきたわけだけど、実は当時の製鉄技術は蝦夷の方が優れていると言われていた。
直刀の大量生産が可能だったし、村の男は誰もが戦士だったから
村長クラスが直刀、というかどんな鉄製武器を持ってても不思議はない。
アイヌ≠蝦夷とは言われているけど、文化的には繋がっていたから説得力はあると思う。
505 :本当にあった怖い名無し 2013/09/26(木) 01:07:14.83 ID:NbG1HQZX0
あと、前者の神社の話だけど、調べてみると造営はどうやら明治~昭和の間っぽい。
龍王って言葉が決定的で、八大龍王のことを指しているけどこれは仏教の神。
つまり、神仏習合した龍神がアイヌの神を殺し覆いかぶさる形で、
アイヌ神話の地の上に社を建てたというわけだ。
おそらく江戸時代に入植してきた神職の仕業じゃないかな。
自分がいちばん面白いと思うのは、諏訪の蝦夷が蛇を水神としたように
北海道のアイヌも蛇を水神と見なしたこと。
そして中国から来た、「蛇に非常によく似た」龍神(神道&仏教)が蛇神を上書きしていった、
という事実が浮かび上がってくること。
>>440で言った、「さぞ蛇の怨みと畏れは深かろうと」というのはここに繋がってくる。
506 :本当にあった怖い名無し 2013/09/26(木) 11:25:43.79 ID:2bVivhTB0
川や水の流れる様子は蛇を連想させるから
蛇が身近にいる人なら同じような発想になるんじゃないか?
そして蛇を神格化したものが龍
511 :本当にあった怖い名無し 2013/09/26(木) 22:07:04.54 ID:NbG1HQZX0
>>506
>蛇が身近にいる人なら同じような発想になるんじゃないか?
日本ではそうだったので、蛇神信仰は蝦夷やアイヌら縄文系が主流だった時代は
おそらく全国であった。
ただ、中国では水のイメージが何故か蛇ではなく龍になった。ウィキ抜粋だけど、
「角は鹿、頭は駱駝、眼は鬼(幽霊)あるいは兎、胴体は蛇、腹は蜃、背中の鱗は鯉、
爪は鷹、掌は虎、耳は牛にそれぞれ似る」
というように、実際は龍を分解すると蛇は一要素でしかない。
つまり蛇をそのまんま神格化したものが龍ではないという事。
古墳~飛鳥時代あたりに中国から仏教や道教が入ってくると、
日本に元からいた蛇神は龍にすげ替えられてしまった。
蝦夷が制圧されていったのと同じようなタイミングでね。
そんな構図だったろうってのは割と一般的な古代史の流れ。
しめ縄も蛇や龍を模した物だよね?
でもしめ縄はあちこちの神社のご神木等でよく見るよね?
ご祭神が蛇にまつわる物で無くても
なんでだろ?
508 :本当にあった怖い名無し 2013/09/26(木) 12:21:48.54 ID:ONLdH+Ve0
結界としての役目が本来の意味なんだからしめ縄は別にどこにあってもおかしくはないでしょ
形が蛇を模してる(?)からといって全部が全部蛇イコール水繋がりってわけじゃないと思う
509 :本当にあった怖い名無し 2013/09/26(木) 14:30:46.51 ID:NHJmci63I
>>508
確かにちょっと調べたら結界の意味合いとあるな…
前に何かで、しめ縄は二匹の蛇が絡み合う姿を模していて、
隠と陽の対極をも表すとかなんとかと読んだか見たかした覚えが有るんだが…
勘違いか特定の神社だけの事だったかも…
思い出せないや
510 :本当にあった怖い名無し 2013/09/26(木) 17:50:08.58 ID:ONLdH+Ve0
>>509
俺も読んだことあるけど、そういうのは諸説様々ありそうだね。
そも起源の文献にそんなこと載ってないし、その説もなんか後付けの学者説っぽくて
イマイチ信用できないと思ってる。
宗教感が薄いというか、うまく言えないけど、
ここで言うのもなんだけどオカルトっぽい説だよね。
真偽は知らないけど。
512 :本当にあった怖い名無し 2013/09/26(木) 22:28:23.75 ID:NbG1HQZX0
ちなみに蛇すべてが=水に結びつくわけでもなかった。
日本最古の神社と名高い奈良県 大神神社のご神体は標高500mくらいの三輪山で、
山そのものが蛇の姿をした神様だと現地の神職さんから聞いた。
大神(おおみわ)のみわは「巳の輪」と聞くとああそっかぁとかなるけどw
ここの蛇は山の神であって水は関係ない。
513 :本当にあった怖い名無し 2013/09/26(木) 23:30:32.56 ID:x/7KV7/30
>>491ですが、詳しく説明してくれた皆さんどうもありがとうございます。
自分は全然歴史の素養がないので、凄い勉強になりました。
この辺りの川は凄く深い上に流れが急で、しかも底が渦を巻いてるそうで
自殺すると死体が上がらないんですよね。しかも、時々川の中で毒蛇が泳いでたり。
で、神社から川に沿って行くとアヌの居住跡があります。カムコタンと言う地名の。
ここでは毎年アヌ祭みたいなのやるんだけど、半端ない心霊現象の数の噂が伝わってます。
アヌ民族に関係あるのやらないのやら様々で、川を鎮める為や、道路を作る為の人柱伝説や
現秋県知事のご先祖が隠したとゆー埋蔵金伝説まであって、もう滅茶苦茶な場所です。
なので、昼間でも行きたくねぇみたいな雰囲気っぽいです。
あと、神社の敷地内には昔、清水が湧いてたそうですが、
近くに上下水道の施設が出来た時に枯れちゃったらしいです。
何かダラダラ書いちゃってすみません。
518 :本当にあった怖い名無し 2013/09/30(月) 14:58:20.58 ID:X6Ch2dXn0
>>513
なるほどなーなんか合点がいった
神社の枯れてしまった清水と、近くの川のことがまぜこぜになって
民話に出てきた「底なし沼」になったと
清水も枯れて、ア○ヌの文化も神道に上書きされて、
色んなことが忘れ去られていく中で、民話ってかたちでも
昔の出来事が現代に生き残っているって、なんかいいな
517 :本当にあった怖い名無し 2013/09/29(日) 02:56:58.54 ID:wbHJgYfv0
自分の家はどん百姓だから、武家のしきたりがどんなのかは判らないのだけど、
懐剣は必ず携えていたのでしょう?
ある会社にいたとき、中東とプロジェクトを組むことがあり、
自分が直接見たわけではないのですが、同僚がトルコ(?うろ覚え。他の国かも)から
出張してきていた青年の懐剣を「きれいですね」と言ったら鞘を抜いて見せてくれたのだけれど、
その後、「鞘を抜いたら必ず血を刀に与えないといけないから」ということで
自分の腕を薄く切ったのだそうです
同僚は、そんな慣習を知らないから大変申し訳なく謝り、
けれど騎馬狩猟民族?の彼らからしたら別になんでもない事のようで
慌てることもなく「大丈夫大丈夫」と言われたそう
491の飲み込まれた刀の話を読んで、ふとそんな異国人の話を思い出しました
519 :本当にあった怖い名無し 2013/10/01(火) 14:25:53.03 ID:/YXrRC8C0
大阪にも色んな伝承があります。
かつて大きな川沿いにあった村は毎年水害に悩まされており、「泣き村」と呼ばれていた。
そこで神に祈ると神託があり毎年幼女の生贄を差し出せという。
その通りに毎年生贄を出して8年目のある日、その村を一人の侍が通りかかる。
侍は村の異様さに気づき事情を聞くと、神が人の命を犠牲にするはずがない、と憤り
村人に生贄を運ぶ場所まで案内してもらう。
翌朝、村人がその場所に行ってみると血溜まりが出来ており、侍の姿はどこにもなかったという。
しかし、血がポタポタと森の奥へと続いており、その跡を辿っていくと大きな狒々が絶命していた。
これは神社のお祭りにもなっており、7人の幼女が町を練り歩き最後は神社に辿り着く。
形だけではあるが、伝説を再現した祭りらしいです。
またこの伝説と関連があるかは分かりませんが、少し離れた場所に庚申堂があります。
521 :本当にあった怖い名無し 2013/10/01(火) 22:44:23.67 ID:UZ6+poZ90
>>519
猿の妖怪ってのは決まって女の生贄を要求するみたいだね。
宇治拾遺物語とかで紹介されて以降、類似の説話は全国で生まれたらしい。
侍というから中世の話かな。大阪で大きな川というと淀川が思い浮かぶけど。
庚申堂も少なからず関係あると思う。説話の狒々は悪いやつだけど、
庚申信仰の猿は村を外敵から守ってくれる良いやつ。
まぁなんでもいいからとりあえずち猿つながりで括っとけ、って
意外と適当な関係性な気はするなw
言っても民間信仰だし。
ただ、狒々が川の氾濫と関連するのはもしかしたら珍しいタイプ。
生贄を求める怪物をつわものが退治する話といえば、
ヤマタノオロチ神話が真っ先に思い浮かぶけど。
もしかしたらなんか関係があるかも・・・?
523 :本当にあった怖い名無し 2013/10/01(火) 23:40:23.02 ID:WgVrbKo+0
川が反乱して人間が困るのは今に始まったこっちゃない
圧倒的力を持つ化物のせいだと思い込むのは人情
各地でそれぞれ伝説が生まれるだろうよ
524 :本当にあった怖い名無し 2013/10/02(水) 11:40:15.82 ID:DzxFajU40
この場合は、猿が水害に関係してるっていうよりは
水害に困ってるのに便乗して神様のフリしてただけだから
水害と猿がミスマッチなのがミソなのかも
525 :本当にあった怖い名無し 2013/10/02(水) 14:31:05.57 ID:dsgiD/16O
『一夜官女祭り』の事みたい。
水絡みだとたいていは龍や蛇だけど、猿ってのは確かに面白いケースだね。
このお祭りは大阪の西淀川区らしいけど、
この辺りって海が近いし、淀川の河口付近みたい。
猿が出そうな山なんて近くに無いっぽい。
昔は一帯が森に囲まれてたんかな。
526 :本当にあった怖い名無し 2013/10/04(金) 00:44:25.72 ID:lmmeGRmR0
中国には、猿の姿をした洪水の神がいるそうだよ。
詳しくは知らないけど。
基本、猿の妖怪は女を拐ったり、もしくは
生け贄として捧げることを要求する場合が多いみたい。
猿妖怪は女を孕ませた後、女を人里へ戻し子供を育てさせる。
妖怪の子なんて育てられないと、育児拒否されないよう、
子育てしない女は呪い殺してしまうそうだ。
うしおととらのしっぺい太郎の話を思い出したよ。
531 :本当にあった怖い名無し 2013/10/04(金) 11:32:08.56 ID:VtJHM3I1O
>>526
それ、カクエンていう妖怪の猿やね。
あれは母子ともに返してもらえて、
子供は普通の子と何も違わず人間社会で普通に成長を遂げるらしい。
527 :本当にあった怖い名無し 2013/10/04(金) 00:48:33.91 ID:5LddIvna0
近所に猿が出没したというよりは、庚申堂が近くにあったというから
庚申信仰が大きかったんじゃないかな。
またピンポイントな話だけど豊富秀吉が大阪を中心に天下を治めたころは、
自分がサルって呼ばれてた事に因んで
山王信仰がとても手厚く保護されたという。
これは猿を神の使いとする神道の一派だけど大阪の民衆の間でも相当に流行ったらしい。
日吉神社、日枝神社とかいうのがそれ。
この話が生まれたのが武士の時代だというならこの説もあり得るかもねw
どちらにしても当時の猿は自分たちが思う以上に身近なストーリーの題材だったのかも。
528 :本当にあった怖い名無し 2013/10/04(金) 01:20:51.52 ID:h4nXTWTO0
日枝神社と言えば、最近行方不明に
なっていた女子高生が発見された
神社も、同じ名前だったよね。
532 :本当にあった怖い名無し 2013/10/04(金) 11:42:37.82 ID:VtJHM3I1O
庚申信仰を嫌った、または敵対する派閥、それか秀吉を良しとしない一派があり、
そこから猿を悪者にする話が生まれたとか。
533 :本当にあった怖い名無し 2013/10/04(金) 16:02:52.34 ID:88ZpeGTt0
庚申信仰が流行ったんは江戸時代でその中で日吉大社が拡大する
猿→日吉の祭神→日という文字から太陽という構図が生まれる
この江戸時代の流行を反映し絵本太閤記では猿と呼ばれた太閤の母親が
日輪から秀吉を授かり日吉丸と名乗るという話が作られる
日吉信仰の拡大に秀吉というキャラを利用した
秀吉が生きていた時代の日吉大社は比叡山焼き討ちで失われていて
日吉大社では秀吉の庇護で復興したとされているが実際には江戸時代
538 :本当にあった怖い名無し 2013/10/05(土) 17:02:26.99 ID:/ZNyL+di0
オマエら秀吉がそんなに好きなら「畜生塚」って知ってるか。
秀吉の甥、秀次の官位をもじって「殺生塚」とも言うな。
でもオレがこれから話すのは言葉通りの「蓄生塚」だ。
山を生活の場にしている者の中には今でも地方の名も知れない
小さな山の中にひっそりと立っているのを目にしたことがあるかもしれないな。
そんな時はちょっと立ち止まってさ手を合わせておけばいいくらいのものさ。
でも中には、とんでもなく厄介なものもあってさ、扱い方を間違えるとひどい目にあう。
オレの父の実家のあるK村にそれがあってさ、実家は代々その塚と山を管理していたんだ。
その家を仮にT家と呼ぶな。
T家は昔からその辺一帯の地主をしていて
戦後の土地改正で随分変わったといっても今でも田や山をかなり持っているんだ。
T家がなぜそこまでの身代を持つに到ったか、これに関しては虚実取り混ぜて
かなり面白い話もあるんだが、これから話すこととゴッチャになるからここでは割愛な。
ただ一つこんな話しがある。
昔この村に化け物が住み着くようになり村の人間を攫っては食うようになった。
困った村人たちが山の神に助けを求めた。
そしてある夜山の神が村人たちの前に現れて1人の童子と4匹の犬を託した。
その童子と犬を使って化け物を倒せと。
結果童子は化け物に食われ、4匹の犬全てが殺されたがなんとか化け物を倒すことができた。
村人たちは化け物の腹を割き中から童子を取り出すとその躯を4つに分け4匹の犬の遺骸
と共に村の4箇所に埋めた。
今T家はその埋めた場所の一つの上に建っているんだと。
他にあと三家がやはりそれを埋めた場所の上に建っている。
それらを合わせてK村四家と呼ぶんだそうな。
但し判っているのはT家とS家、M 家のみで
残る一家は建っている場所も名前も伝わっていないそうだ。
一説にそれは万が一の時の最後の砦で絶対に名前を知られてはいけないいんだとか。
539 :本当にあった怖い名無し 2013/10/05(土) 17:03:35.49 ID:/ZNyL+di0
な、くだらなくも少し面白い話だろ?
で話しを現在に戻すと、三家は以来、半農半猟の暮らしをしている。
S家は鉄砲を使いM家は犬を、そしてT家は罠で獣を捕り一部は村で喰い、
一部は山の神に捧げる。
獲物の遺骸や残滓はT家の裏山に埋めてそこに塚を建てた。
神の住む山はこのK村には無い、もっとずっと遠くにある。
だからみんなこの塚の事を「神無山」の「畜生塚」って呼んでいる。
父は子供の頃この山に入ってひどい目にあったそうだがその話しはまたこんどな。
544 :本当にあった怖い名無し 2013/10/06(日) 10:23:44.27 ID:QolMnpH/0
うちの地元には山の神と海の神の伝説があって、
身体的特徴からどちらの神の加護を受けているか
見分けて、その髪をお祀りすると栄えるという風習がある。
ちなみにうちの親戚は、魔神が封じられたと言う
無限地獄の伝説がある地域のすぐ側に住んでいて
魔神避けにお守りをもらった事があります。可愛いお守りでした。
549 :本当にあった怖い名無し 2013/10/06(日) 22:55:50.44 ID:KLOBlZXEO
カッコイイ伝説うらやましい。
地元沖縄の名刀妖刀伝説って、怖いけど微妙なんだ。
北谷菜切って伝説なんだけど、名前の通り包丁なんだ…
北谷の主婦が料理してるときに包丁ふったら、離れた所にいた赤ん坊の首が落ちたんだって。
当然母親が疑われて捕まったけど、母親の無実の訴えたから、
一応証言の確認をするために離れた所の山羊にむかって包丁ふったら
山羊の首がスッパリ落ちたんだって。
むしろどうして今までその包丁普通に使えたのかってツッコミたくなるよね。
550 :本当にあった怖い名無し 2013/10/07(月) 02:46:40.23 ID:75nJNJ/t0
>>549
東北?だったかで似たような話を聞いたことがある
江戸の昔、貧しい農婦が背負い子に赤ん坊を入れて稲刈りをしていて
カマを振りあげた拍子に赤ん坊の首を落としてしまった
農婦はその場で自殺(方法は忘れた)
その母子の幽霊が出るというんで
首のない赤ん坊を背負った母子地蔵が今でも残っているとか
551 :本当にあった怖い名無し 2013/10/07(月) 20:59:00.32 ID:mRDxCS+JO
>>550
山形県の滝不動と呼ばれているとこですね。
552 :本当にあった怖い名無し 2013/10/07(月) 21:31:52.45 ID:RDx+u7Vk0
昔は鎌、鍬、斧、刀といった刃物が暮らしに多用されていたから
誤って子供や動物の首や手足を落としてしまう事故があったんだろうな
沖縄の伝説もそういうところから生まれたのかもしれない
うちの曾祖母も左手の人差し指の先がなかった
娘時代に薪割りで落としてしまったんだと言ってたよ
553 :本当にあった怖い名無し 2013/10/07(月) 21:55:29.64 ID:eI3Yt2vq0
似たような話で俺が登り鎌で木の枝を払おうと振り上げたら
後ろにあった枝に鎌の刃がコンと当たって軌道が変わり
俺の後頭部にプスっと刺さった
俺はその場でのたうちまわって見えない患部を止血(方法は手で圧迫)
その場所は今でも俺のトラウマが発生する
毛の無い傷口が貯金箱のように今でも残っている
554 :本当にあった怖い名無し 2013/10/07(月) 22:15:03.44 ID:O8jY9WPQ0
>>553
災難に悪いが貯金箱でワロタw
>>552を踏まえると、549の伝説は、
不幸にも過失で子供を死なせてしまった母を
集落での悪者(鬼婆とか、子を喰うなど)にしないための
行政措置ってか情状酌量みたいな事実が発祥か?
555 :本当にあった怖い名無し 2013/10/08(火) 00:31:07.14 ID:Urr9sMH10
うちの家系はA家の者を目上として接し、A家の者がいると道に伏し
道をあけなければならない決りが大正の頃まであった。
また今は無縁のB家の者とは口を聞いたり目を合わせてはならない決まりもあった。
今も残る風習は年に一度8月6日に菓子折りと供養代だが、A家に持ってゆき
A家の人を上座に座らせ、A家の供養を行う程度である。
うちの家系の家祖に当たるXという人物はA家に仕える一介の土豪だったが、
C家という大名に引き立てられ家老として幕末まで続いた。
その家老の家系がB家で、うちの家系とは色々あって異なる。
戦国時代にXはC家に内通し元々仕えていたA家を騙し討して一族郎党、
その家臣の女子供も残らず皆殺しにして死体を晒し者にした。
自身は生き延びたふりをし降伏せねばC家に皆殺しにされると言いふらし
恐れた周辺の諸領主が一斉にC家に降伏し一兵も使わず国の半分を獲った。
この功績でA家の所領はXのものとなりC家藩祖から永代家老とされた。
しかしXに子はなくC家の藩主の子を養子としたがこれにも子がなく
新たに藩主の子を迎えたが主家乗っ取りを企て露見し自裁した。
この為A家の呪いではないかと恐れられたが、藩祖の決めた永代家老の
家なので潰すわけにも行かない。
そこで不吉な家名を改めB家と名を変えて新たに跡継ぎを据えられた。
Xの甥だか叔父の血筋、これが家の本当のご先祖だがこれに不吉な家名を
名乗らせ、A家の遠縁のものを探し出しA家の寺を建てここの住職とした。
そしてうちの家系はA家の家臣と誓約し、庄屋として収益の一部代々納め、
B家はうちと絶縁する形が行われ、最初に上げた習慣が作られた。
藩はその後転封となりB家とは物理的に縁が切れたが、A家とうちの家は
土地に残って現在に至っている。
557 :本当にあった怖い名無し 2013/10/08(火) 21:56:40.14 ID:P/LEB+UT0
>>555
8月6日って旧暦七夕か
566 :本当にあった怖い名無し 2013/10/13(日) 11:41:03.96 ID:vHeivnf80
>>557
旧暦と新暦は毎年ずれるから、新暦何月何日=旧暦何月何日ではないよ。
昔からの慣習なら、旧暦でやってんじゃないの?
農業と漁業やってんなら、旧暦でやる行事も多いだろうし。
新暦でやっても意味のない行事ってあるよ。
556 :本当にあった怖い名無し 2013/10/08(火) 01:46:33.62 ID:N0otNLxpP
代々続いた血筋な家系の人は、色々大変だなおい。
俺んちなんて、父方は百姓だし母方も半農半漁だしで
大したモンは一個も無いから苦労なんぞない。
先祖伝来の品とか財産、土地も勿論無い。父方が農業、って
言ってもばーちゃんは5女だったしじいいさんは戦前に病気で
死んでるし何のアレも無い。
ただ、父方のじいさんの家系が今まで調べたこと無かったけど
未だに謎のことが多い。というか病気で亡くなったじいさんの先祖
のことは、全く分からん。祖母のは分かってるが・・
遊び人で三味線弾きのじいさんの弟の形見の三味線だけ残ってる。
560 :本当にあった怖い名無し 2013/10/12(土) 20:10:42.96 ID:vqX+NcLr0
>>556
先祖にミュージシャンがおったんか
まあ、売れなくて半分ぷーちゃんだったのは今も昔も変わらんのかな
561 :本当にあった怖い名無し 2013/10/12(土) 21:45:03.66 ID:DfAzhVv2P
>>560
流しの三味線引きだったらしい。
バクチで借金して、アメリカ渡航の為にじいちゃん夫妻が貯めてた
お金をそれにあてた為に、祖父夫妻はアメリカ行き諦めた・・
っていう話も残ってる。そうすると俺は日本で産まれてなかった訳だ。
というか存在さえ怪しい・・これについてはじいちゃんの兄様様かも・・
この話聞いて、ああ、俺がギャンブルで破産しかけたのも血筋か?
と思った。婆ちゃんの前でギャンブルの話したら、物凄く嫌な顔してたのも
今となってはうなづける。
563 :本当にあった怖い名無し 2013/10/13(日) 01:23:35.94 ID:gIOPuWvv0
祖父方の集落に戦後には火葬が一般的になってなくなった風習で葬式の時に
遺体の足の骨を折って桶に入れて土葬するというのがあったそうだ
そうしないと墓から出てきてよくないからというのが理由だという
誰にでもやるわけでなく背が高い男が死ぬと話し合いが行われそうしていた
背の高いひい爺さんが死んだ時に足が折られたそうだ
564 :本当にあった怖い名無し 2013/10/13(日) 01:27:38.64 ID:bQXMMycr0
棺桶に入らないからへし折ってたんだけど
なんかそれじゃ可哀想だからもっともらしい理由をつけたんではと思ってしまう
565 :本当にあった怖い名無し 2013/10/13(日) 03:03:07.44 ID:kqsQe4NUP
>>564
間違いないな。それ以前の「甕」に埋葬してた時代なんて
殆ど足折り曲げてひざを手で抱えた状態・・
出てこれないように両足切った状態、なんてこともあった。
566 :本当にあった怖い名無し 2013/10/13(日) 11:41:03.96 ID:vHeivnf80
>>565
出てこれないようになのか。それってゾンビ伝説みたいなのがあったって事なのかな。
567 :本当にあった怖い名無し 2013/10/13(日) 15:14:51.07 ID:Q8svO7eN0
世界中どこでも死者に対する恐れってのはあるな
風葬とか鳥葬の習慣がある所でも遺体の手足を縛ったりするもんな
568 :本当にあった怖い名無し 2013/10/13(日) 18:51:44.79 ID:gIOPuWvv0
>>566
ゾンビというか犬だか狸だかが死体に取り憑いて墓から出てくると言ってたな
569 :本当にあった怖い名無し 2013/10/13(日) 21:04:37.89 ID:ZaDYEYQW0
おきあがりを恐れてという事なら足元に鎌などの刃物を置く風習があるね。
甕のの時代は手足を折り曲げないと入らないという物理的な理由だな。
特に宗教的な理由はないのでは。
但し中には念入りに蔓で縛ってあった遺体もあったとか。
570 :本当にあった怖い名無し 2013/10/14(月) 16:34:26.64 ID:OWQclQb20
おきあがりこぼしの由来ってそれなのかな?なんか怖いな
甦りを怖れると言えばドラキュラもそうだね
571 :本当にあった怖い名無し 2013/10/14(月) 19:43:28.78 ID:ShCQC26d0
うっかり何かの弾みで蘇生しちゃったら地獄だな。
土葬の棺の中を調べてみたら、いくつかは中から引っかいた跡があったって本当かな?
多分欧米の話だったと思うんだけど。
572 :本当にあった怖い名無し 2013/10/14(月) 19:59:18.54 ID:SsQ+akLg0
>>571
日本でもそういう話多いよ
掘り起こしたら爪が全部はがれてたとか
明治以前は土葬が主流だったからね
573 :本当にあった怖い名無し 2013/10/15(火) 02:06:48.48 ID:eRqPoa/1O
>>571>>572
たぶんそれは、完全には死んでいなかったって事。
つまり仮死状態にあったのを、昔はそれを死と判断してしまっていて、
棺桶の中で蘇生してしまった例。
するとどうなるか。
苦しみもがき窒息死してしまいます。
だから中からひっかいた跡があるわけです。
これは土葬の例だけど、現代なら火葬なので、もし焼却直前に蘇生してしまったら…。
まぁ現代医師なら完全に死んだかどうかは判断出来るとは思うけど。
ヤクザの都市伝説で生きたまま火葬ってのがあったけど。
574 :本当にあった怖い名無し 2013/10/15(火) 03:33:45.31 ID:MXXwMPIuP
>>573
まあそれがたまにあるから、死後ちょっとの間
寝かしておく訳なんだが・・人間の生命力って凄いね。
575 :本当にあった怖い名無し 2013/10/15(火) 05:29:55.21 ID:FaKvhXL+0
スレチで申し訳ないけど1レスだけ
昔、入院中の老人が酸素カプセルか何かに入って治療中
カプセル内で発火して焼死したという事件あったよね
あれ、すごく怖かった(((( ;゚Д゚)))
鋼鉄の棺桶に入れられて火を放り込まれたも同然!
576 :本当にあった怖い名無し 2013/10/15(火) 21:35:22.12 ID:+zoTdSiQ0
昔、ある僧が立ち寄った村での事。
地元の娘に一目惚れされ思いを告げられたが無下に扱って村を去ったところ、
娘が怨みのあまり大蛇に変わって僧を襲った。
肝をつぶした僧は慌てて逃げた先の寺にかくまってもらい、
寺主の機転で大きな鐘の中に入って身を潜めていると、
大蛇は外から火を吹いて鐘の中で僧を焼き殺してしまった。
大蛇は悲しみに暮れ川に沈んで行った。
以来、その寺では新たにつくられた鐘にもその女の怨霊が祟ると言い伝えられ、
今でも鐘がない寺として有名だとか。
だいぶ古くからある伝説らしく、生きたまま焼かれ・・・って類の話は
今も昔も恐怖心を煽るんだな。
物騒な結論になって申し訳ない。
577 :本当にあった怖い名無し 2013/10/15(火) 22:37:21.14 ID:sojrqhXX0
そっか、道成寺の話も土着信仰になるのか。
色んな所にある話なのかな?
578 :本当にあった怖い名無し 2013/10/16(水) 00:11:05.36 ID:jxZigo8n0
安珍清姫の話は仏教説話なだけあって仏教の概念の反映
仏教の地獄の上位は金属器を用い炎や熱で焼かれる
僧に懸想することも、僧も懸想されるようなことをしてはならない
というのが趣旨になる
日本では似たような話として本牟智和気と肥長比売の話が挙げられるが
物語は大きく異なる
本牟智和気は肥長比売と結婚するが 肥長比売を疎ましくなるようになり
大和に帰えろうとする
肥長比売は海蛇となって追うが肥長比売の狙いは本牟智和気ではなく
肥長比売の下女
自分が相手にされず身分の低い下女が本牟智和気の寵愛を受けたのが
許せないという動機で動いており物語的には女性心理の王道展開
下女を海に引きずり込んで殺した肥長比売は満足したのか死んでしまう
579 :本当にあった怖い名無し 2013/10/16(水) 06:07:52.37 ID:wQfPLw5RP
>>578
成る程な。
しかし
>本牟智和気
>肥長比売
これ何処までが苗字で名前?で、何て読むんだよ?
バカだから分からん。
580 :本当にあった怖い名無し 2013/10/16(水) 13:49:32.31 ID:bhEf1UrL0
>>579
ほむちわけ
ひながひめ
581 :本当にあった怖い名無し 2013/10/16(水) 19:25:28.20 ID:wQfPLw5RP
>>580
サンクス!
582 :本当にあった怖い名無し 2013/10/17(木) 12:41:18.72 ID:gW1UFFVk0
>>578
山岸凉子のマンガで読んだけど、肥長比売や本牟智和気って
いまちょっと調べたら、実在(神話では)してたんだね。
ギシさんの創作かと思ってた。
583 :本当にあった怖い名無し 2013/10/19(土) 00:11:01.71 ID:afS2yd4PP
ギシは、古事記ではなくて日本書記が好きなのがポイント。
古事記と日本書紀は違うから、古事記好きな人は????となることが多い。
改めて、どちらも読まなくてはいけないなあ、と日本人の魂を揺さぶるよね。
584 :本当にあった怖い名無し 2013/10/21(月) 14:12:07.18 ID:ISjyTrLD0
戦前にあった話。
毎年の祭りに使う道具を新調することになんったんだって。
笛とか小さい鐘?とか、ボロボロになったのを色々。
今までは、古いのは供養して処分していたんだけど、
ちょっとでもお金になったら助かるって事で、
欲しいと言う人に安価で売ったんだって。
そしたら買った人の家で毎晩祭囃子の音が聞こえるようになった。
買った人は怖くなって、その祭り道具を供養して処分したら、聞こえなくなったんだってさ。
つくも神になるほど長く使うものじゃないんだけど、
祭り道具って事でやっぱり何かしらの力でもあったんだろうか。
585 :本当にあった怖い名無し 2013/10/21(月) 22:54:47.46 ID:jKz+/EwX0
>>584
なにそれほしい(切実)
586 :本当にあった怖い名無し 2013/10/21(月) 23:40:11.33 ID:Z8sh5uPG0
>>585
今から百鬼夜行でお迎えに
588 :本当にあった怖い名無し 2013/10/22(火) 16:51:16.42 ID:S7OxEaIF0
風習というより古典芸能界の習慣だろうけど、人形浄瑠璃ってあるでしょ
あの出し物に源平合戦があるんだけど
源氏と平家の人形は絶対同じ箱にしまわないんだってね
同じ箱に入れるとケンカして人形が傷むからだって
以前、見習いが源平を見分け違えて一部を同じ箱に入れてしまい
その箱のほぼすべての人形の首が落ちたと関係者から聞いたことがある
単に移動中の事故だったのかもしれないけど…
589 :本当にあった怖い名無し 2013/10/22(火) 19:49:47.54 ID:kX/yM6yv0
辻村ジュサブローだったかなあ?
昔、有名な人形師が「人形は完成時に魂抜きしないと世に出せない」というようなことを
インタビューでしゃべってたよ
オマエは人間じゃない、勘違いするなというようなことを言い聞かせるとか何とか
590 :本当にあった怖い名無し 2013/10/23(水) 01:04:40.94 ID:M+hiZe6iP
ジュサブローさんの人形って、怪異現象巻き起こすので有名だけどなあ。
つのだじろう氏が譲渡された人形は、ラップ現象起こすわ、
怪音現象(人形を置いた無人の部屋で会話音が聞こえる)は起こすわ。
八百屋お七の人形は、ボヤまで起こしている。
(ここらへんの話は、つのださんの著作にあった)
人形町のジュサブロー館は、そんなジュサブロー作の人形たちを集めて、
創造主であるジュサブローさんの元に戻す、って意味もあるらしい。
592 :本当にあった怖い名無し 2013/10/23(水) 06:21:59.46 ID:sEfIspfq0
>>590
心があるかと思うほどリアルで魅力的だから
そういう伝説が生まれるのかもね
さすがにそんなテレビとか雑誌のネタ話
普通にジュサブロー作の人形は売ってるよ
593 :本当にあった怖い名無し 2013/10/23(水) 13:22:39.72 ID:inI6vBKN0
>>591
直接、その眼でジュサブローの玉梓を見てみ。
「これなら実際になんかあってもおかしくない」と思うからw
613 :本当にあった怖い名無し 2013/11/28(木) 23:52:50.85 ID:NEN0PY8F0
現代日本の食屍習俗について
http://ir.minpaku.ac.jp/dspace/bitstream/10502/4756/1/KH_036_3_003.pdf
火葬後、近親者が集まり、遺骨を粉にして服用する。あるいはこれに類する行為をおこなう。
そのような習俗が日本のいくつかの地域で近年までおこなわれていた。
公然とではないが点在していた。
この原稿では、何人かのインフォーマントから聞いた話と、近年の報告を紹介する。
そして、こうした習俗が行われていた理由について考えてみる。
主要な事例報告対象とした地域は、以下のとおりである。
兵庫県淡路島南部、愛媛県越智郡大島、愛知県三河地方西部、新潟県糸魚川市。
近親者による食屍は、アブノーマルなことに思われる。
しかし、長寿を全うした者、崇敬を集めていた人物が被食対象となっていることからは、
死者の卓越した生命力や能力にあやかろうとする素朴な思いが
反映していることを認めることができる。
最愛の妻などの遺骨をかむことに対しても、哀惜の感情が表明されている。
これらの行為は、素朴な人間感情の表出であると考えてよい。
619 :本当にあった怖い名無し 2013/11/29(金) 23:42:56.51 ID:b827zLgVO
>>613
骨食みか
617 :本当にあった怖い名無し 2013/11/29(金) 05:19:01.82 ID:+CPgYYULP
>>613
まあ、爪の垢を煎じて・・のこともあるから
偉い人や崇敬集めてた人にあやかりたいのなら、
骨粉も有難いと思うんだろうねえ・・
確かに、食人とかとは違うような気がする。
遺骨肌身離さずペンダントとかに入れて、持ち歩いてる人もいるし。
614 :本当にあった怖い名無し 2013/11/29(金) 00:09:39.21 ID:8mLesuiO0
>>613に書いてある地域じゃないんだけど
某県の貧農地帯で生まれ育った祖父からそんな話を聞いたことがある
昔は食べ物が粗末だったから「カルシウム補給という面もあったんだろう」と言ってた
祖父はあっけらかんと笑ってたし、屍肉じゃなく骨粉なのでそんなに気味悪く感じなかった
615 :本当にあった怖い名無し 2013/11/29(金) 03:49:03.23 ID:dc/jxZRk0
既出だったらゴメンね
私の母の生まれた島での風習
生まれた子が霊的に力が強い子だと、早死に?連れて行かれる?とかで、
他所に1ヶ月ほど預けられるらしい。
んで、そこで全く別の名前を付けられる。
例・本名は「花子」→他所んちで付けられた名前は「ちーちゃん」
帰ってきてからもその子は愛称は「ちーちゃん」
本名である花子はほとんど呼ばれず(正式な場のみ)
今ではもう廃れた風習だよーって言ってたから、やってる人は居ないんじゃなかろうか
ちなみに沖縄のとある島です
616 :本当にあった怖い名無し 2013/11/29(金) 03:52:19.24 ID:dc/jxZRk0
↑補足
力が強いとかを決めるのは、誰かわからんらしいw
母も小さい頃の話だしあんまり覚えてないそうで。
名前を変えるのは、
「この子は花子じゃありませんちーちゃんです。別人です。だから連れてかないでくださいね」
って意味らしい。
631 :本当にあった怖い名無し 2013/12/17(火) 16:18:36.07 ID:rYROdlYHP
>>616
>力が強いとかを決めるのは
沖縄なら、ユタかノロが託宣するのかもね。
633 :本当にあった怖い名無し 2013/12/18(水) 00:13:42.44 ID:F7+bu+ik0
>>631
現存のイタコ文化はきれいに極北と極南に分かれるんだね。
ユタは知ってたけどノロって呼び方は知らなかった。
622 :本当にあった怖い名無し 2013/12/06(金) 22:06:31.60 ID:KkcnZPbyP
このド田舎に嫁いで10年。初めて婚家の身内の葬式たるものを経験したんだが
49日になった時の儀式がすごい。
早朝、海まで行って海水を汲み、玄関を外から正面に見た左から、
ぐるっと回りながら海水を敷地内にぶち撒く。
水、米、塩を茹でた汁を、玄関からすべての部屋(トイレも押入れも全部)の四隅に竹で撒く。
竹は再生の象徴であり、塩は清めと禊。海水はまさに、古来からの禊。
米も清めと再生のために使う。
ここの地域、死のケガレをよっぽど嫌ってた人が住んでた地域なんだなー・・・と実感。
うちの実家(他県)なんて、何もしないもの。
623 :本当にあった怖い名無し 2013/12/08(日) 08:45:25.95 ID:SYB8yj9lP
>>622
瀬戸内のどっかの島?
624 :本当にあった怖い名無し 2013/12/08(日) 22:11:39.33 ID:bq8uXT20P
近い!!けど違う。鳥取県の西部の一地域。
かなり限定された地域でね、死人が出てから49日の間、7回、「札打ち」なる
儀式をしなけりゃならんのよ。
紙で出来た小さな札を買うんだけど、そこには地蔵菩薩、もしくは観音菩薩の名が
書いてあって、そこに戒名と没年齢(数え)で書いて、何箇所もある札打ち場所
に貼りに行く。最後の7回目は打ち止めって言って、赤い紙。それを
島根県安来市は清水寺、中国観音霊場第28番札所であり出雲観音霊場第27番場所でも
ある所に貼りに行くの。もう山道をハアハア歩いて、ミニ四国巡礼という感じ。
そして、49日法要には49個の餅を作る。
卒塔婆立てたり、野膳を墓に備えたり、49日の間は寺参りしなきゃいけないし
徹底的に死のケガレを嫌ってた地域なんだね。
札打ち習慣は、米子市の一部と、島根県の一部の習慣なんだって。
625 :本当にあった怖い名無し 2013/12/08(日) 23:19:57.97 ID:3pLdTkAB0
穢れって概念は神道由来で >>622 で言った「竹」「沸騰させた塩水」とかは
確かに厄祓えの儀式とかで神社で使ったりする。
ただそもそも49日が仏教の文化だし、もちろん菩薩も戒名も巡礼も仏教。
複数の宗教がおもしろい感じに混ぜこぜアレンジされた民間信仰って感じだろうか。
伯耆、出雲は面白いクニだ。
626 :本当にあった怖い名無し 2013/12/09(月) 02:59:18.46 ID:ly8qgxRd0
>>625
神仏混淆時代に生まれたものだとしたら
相当古い……おそらく戦国時代からの習慣では
627 :本当にあった怖い名無し 2013/12/09(月) 22:25:56.19 ID:PfN86hJuP
>>625
日本の葬式って本を読んだんだけどね、似てる!!って思う儀式がたくさん
あって、まさにごちゃ混ぜ。
この地域では、葬式を済ませた後に寺まで行って読経あげて、
それって魂呼び戻しの儀式らしいのね。
で、49日の寺参りは、墓参り49日に似てる。死者が蘇ってないか
49日は墓まで朝参りする習慣があるんだって。発行された年が昭和30年代で
まだ「土葬が普通」の時代だから余計に面白いんだけどね。
>>626
札打ちに回る場所と寺は、戦国時代の尼子氏の時代に建立されたって看板に書いて
あった。で、尼子氏が庇護していた大きな寺は焼き払われて今は公園になって
るんだけど、大きな岩がたくさん残ってて、そこは札打ち最後の場所(打ち止めの
場合は清水寺だけど、普段の札打ちの最終場所はそこ)なんだよね
628 :本当にあった怖い名無し 2013/12/10(火) 13:16:52.71 ID:/9/+L2JZ0
戦国時代は毎月のように戦があって農民が駆り出されていたし
農民レベルでも死人が出る水争い、植物の奪い合いが多発してたから毎日が命がけ
だから神、仏、怪しげな民間宗教が混然一体になって
すがれるものには何にでもすがるという風潮だったんだよね
629 :本当にあった怖い名無し 2013/12/10(火) 23:04:41.35 ID:XMETj/rI0
>>628
日本で言う神頼みの理由は主に天災かな。
飢饉、洪水、地震・・・。祓え、雨乞い、治水。
確かに人災による被害もひどかった時代なんだけど、人災から救われるためには
当時輸入して間もないキリスト教へ入信するのが最も理に適っていた。
それはキリスト教義が「人の業」に着目しているから。
戦国時代にバテレンが受け入れられたのも、キリシタン思想が爆発的に流行したのも、
そういった背景があるからなんだな。
細かい指摘で申し訳ない。
630 :本当にあった怖い名無し 2013/12/11(水) 13:04:44.37 ID:5edyw3ni0
>>629
キリシタン大名もいたし、そういう背景はあったろうね
が、戦国時代のキリスト教信者数は約30万人で人口の約5%
やはり大多数は仏教・日本神教・民間宗教をごちゃ混ぜにして拝み倒していたんだろう
633 :本当にあった怖い名無し 2013/12/18(水) 00:13:42.44 ID:F7+bu+ik0
>>630
西日本や九州では比率もっと高かったかもね。どこの統計か知らないけどw
そういや、うちの近くの真言宗のお寺には
「隠れキリシタンの墓」がある。
633 :本当にあった怖い名無し 2013/12/18(水) 00:13:42.44 ID:F7+bu+ik0
>>632
長崎とかだろうか。キリシタン弾圧に寺社は加勢する側ってパターンが多いみたいだけど、
中には匿った寺があったんだろうか。
634 :本当にあった怖い名無し 2013/12/18(水) 00:43:27.99 ID:eL6/9TYH0
>>632
接着剤で像が貼り付けてあって最近話題になってたお墓?
635 :本当にあった怖い名無し 2013/12/18(水) 01:30:47.81 ID:EIyZN8tdP
>>634
それは長崎でしょ?
こっちは四国・・それ以上言うと特定される。
636 :本当にあった怖い名無し 2013/12/18(水) 19:04:53.67 ID:t3e9nHYu0
そういや長崎のとある島に釣りに行った時だが
みんな思い浮かべて欲しい、シスターの格好、黒ずくめで白い襟で頭巾被ってる
そのシスターが酒屋の角打ちコーナーにおっさん達と一緒にいた
ワロタ
637 :本当にあった怖い名無し 2013/12/18(水) 19:15:02.85 ID:ROhC6wgU0
>>636
飲んでたの?
布教活動や説法じゃなく?
638 :本当にあった怖い名無し 2013/12/18(水) 19:30:16.53 ID:t3e9nHYu0
>>637
いや、よくわからん
酒屋の中で通じてて別の部屋になってるんだけど外からも出入りできるようになってて
前の道で俺が電話を始めるとすりガラスのドアをチラっと開けてこちらを見て目があった
中には軽くテーブルと椅子があったんだが椅子に座って談笑してた雰囲気
グラスとか持ってる所は目撃してないからひょっとしたら有難いお説教かもしれない
642 :本当にあった怖い名無し 2014/01/01(水) 10:11:15.11 ID:gPdyEOx+0
お葬式のときに家の前に高い灯篭を立てるのは一般的なのかな?
643 :本当にあった怖い名無し 2014/01/01(水) 13:33:45.45 ID:ifCz2lDC0
高張堤燈のこと?
わりと普通だよ
644 :本当にあった怖い名無し 2014/01/01(水) 15:20:43.53 ID:gPdyEOx+0
>>643
有難う、多分違う。提灯じゃなくて灯篭なんだ。
新盆に死者の霊魂が迷わないように建てるらしい。
高さが5、6mあるから田舎じゃないと絶対に出来ない。
645 :本当にあった怖い名無し 2014/01/01(水) 15:48:21.69 ID:gPdyEOx+0
642の情報間違ってたようです、すみません。
逆十字型で5、6m、てっぺんに灯篭がついてて、
新盆のときに近所の人が集まって死者が出た家の前に建てます。場所は南東北です。
646 :本当にあった怖い名無し 2014/01/01(水) 15:57:16.05 ID:OiHvgZwm0
お盆の間は家でなく墓に五色や金銀の紙飾りして灯篭を夜も点けて
すげえ派手にするってのはやってるな
649 :本当にあった怖い名無し 2014/01/12(日) 02:48:42.75 ID:kFafCd0r0
キリスト教は人の救済とかで信者を集めているけれど、一部奴隷売買に関わってた
人もいるんじゃないの?バチカンに行ったことある人いないなか。それはもう
信者が偉そうに、それこそ、人種のヒエラルキーでなく、
信者かそうじゃないかでヒエラルキーを作って道も譲らずに闊歩してるよw
安寿と厨子王とかも人攫いの話だけれど、欧州や砂漠で一神教が流行ったのは
政治的手段のためだよ。広い統治領土において人心をひとつにまとめるのに、
一神教は役立ったんだ
言語も風貌も違うけれど、同じ神を信じる、という点と教会への献金か
日本人は真面目だから敬虔な信者もいるかもしれないけど、
常に流布する側は計算ずくめに決まってるじゃん
神道の日本に仏教を入れたのは、後発渡来人の集金システムを権力者が
「効率的」と思ったからだよ
武力でなく洗脳で、金が集まる、こんなお気楽なビジネスはないよ
650 :本当にあった怖い名無し 2014/01/12(日) 03:10:50.93 ID:kFafCd0r0
あと、当然だけれど外敵が占領を目的でよその土地に入る際は、
そのエリアの最も弱いエリアから入る。キリシタンは、反中央のB地区から入っていったんだよね
あと貧乏エリアとか。まぁ、これは日本だけでなく、どの国でも外資が侵攻するときには、
中央政府から痛い目に遭わされてる集団を一番に懐柔して武器を与える
欧州の人でも、日本に興味を持ってる時点で珍しいけれど、その中で少し学のある人などは
B落の事を普通に知っている。日本人でも若者には知らない層がいるというのに
京都で、タイから来ていた仏教のお坊さんは、道を譲らないような傲慢タイプではなかったけれど
(京都の坊さんは知らんけど)バチカンの信徒の振る舞いは、気持ち悪かった。
651 :本当にあった怖い名無し 2014/01/12(日) 04:29:04.96 ID:2dmkQ+ZO0
バチカン行った事ないけど、ニコライ堂ならあるけど凄く態度悪いよね。
キリスト教ってどんな教えだっけ、って戸惑うよ。
653 :本当にあった怖い名無し 2014/01/12(日) 09:46:07.38 ID:OM4ancgl0
戦国時代に欧州は植民地を作るつもりできた
↑
当時の歴史をきちんと調べれば分かる嘘で遠隔地のアジアに植民地を作っても
利益にならないので外装式機帆船の発達があるまでどこもやっていない
宣教師は植民地を作る尖兵
↑
そんな事はやっていない
残虐で知られる南米への征服戦争ですら宣教師が来たのは30年以上たってから
同国人の行いを非難し宗教や文化を保護記録しなければ謎の文明で消えていた
宣教師が日本人を奴隷にして追放された
↑
戦前の右翼と伊勢神宮の捏造で奴隷売買の禁止は日本人を含め全てに通達された
奴隷売買は当時の日本では普通に行われていた
伊勢文庫収蔵なるものを改竄する前の文章は複数残っている
宣教師はむしろ本国に奴隷売買をしないよう請願している
654 :本当にあった怖い名無し 2014/01/13(月) 04:18:32.73 ID:jY/dobU70
宗教をバカが扱うとだいたい宗教そのものが意志を持っている生き物みたいな話になるなw
宣教師がいりゃ、商人もいるし、アフリカからの奴隷黒人も日本に上陸した。
彼らを保護する軍人もやってきた。
宣教師は宗教が一番前にくるけど、商人とか軍人はキリシタンである前に
それぞれの立場があったんだからそりゃ金の為に動くだろう。
キリシタンは一色じゃねえってこと。
B地区なんたら話もキリスト教が反政府に武器を与えてるわけじゃない。
キリスト教に属する国が与えてるだけの話。そりゃそうするわ。
国家は繁栄しなきゃいけないんだから。
そうなったらただのツールだよ、要するに国のトップ的には
キリスト教じゃなくても何でも良かったんだよ掌握できさえすれば。
バチカンでどんな思いをしたか知らないけど
宗教を個人的な良いか悪いかで測るのが一番あかんと思うわ。
あとここそういうスレじゃないし。
656 :本当にあった怖い名無し 2014/01/14(火) 01:57:31.40 ID:k4x3dVBT0
>>654
だから、宗教というシステム自体がバカだ、っつってんだよ。金を徴収する宗教はなww
日本は西欧ブランドに弱いから()()キリスト教に思考停止する人が多いかもしれんけど
統治するための手段であり、その中に政治軍事が入ってるのは見ればわかるじゃん。
世界周ってみなよ。この広い土地をどうやって治めよう、って考えたら、
姑息なことしか浮かんでこないからw
655 :本当にあった怖い名無し 2014/01/13(月) 08:32:47.82 ID:kZD2Lutt0
流れ読まずに投下御容赦
30年ほど前、民俗学専門の外国人の大学教授から
男女の役割が通常と逆の部族の話を聞いた
その部族は女性が農耕に従事し、男性は家で家事・育児
それだけなら理解できなくもないが、不思議なのは出産だ
妻が臨月になって出産の日を迎えると、家にいる夫が突然陣痛で苦しみ出す
すると村人が畑で働く妻に知らせに行き、妻は家に戻って
鉄棒のようなものにつかまって立ったまま赤ん坊を生み落し
赤ん坊を夫に預けてそのまま畑に戻っていくという
大学教授は、その部族の現地調査に行ったと語っていた
自分としては半信半疑だったが、疑うのも失礼かとためらううちに
大学教授が帰国して真偽を確かめられなくなってしまった
ネットで検索してみたが、自分が聞いた通りの話が見つからない
どの国の話であるか忘れてしまったが
御存じの方がおられたら、部族名や詳細などをお教えいただけると有難い
656 :本当にあった怖い名無し 2014/01/14(火) 01:57:31.40 ID:k4x3dVBT0
>>655
その話はたまに聞くけれど、ネットにのってないんだ!?
確かテレビでもスペシャル扱いでやってたような気がするな。
それは、役割が逆って民族というより男性が陣痛を一緒になって痛がる、って
民族の特集だったような気がする。
まぁ、男性が働かなくても作物が簡単に手に入るなら
水の多い南国あたりじゃないかな
660 :本当にあった怖い名無し 2014/01/14(火) 22:08:31.22 ID:IqbU2C4G0
>>655
あまり細かく検索してないけど、
「クバーデ」という擬娩・擬似出産の記事はヒットした。
メキシコのウイチョル族とか。
でも妻がすぐ畑に戻るってわけではないから、的外れかも。
南方系に見られる習俗らしいから、
この派生か、派生元か、別の地域・部族の風習にもありそう
672 :本当にあった怖い名無し 2014/01/20(月) 17:22:03.41 ID:DmOAIrKr0
生理的嫌悪感催す人も多いんで体験談は自粛してまとめのみ
俺の故郷では仮名木橋家の家系そのものを神格化した宗教があった
木橋家の女が神懸かりになることが多いということでな
そういう家があるとどういうことになるかはまあ想像に任せる
676 :本当にあった怖い名無し 2014/02/04(火) 21:52:37.58 ID:PfcqDs9QO
土着かは分からないけれど、3つか4つの時に亡くなった大伯父のお葬式が不思議でたまらない。
うちは先祖代々同じ場所に住んでおり、今は建て替えて家族みんなで住んでいるところに
昔は150年は建つ「母屋」と呼んでいる家があった。
そこの壁一面に藁を敷き詰め、黒白の布(お葬式の時に掛かるもの)を掛けた。
そしていたこのような女性が9人来て、手にした鈴を鳴らしながら歌を歌っていた。
そして門前の茅の輪をくぐりみんな出入りし、ぞうりを海に流す時、
白木でできた子供が両手で抱えるくらいのリアルな船に供物と共に乗せて流した。
まだ写真が残っているので夢ではないが、あの女性たちは誰だったのか不思議でならない
大伯父は別に宗教をしていた訳ではなく、先祖代々の墓は曹洞宗の寺院にある。
最近になり、母にその時のことを尋ねたら
「昔からの家の長男の葬式だから、皆が昔ながらのしきたりでやってくれたのよ」
と言っていた
静岡在住だけど、他にこんなお葬式したことあるよ、という人いますか?
ちなみに家は大伯父ではなく末っ子の祖父が当主でした
(理由は大伯父の心神喪失によるとか。原因は色々聞いてます)
そんな祖父のお葬式は普通にお寺で、参列客が半端ない数でしたが普通にやりました
677 :本当にあった怖い名無し 2014/02/05(水) 03:36:19.55 ID:RpRAclCmP
まあ、常識として「くじら幕」位覚えような・・
黒白の布って・・
678 :本当にあった怖い名無し 2014/02/06(木) 13:17:54.47 ID:7USL/Hk20
それなら「鯨幕」と書こうなw
680 :本当にあった怖い名無し 2014/02/10(月) 17:10:28.58 ID:NNoKdRr00
鯨幕は別に常識でもなんでもないぞ
一生のうちに数度経験するかしないかの葬式の際の道具の名称なんて
一々人間憶えやしないから
なんていうか自分本意に常識を決めるやつもなんだかなあ
681 :本当にあった怖い名無し 2014/02/10(月) 18:36:09.60 ID:Z+KSZFhzP
>>680
田舎の高齢者人口率高いと住んでみ?
毎週葬式あるぞw
ジジババばっかだから
部落単位で手伝いしなきゃならんから難儀
682 :本当にあった怖い名無し 2014/02/10(月) 19:17:30.13 ID:XwTBULJm0
田舎の高齢者率高い毎週葬式ある部落に住んでる人の常識と
世間一般のそれには隔たりがあるよ
683 :本当にあった怖い名無し 2014/02/10(月) 23:00:21.00 ID:Z+KSZFhzP
>>682
すまん、毎週は言い過ぎたw
だが間違いなく結婚式が1とすると葬式は7くらいの割合である。
独居老人亡くなったら空き家になって泥棒入り放題・・
つうか、田舎だと大体そんなもんだろうに・・全員都会住まいなのか?
狭い部落の風習にもしばられ、ある事無いこと噂され田舎は大変だぞ。
どっかの殺人犯の気持ちは、分からんでもない。
684 :本当にあった怖い名無し 2014/02/11(火) 04:59:05.94 ID:DjTKd7On0
>>683
自分のとこは結婚式と葬式がまんま逆の割合ぐらいだな
そんでやっぱりその幕の名称は知らなかったよ
年取れば葬式の割合も増えるだろうしそういう事も覚えていくんだと思う
>>512
返信削除ダウト?
三輪山の後ろの幕の奥にある岩肌には水がしたたってると聞いたことがある。
この情報がダウトだったんだろうか?
dyt9mnw61
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