【遊び】アキレス社のゴムボートを購入


アキレスのゴムボートを購入しました

購入の経緯

2023年7月、アキレス社の四人乗りゴムボートをアマゾンで購入しました。
手漕ぎ用で、オールを使って進むタイプ。公園などによくある貸しボートと同じ漕ぎ方で、進行方向に対して後ろ向きに漕ぎます。近くに取り扱い店舗がなかったため、通販での購入になりました。

本当はカヤックが欲しかったのですが、車への積載の大変さや価格の高さを考えて、妥協してゴムボートにしました。釣り用ではなく、純粋に「水に浮かんで遊ぶ」ための購入です。なんだか水に浮かんでみたくなったのです。

サイズの選び方

手漕ぎのゴムボートには二人用と四人用があります。普段は一人か二人でしか使いませんが、余裕を持たせるために四人乗りを選びました。
二人で乗る場合、二人用では窮屈なので四人用の方が快適です。荷物を積むスペースも確保できます。

一人でしか使わない方なら二人用でも大丈夫だと思います。ただし、釣りをするなら一人でも4人用の方が無難です。

服や装備の準備

濡れても大丈夫な服や靴は、モンベルの店舗で購入しました。店員さんに相談すると必要な装備を教えてくれます。オンラインショップも便利です。

必須装備はライフジャケット。加えて、直射日光を遮る帽子、暑さ寒さをしのげる服、濡れても大丈夫な靴やサンダルや長靴など。夏でも手袋があった方が怪我のリスクを減らせます。救助を呼ぶ際に使用する笛。それと、車の鍵やスマホを入れる防水袋は絶対に必要です。

遊び場について

波や風に弱いため、遊ぶ場所は主に湖・沼・ダム湖です。ダム湖を利用する際には「湖面利用申請書」を提出する必要があります。ネットからダウンロードし、記入後にFAXで送ればOK。多くの場合、前日までに送れば問題ありません。残念ながら沼や湖はボート禁止になっているところが増えています。それと、近年は雨が降りすぎると極端に増水して土砂崩れなどが発生して現場にいけないこともありました。反対に雨が降らなすぎてダム湖から水が無くなっていることもあります。予定日の数日前にはネットなどで現地の情報を確認したほうが無難です。

費用の目安

  • ゴムボート(四人乗り):約8万円

  • ライフジャケット:1~2万円

  • 服・靴など:1~4万円(季節により変動)

  • 安全用具(ロープ、ホイッスル、防水袋など):約1.5万円

  • 予備パドル(必要なら):約1万円

合計すると、おおよそ 15万円前後 で揃います。

カヤックと比較

カヤックを選ぶと、ボート本体に加えてルーフキャリアやリフターなど車の屋根に乗せる為の器具も必要になります。費用は合わせて10万から25万円程度が目安です。価格はカヤックの種類や大きさで変わります。硬いプラスチックのようなもので出来たカヤックの場合です。車の大きさも関わってきます。車からカヤックがはみ出しすぎるとアウトなのでこの点は購入するまえに確認しましょう。

他にも、カヤックにはインフレータブルタイプ(空気でふくらませるもの)やフォールディングカヤック(組み立て式)もあります。この二つなら軽自動車でも車の中にいれて運べます。値段は大きさやメーカーによりピンキリです。この2つは現地で組み立てる必要があるので少し時間が掛かります。インフレータブルタイプなら空気を入れるのに5分から10分。プラス色々やってトータル20分くらいで水面へGO。フォールディングカヤックなら25分から50分くらい。これは慣れによるところが大きいらしいです。これは筆者も聞いた話。これに色々と準備時間を加味すると1時間以上は掛かるかもしれませんね。事前に家でゆっくりと組み立て方の練習をした方が良いと思います。

初心者はカヤックツアー(1人3,000~8,000円程度)に参加してみるのもおすすめ。操作方法や水上での感覚を学べます。筆者も最初はカヤックツアーに参加しました。とっても楽しかったので購入まで至っています。

現地での後片付けは簡単に

筆者が購入したゴムボートの片付けだと20分程で終わります。ゴムボートは空気を簡単に抜いて、くるくると丸めて車を押し込みます。汚れたものはさっと水雑巾で拭いてしまうだけです。後は濡れた服を着替えます。夏は汗もかいているので着替えたほうが良いですね。ほったらかしにすると汗疹が出来たり大変です。気温が低い季節は濡れていれば着替えますが後はケースバイケースです。

帰ってからの片付けはしっかりと

現地では簡単に片付けましたが、自宅に帰宅してからはしっかりと洗います。ゴムボートをもう一度膨らませて、水道水で全体を洗い流します。汚れが酷いと思った時はスポンジで洗剤をつけて洗うこともあります。でも殆どは水道水だけで大丈夫です。海で遊んだ場合はわかりません。筆者は淡水専門なので。後は雑巾で全体を拭いて水気をなるべく取り除きます。正直なところ、汚れが全く無ければ固く絞った雑巾で全体を拭いただけで終わらせることもあります。ただし、砂がゴムボートのすきまに入っていることがよくあるので、ホウキやブラシでしっかりと取り除きましょう。あとは乾かすのですが、これが厄介です。膨らませた状態で乾かすのですが、大きいので場所も取るし、風にも飛ばされるので安全なところを探して陰干ししましょう。直射日光が当たるところは布地に良くないです。真夏だと乾くのも早いのですが、それ以外の季節だと夕方になると冷えるのも早いのでかなり時間が掛かる時があります。丸2日かかったこともありました。それも半日事にひっくり返しながらです。扇風機などが使えたら早いと思います。布地が接しているようなところや隙間などは乾きが悪いのでたまに雑巾で乾拭きしたら時短になります。それと気温が下がってくるとゴムボートがしぼんできます。気温が低下して中の空気の密度が下がるためです。その時はまた空気をいれて膨らませましょう。パンパンにすると気温が上がったときに破裂する危険もあるのでほどほどで大丈夫です。気温によって膨らみ方がまるで変わるので最初はビックリしました。外で干す時は飛ばされないことも重要ですが、猫にも気をつけましょう。うちも野良猫が多いので要警戒です。爪とぎの道具にされます。完全に乾かせたら、ベビーパウダーを薄く全体に振って乾燥を完璧にします。ベビーパウダーはゴムボートを買ったときに付いてきました。数回使うと足りなくなったので新しく薬局で買いました。これは絶対にやったほうが良いです。特に長期間使わない時は確実にやりましょう。いつまでもサラサラの状態を維持してくれます。服も真っ白けになるのが大変ですが…。

保管と工夫

完全に乾かせたら次は保管です。保管場所を決めましょう。風通しが良くて直射日光の当たらない場所が理想です。さらに温度変化が少ないところだと良いです。現実にはそんな場所はなかなかありません。うちではガラージの後ろの棚に広げて置いてあります。あまり空気を抜きすぎないで、なるべく畳まないような状態で置いてあります。さらに上から遮光ネットを被せてほこりがつかないようにしています。

絶対に必要なもの

  • ライフジャケット:命を守る最重要アイテム

  • 季節に応じた装備:夏は帽子と水、冬は防寒具

  • 体調管理:低体温症や熱中症を防ぐために十分な休養と睡眠、遊びすぎると帰宅時の車の運転にも支障をきたします。

まとめ

ゴムボートは比較的安価に水上遊びを楽しめるアイテムです。
準備や片付けは少し手間ですが、自分なりに効率化する方法を見つければ長く楽しめます。

自然を相手にする遊びなので、装備と安全対策はしっかり整え、無理のない範囲で楽しみましょう。

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